『ステイヤーズステークス(3歳上G2)』中山 芝3600m(良)
◆勝ち馬◆ アルバート 勝ち時計 3:43.0【平均12.89】
◆逃げ馬◆ グランアルマダ(6着) 前半ラップ 37.6【基準37.2】《Mペース》
◇ラップタイム表◇
○表型の特徴 ― 残り1000mが速い
◆逃げ馬レース展開◆グランアルマダ中心視点
【スタート】ダラダラしたスタートをしたグランアルマダだったがムチをふるって追いまくり先頭に立った
【中盤】2~3馬身のリードを保っての逃げ。残り1200mからシルクドリーマーが馬体を重ねてきた
【最終コーナー】3コーナーで2番手に落ちると猛スパートに反応なく前に出られなかった
【最後の直線】他馬がスパートをかけると後方に置いていかれた
★逃げ馬評価★
《グランアルマダ ◇ランク外》
前走、最後方からのレースになった時同様に今回もスタートでもたついた。しかしそれをあらかじめ分かっていたように、すぐにムチを入れて猛然と追った石橋脩騎手はファインプレーだったと思う
あのスタートを容認していたら、危なくこの馬は精神的な競争能力を失っていたと思われる。馬が「走らなくていい」という意識を持ち始めていた可能性があった
今回のアクションによる効果はどれほどか分からないが、次走以降また以前の先行力を取り戻していることに期待したい
『チャレンジカップ(3歳上G3)』阪神 芝2000m(良)
◆勝ち馬◆ サトノクロニクル 勝ち時計 1:58.6【平均11.86】
◆逃げ馬◆ プリメラアスール(9着) 前半ラップ36.5 【基準35.6】《Sペース》
◇ラップタイム表◇
○表型の特徴 ― 600~1000mの加速
◆逃げ馬レース展開◆プリメラアスール中心視点
【スタート】好スタートから激しく押して先頭に立ったプリメラアスール
【中盤】ペースを落とさず1馬身ほどのリードで展開
【最終コーナー】第3コーナーでマイネルミラノが並んできたので抵抗するも、第4コーナー途中で交わされた
【最後の直線】2番手で直線を迎えたが、勢いなくそのまま後方に沈んでいった
★逃げ馬評価★
《プリメラアスール ◇ランクキープ 10位→10位》
直後に馬がいるとペースダウンもままならないのかもしれない。ため逃げに持ち込みたい600m地点以降で、マイネルミラノのプレッシャーによってさらにペースアップしてしまった。先行馬がいない状態でないと、この馬の走りを発揮するのは難しそうだ
《マイネルミラノ ◇ランク外》
前走の負け方をなぞるような負け。陣営にまったく工夫が感じられなかった
【今回レースの逃げ馬予想記事】nigeuma.shintaro-amano.com