【逃げ馬予想】週刊・逃げ馬ランキングブログ

現役・逃げ馬をランキングしていく逃げ馬好きのためのブログ▼逃げ馬限定で今週の重賞予想を発信。レース後には展開を分析、逃げ馬をランク付け。初心者でも分かりやすい逃げ馬まとめ一覧表を掲載

2階級制覇もみえてきた⁉王者マルターズアポジー 『関屋記念・エルムS』 2017.08.13(日)

 

『関屋記念(3歳上G3)』新潟 芝1600m

◆勝ち馬◆ マルターズアポジー 勝ち時計 1:32.2【平均11.53】(良)

◆逃げ馬◆ マルターズアポジー 前半ラップ35.2【基準34.6】   1着 

レース結果のリンク →《netkeiba.com》

 

◆逃げ馬レース展開◆ マルターズアポジー中心視点

《スタート直後》好スタートから3秒で単独先頭に立ち逃げを確定させた。

《中盤》先頭に立ってもペースを落とさずリードを広げ残り800m地点で4馬身差

《最終コーナー》リードをまるまる保ったままコーナーを回り切り長い直線へ

《最後の直線》徐々に後続に近づかれつつ残り300mほどでムチ。まだ2馬身のリードがある中でのスパートで後続の足色とほぼ同じになり勝負あり。ゴールラインを1馬身の余裕をもって1着ゴールした

★逃げ馬評価★

《マルターズアポジー ー ランクイン6位》中距離の絶対王者がマイル戦でも余裕の逃げ。最初の出足が良すぎて他の馬が競りかけなかったせいで、35.2秒という結果的に楽なラップで逃げることができた。もはや他の先行馬の精神を支配するほどの逃げオーラが出ており、歴史に残る名馬の貫禄が漂っている

現在、短距離逃げ界には絶対的な王者がいない状態なので、このままマイル路線を走るなら逃げの2階級制覇も見えてくる

 

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『エルムステークス(3歳上G3)』札幌 ダート1700m

◆勝ち馬◆ ロンドンタウン 勝ち時計 1:40.9【平均11.87】(重)

◆逃げ馬◆ ドリームキラリ 前半ラップ35.3【基準35.6】   3着 

レース結果のリンク →《netkeiba.com》

 

◆逃げ馬レース展開◆ ドリームキラリ中心視点

《スタート直後》内枠3番から大きく手を動かして迷いなく逃げたドリームキラリ。外に並んだ他の逃げ馬たちはそれを見て諦めコーナーまでに抑えることに終始した

《中盤》向こう正面では、かかった状態のテイエムジンソクにジリジリ並びかけられ、やや手を動かして抵抗しながらの逃げ

《最終コーナー》依然テイエムジンソクがすごい手ごたえてで並んでくるので残り400mで猛スパート状態に突入

《最後の直線》手ごたえの割にテイエムジンソクは来ず、直線で1馬身差のリードを作り粘りこみを図る。大外から来たロンドンタウンに交わされても集中を切らさずに走り続け、最後の最後でテイエムジンソクに交わされたものの3着と健闘した

★逃げ馬評価★

《ドリームキラリ ー ランクアップ3位》騎手のウデによって逃げ足が変わるこの馬。今回は三浦騎手の気迫に押されていい加速を見せた。先頭にさえ立っていればつつかれようが並ばれようがやる気をなくさないようで、今回はしっかり力を発揮した

《モンドクラッセ ー ランクダウン4位》昨年は絶好調の逃げを見せていたランキング1位の馬が、4か月の休養明けで参戦。スタートから先団にはいたが積極的に逃げる様子はなく、結局中段で終了。次走では、無理に先頭を奪うような競馬でもしないと”普通の馬”になってしまうんじゃないかと心配になるほど”普通の走り”だった

《テイエムジンソク ー ランク外》終始2番手をかかり気味に追走し、最後の直線手前では抜け出そうとするテイエムジンソクを引っ張って抑えるあまり、ものすごい手ごたえのように見えた。しかしそこからは全然伸びず。騎手が最後の伸びを意識して、行きたがる馬を抑えているうちに、馬が”あれ?走らなくていいのか”と判断して、肝心のゴーサインに反応しなくなる典型的なパターンに見えた

会社の飲み会で例えるなら、気分よく騒いでたら上司が何度も「静かにしろ」って怒ってきて、ちょっと疲れてきたし反省しておとなしくしたら急に「どうしたどうした?ほら、今騒がないと!」なんていわれたようなもの。こんなの誰だってひねくれると思う

 

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