『東京スプリント(4歳上G3)』大井 ダ1200m(不良)
◆勝ち馬◆ グレイスフルリープ 勝ち時計 1:11.8【平均ハロン 11.97】
◆逃げ馬◆ グレイスフルリープ(1着) 前半ラップ 34.4【3F基準 35.9】《Hペース》
◇ラップタイム表◇
○表型の特徴 ― 800~1000mで再加速
◆逃げ馬レース展開◆グレイスフルリープ中心視点
【スタート】 揃ってスタートを決めた先行勢の中から、二の足でグレイスフルリープが抜け出した。その後、内からフラットライナーズが猛然と追い一旦は先頭に立ちかけたものの、グレイスフルリープは譲らず
【最終コーナー】 1馬身のリードで後ろがスパートする中、手ごたえ十分でコーナーを回った
【最後の直線】 リードをキープしたままで直線に入って仕掛けるとさらに差を広げていき、差してくる馬も完封して逃げ切り勝ちを収めた
★逃げ馬評価★
《グレイスフルリープ ◇ランクイン圏外→8位》
韓国競馬や地方競馬で強烈な先行力を発揮して、8歳になっても活躍を続けている馬。重い馬場でこそスイスイ前に行く傾向があり、中央所属なのにそちらでばかり活躍、外弁慶なイメージが強い
一方で中央競馬の軽い馬場での重賞レースは苦戦気味。この条件だと”もっと速い馬”に当たることが多く自分のリズムで走れなくなるのが課題か
《ネロ ◇ランク圏外》
芝・短距離部門5位の馬。スタートから激しく押したものの、ダートでは先頭争いに加わるほどの速さは出せなかった。ただ、3番手からの競馬でも最後まで粘り強く走り切り3着。昨年のJBCスプリントでも4着に入っていることから、ダート自体は合っているようだ
《ニシケンモノノフ ◇ランクダウン 5位→9位》
スタートが遅く、さらに大外だったため先団にも取り付けず。近走のチグハグなレース選びで、肝心な得意条件でも力が発揮できなくなってしまったのかも