『中山牝馬ステークス(4歳上G3)』中山 芝1800m(稍重)
◆勝ち馬◆ カワキタエンカ 勝ち時計 1:49.0【平均12.11】
◆逃げ馬◆ カワキタエンカ(1着) 前半ラップ 36.9【3F基準36.3】《Sペース》
◇ラップタイム表◇
○表型の特徴 ― 200~400mが遅い
◆逃げ馬レース展開◆カワキタエンカ中心視点
【スタート】カワキタエンカがスタートから積極的に動き、内の先行馬を一気に交わして先頭でコーナーに入った
【中盤】ペースを落とすことなく走り、最大6馬身のリードをとった逃げ
【最終コーナー】徐々に後続が迫ってきて半馬身差になったコーナーの出口で、ゆったりスパート
【最後の直線】並びかけてきた馬を競り落とし、後続馬と同じ足色のまま先頭でゴールに飛び込んだ
★逃げ馬評価★
《カワキタエンカ ◇ランクキープ 5位→5位》
今まで逃げた中で最も遅い前半3Fのラップタイム。一般的なレースなら最速ラップになりやすい200m~400mの区間が12.1秒と極めて遅い。にもかかわらず、この区間でリードを広げたということは、後ろの馬たちはカワキタエンカをいないものとして走ったといえる
あまりに楽なレース展開で、この馬の強みを見せるまでもなく勝ったようなレースだった
『ポラリスステークス(4歳上OP)』阪神 ダ1400m(稍重)
◆勝ち馬◆ サトノファンタシー 勝ち時計 1:22.4【平均11.77】
◆逃げ馬◆ コウエイエンブレム(4着) 前半ラップ 33.9【3F基準35.3】《Hペース》
◇ラップタイム表◇
○表型の特徴 ― ラップが落ち続ける
◆逃げ馬レース展開◆コウエイエンブレム中心視点
【スタート】コウエイエンブレムとダノングッドが好スタートから先頭争い。内にいたコウエイエンブレムが少し出たところでダノングッドは控えた
【最終コーナー】500m地点で中団にいたサトノファンタシーが一気に先頭まで進出し、そのまま2頭で並んでコーナーを回った
【最後の直線】直線で2頭の叩き合いになり、残り200mでサトノファンタシーが競り勝って1着ゴール。コウエイエンブレムはゴールラインで後続2頭にかわされ4着になった
★逃げ馬評価★
《コウエイエンブレム ◇ランク圏外》
ラップタイムはスタートで飛ばした後ずっと下がり続ける一本調子なもの。加えて500m地点で後ろから来た馬と並走という苦しい展開。その中での4着はこの馬の走破能力が高いことを示している。今後もビュンビュンとばしていって良さそう
《ダノングッド ◇ランク圏外》
久々の短距離でも好スタートから押して先頭を伺うところまではもっていけた。ただ今回は前半3F33.9秒と特に速くなってしまったので、深追いすることはできなかった
以前に短距離走った後の中距離レースで2着と好走したことがあるので、次走はチェックかも
【今回レースの逃げ馬予想記事】nigeuma.shintaro-amano.com