『BSN賞(3歳上OP)』新潟 ダ1800m
◆勝ち馬◆ トップディーヴォ 勝ち時計 1:51.5【平均12.39】(重)
◆逃げ馬◆ スズカリバー 前半ラップ37.0【基準37.2】 5着
◆逃げ馬レース展開◆ スズカリバー中心視点
〈スタート直後〉
少し外にヨレてのスタートになったスズカリバー。すぐ外の枠でその煽りを食らったのがもう一頭の逃げ候補マスクゾロ。結果的に先に立て直したスズカリバーが楽に逃げて、マスクゾロはかかり気味ながらもそれについていく展開に
〈中盤〉
平均ペースで逃げるスズカリバー。一旦落ち着いたように見えた2番手マスクゾロだったが、1馬身半ほど離れるとまた前に行きたがり差を詰めた
〈最終コーナー〉
半馬身差をつけてコーナーを回り、直線手前で引き離しにかかったスズカリバー。ここでリードを1馬身半ほど確保
〈最後の直線〉
しかしマスクゾロにすぐについてこられ残り150mで交わされた。その後も大きくバテずに走り切ったが、このレースの勝馬トップディーヴォら数頭にも交わされて5着となった
★逃げ馬評価★
《スズカリバー ◇ランク外》
スタートはやや失敗気味だったが、前を主張する馬がいなかったため楽に先手を取れた印象。逃げ候補だったマスクゾロも休み明けとあってか控えめに乗っていて、今回の逃げは流れの中でのものといえそう
今のところスズカリバーは”逃げたい馬”というわけではなさそうなので、今回のランク入りは見送る
今回スズカリバーが逃げたキメ手を言うのであれば鞍上の三浦騎手だろう。スタートで積極的に動くことが多い印象だったので、復帰後からこのレースまでを数えてみたところ28鞍中5鞍逃げていた。率にすると17.9%。母数の少ない偏った数値とはいえ全レース平均7.4%と比べて飛びぬけて高い。もともとの積極性に加えて、大怪我からの休み明けの影響で”視界の開けた状態で競馬がしたい”という気持ちが強く表れているのかもしれない
【逃げる騎手のデータ検証】
【今回レースの逃げ馬予想】nigeuma.shintaro-amano.com