【逃げ馬予想】週刊・逃げ馬ランキングブログ

現役・逃げ馬をランキングしていく逃げ馬好きのためのブログ▼逃げ馬限定で今週の重賞予想を発信。レース後には展開を分析、逃げ馬をランク付け。初心者でも分かりやすい逃げ馬まとめ一覧表を掲載

優しく譲られた席を、全力で奪いに来られたウインガナドル『新潟記念 / 丹頂S』 2017.09.03(日)

 

『新潟記念(3歳上G3)』新潟 芝2000m

◆勝ち馬◆ タツゴウゲキ  勝ち時計 1:57.9【平均11.79】(良)

◆逃げ馬◆ ウインガナドル 前半ラップ35.2【基準35.4】 4着 

 

レース結果のリンク →《netkeiba.com》

 

◆逃げ馬レース展開◆ ウインガナドル中心視点

〈スタート〉

好スタートの最内タツゴウゲキと、スーッと加速してきた大外ウインガナドルが先頭争い。騎手がお互いを確認した後、200m地点でタツゴウゲキが控えて隊列確定

〈中盤〉

向こう正面では2馬身離してプレッシャーなく逃げたウインガナドル。しかし後半に差し掛かると徐々にタツゴウゲキが差を詰めていった

〈最終コーナー〉

長い直線を控え、抑え気味にコーナーを回ったウインガナドルに、タツゴウゲキが少し手綱をコントロールし並びかけた

〈最後の直線〉

残り400mでタツゴウゲキに交わされたウインガナドル。その後も懸命に粘り、交わされそうで交わされない集中力のある走りを見せ4着に残った

 

★逃げ馬評価★

《ウインガナドル ◇ランクアップ5位》

大外17番枠からの発馬で1番枠且つ結果勝馬となるタツゴウゲキとの先行争いになったのは、きつい展開だった。タツゴウゲキが早めに譲ってくれたのはせめてもの幸いか

馬場の真ん中を走る難しい逃げだったにもかかわらず平均ペースにコントロールし、最後の直線では34.7秒で走り切る健闘を見せた。どうしても逃げなければいけない馬ではなさそうだが、先頭に立ちさえすれば高確率で全力の走りが出来るタイプのよう

もしこのあと菊花賞に出るようなら、同期の逃げ馬との対決が楽しみだ

 

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『丹頂ステークス(3歳上OP)』札幌 芝2600m

◆勝ち馬◆ ブレストウィック 勝ち時計 2:44.2【平均12.63】(良)

◆逃げ馬◆ トラスト     前半ラップ39.0【基準37.9】   12着 

 

レース結果のリンク →《netkeiba.com》

 

◆逃げ馬レース展開◆ トラストとラブラドライト中心視点

〈スタート〉

トラストが一頭ポンと抜け出すスタートで先頭に立った。逃げ候補のラブラドライトは最初から大きなストライドで走るせいで騎手が強く押しても素早くは反応せず、結局トラストの直後の2番手に収まった

〈中盤〉

スローなペースで全馬がひと固まりの集団のまま進行。残り1200m地点でラブラドライトがペースを上げるとトラストはついていけず早くも脱落

〈最終コーナー〉

ラブラドライトが激しく手を動かしてかろうじて先頭でコーナーを回るも、後続は直後で横に大きく広がり追い込み体勢

〈最後の直線〉

直線すぐにラブラドライトは交わされ失速、結果は9着。トラストは離された12着となった

 

★逃げ馬評価★

《トラスト ◇ランク外》

札幌2歳ステークス以来1年ぶりの逃げ。スタート抜群で勝ち筋が見えかけたが残り1200m地点でのペースアップについていけなかった。長距離に必要なペース対応力は低そう。クラシック戦線でそれなりに走ってきた馬なので、中距離の逃げを見てみたい

 

《ラブラドライト ◇ランク外》

長距離を逃げて8歳にしてオープンクラスに上がってきた馬。ストライドが大きく距離は長ければ長いほどいいようで、2600mでさえ少し距離が足りないのかもしれない

 

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