以前に検証した馬番での逃げ率の追記的記事です。カーブのない新潟芝1000mでは傾向が変わる可能性に気がついたのでこちらの検証をします
データの対象範囲は2012年~2016年に行われた新潟芝1000mの3歳上と4歳上のレースです
新潟直線芝1000mの馬番による逃げ率データ
「全体データ」から見える傾向
外枠の方が逃げやすいことが分かります
通常のレースではコースの内を走るので、直線レースでは残り700mあたりの内側から荒れてきます。それを避けるため内枠の馬はスタートするとすぐに外に向かって走り、結果外の馬が直進するよりも距離ロスが生じることになります。この差はフルスロットルで走る1000m戦では特に大きな影響を与えるようです
また、大外枠は他馬に挟まれることがなく、やろうと思えば外ラチを頼って走ることも出来るため、さらに逃げやすいようです
まとめ
・直線レースは外枠が逃げやすく、特に大外枠は有利