『エプソムカップ(3歳上G3)』東京 芝1800m
◆勝ち馬◆ ダッシングブレイズ 勝ち時計 1:45.9(良)
◆逃げ馬◆ マイネルハニー 前半ラップ36.1 着順3着
◆逃げ馬レース展開◆
ポンと頭一つ出る好スタートを切ったマイネルハニーがその勢いのまま馬なりで先頭に立った。荒れた内をさけて馬場の三分どころを選び、その間もペースは落とさず逃げ、後続を引き連れたまま最後の直線へ。
ここからさらに外に振り、馬場の五分どころに位置してスパート。後続と同じ足色で走り抑え込む態勢に入るが、ゴール前で内外から交わされ勝ち馬と半馬身差の3着入線
★逃げ馬評価★
3か月半の休み明けで、見事な逃げを見せたマイネルハニー。前半36.1秒のペースなら追うことなく先頭に立つ速さを見せつけた。スタート区間を除くと一番遅いハロン区間でさえ12.1秒という緩みのない走りを続け、最終コーナーを抜ける時はさらに加速し1ハロン10.8秒という短距離ばりのタイムを出した
過去、逃げ馬ランキング上位馬との対戦時にはハナを譲っていたが、このハイラップでも逃げ粘れることが分かった今なら、もっと積極的に前を狙えそうだ。これからの再戦が楽しみ、中・長距離部門5位にランクイン
『マーメイドステークス(3歳上牝G3)』阪神 芝2000m
◆勝ち馬◆ マキシマムドパリ 勝ち時計 1:59.5(良)
◆逃げ馬◆ プリメラアスール 前半ラップ36.0 着順8着
◆逃げ馬レース展開◆
スタートから押していって先頭に立ったプリメラアスール。200mを過ぎてペースを落ち着けにかかったが、離れた外をショウナンバーキンが先頭を奪う勢いで走っていることを確認して、再度手を動かして加速させた。横並びのままコーナーに進入したので、内にいたプリメラアスールは先頭を死守した。
その後、向こう正面をやや緩めて走るが最終コーナーの途中で早くもショウナンバーキンが並んできたのでスパート。残り400mの段階で後続馬たちに交わされてしまったが、崩れず走り続けて0.6秒差の8着
★逃げ馬評価★
逃げ体制に入りかけたところでもう一度足を使わされてしまい苦しい展開。さらに残り600mで並びかけられ激しく追わざるを得なくなった時には大敗するかと見えたが、それでも最後までしっかり走り切っていたのは立派。何より勢いよく並ばれても譲らなかったのは大評価
今回のレース前記事はこちら↓nigeuma.shintaro-amano.com