【逃げ馬予想】週刊・逃げ馬ランキングブログ

現役・逃げ馬をランキングしていく逃げ馬好きのためのブログ▼逃げ馬限定で今週の重賞予想を発信。レース後には展開を分析、逃げ馬をランク付け。初心者でも分かりやすい逃げ馬まとめ一覧表を掲載

”自分らしさ”と”ワガママ”は紙一重?マイスタイル『菊花賞 / ブラジルC』 2017.10.22(日)

 

『菊花賞(3歳G1)』京都 芝3000m

◆勝ち馬◆ キセキ   勝ち時計 3:18.9【平均13.26】(不良)

◆逃げ馬◆ マイスタイル 前半ラップ37.8【基準39.8】 18着 

《HHペース》[ 13.2 - 12.6 - 12.0 - 13.1 - 13.2 - 13.5 - 14.5 - 14.3 - 13.5 - 13.0 - 13.1 - 12.9 - 13.4 - 12.7 - 13.9 ]

レース結果のリンク →《netkeiba.com》

 

◆逃げ馬レース展開◆ マイスタイルとウインガナドル中心視点

〈スタート〉

絶好のスタートを切ってウインガナドルが先頭でレースを進めるかと思われたが、中段からガンガンにかかっていたマイスタイルが400m地点から先頭に競りかけ、そのまま一気に5馬身離した逃げとなった

〈中盤〉

大きく離して逃げていたマイスタイルが1600mあたりで失速。変わってウインガナドルが先頭、半馬身差後ろにアダムバローズが並走する隊列に

〈最終コーナー〉

コーナーに入るとウインガナドルは一杯になりアダムバローズが交わしにかかるが、そのさらに外を後続馬たちが交わしていき、この時点で先行馬は全滅した

〈最後の直線〉

逃げ馬たち3頭は大きく離れた後方で入線。16、17、18着となった

 

★逃げ馬評価★

《マイスタイル ◇ランクアップ 12位→8位》

最初中段に抑えようとしたのにかかってしまい、結果暴走的な逃げになってしまった。最も苦しいレース条件で、最も自分に不利になるラップを刻んでしまい、いたずらにレースを壊してしまった

騎手はテン乗りだったために、事前にここまでの暴走は予見できなかったのかもしれないが、それにしても……という走り。こんなことなら最初から逃げておけば、まだマシな走りが出来ていたように思う。これをきっかけに、本格的に”逃げ”をするようになるかもしれない

 

《ウインガナドル ◇ランクキープ 6位→6位》

抜群のスタートを切って先頭を主張し、ほぼ合意がとれたところまで持っていったところは良かった。マイスタイルに前を取られてからは終始かかってしまっていたので、やはり先頭でレースをコントロールするのが本来のカタチみたい

今回は前半3Fが基準ラップより2秒も速い超ハイペースと言える状況、そして通常なら落ち着くはずの3ハロン目がマイスタイルにからまれた影響でこのレース最速ラップという、厳しい展開

大敗したものの、展開の影響が大きいので次走すぐの巻き返しがありそう

 

《アダムバローズ ◇ランクダウン 10位→11位》

早々とウインガナドルが明確に先頭立ったので、番手に収まった。ただ、それでも未曽有のハイペースに巻き込まれた状態だったので、それ以降は工夫することが出来ず惨敗

”控えた選択”が正しかったのかどうか以前に、大きな不利に巻き込まれてしまった。答えが出ないまま終わってしまって、陣営としては次走の作戦選びが難しくなりそう

 

f:id:amano_shintaro:20171022181506j:plain

 

 

 

 

『ブラジルカップ(3歳上OP)』東京 ダート2100m

◆勝ち馬◆ メイショウウタゲ 勝ち時計 2:08.1【平均12.20】(不良)

◆逃げ馬◆ アドマイヤロケット 前半ラップ36.7【基準36.6】 2着 

《Mペース》[ (7.3) - 11.4 - 12.0 - 11.9 - 11.8 - 12.0 - 12.0 - 12.3 - 12.3 - 12.5 - 12.6 ]

レース結果のリンク →《netkeiba.com》

 

◆逃げ馬レース展開◆ アドマイヤロケット中心視点

〈スタート〉

スタート立ち遅れたアドマイヤロケットがすぐに猛然と追って、好スタートを切った両側の馬たちの間を割ってハナを奪った

〈中盤〉

ラップを落とすことなく保って、5馬身ほどのリードを確保

〈最終コーナー〉

後続が追い上げて来ても、アドマイヤロケットの勢いは止まらずリードを保ったまま

〈最後の直線〉

直線すぐにスパートをかけるとむしろリードを広げて粘りこみ体勢。後続の足色も一杯になりしのぎ切るかというところで、残り100mでメイショウウタゲにだけ交わされて2着となった

 

★逃げ馬評価★

《アドマイヤロケット ◇ランクイン 10位》

スタートで立ち遅れても、大きなアクションでハナを奪ったのは見事。その後も12秒以下のラップを継続する力強い逃げを披露し、最後まで走り切った。逃げさえすればめっぽう強い反面、逃げなかった時は惨敗ばかりな結果が浮き彫りになってきたので、今後はどんなペースだろうと先頭を走る方がよさそうだ

”なにがなんでも逃げる馬”になって、混沌としたダート中長距離部門に新風を巻き起こすのを期待。10位にランクイン

 

f:id:amano_shintaro:20171022174926j:plain

 

 

 

【今回レースの逃げ馬予想】nigeuma.shintaro-amano.com