【逃げ馬予想】週刊・逃げ馬ランキングブログ

現役・逃げ馬をランキングしていく逃げ馬好きのためのブログ▼逃げ馬限定で今週の重賞予想を発信。レース後には展開を分析、逃げ馬をランク付け。初心者でも分かりやすい逃げ馬まとめ一覧表を掲載

逃げ馬版|競馬のレース結果【CBC賞】ワンスインナムーン【巴賞】クラウンディバイダ|2018年

 

『CBC賞』(3歳上G3)  中京 芝1200m(良)

◆勝ち馬◆ アレスバローズ     勝ち時計 1:07.0【平均ハロン 11.17】
◆逃げ馬◆ ワンスインナムーン(13着) 前半ラップ 32.7【3F基準 33.5】《Hペース》 

 

レース展開・位置取り図

 ○逃げ馬展開 ― 飛ばしっぱなしで、3馬身差を付けての逃げ

CBC賞2018年のレース展開位置取り図

 

ラップタイム表

○表の特徴 ― スタートから飛ばし、その後徐々にラップが落ちている

CBC賞2018年のラップタイム表

 

 

勝ち馬短評

《アレスバローズ》

・レース展開

中団の真ん中の位置取りで展開。最後の直線でスムーズに外に出すとじわじわ伸び、前の馬が次々にバテていくのを交わして勝利

・短評 

ハイペースを中団で追走し、持続力のある差し足を発揮して勝利。今まで1200mばかり走ってきており、ハイペースを差す得意パターンがこの重賞挑戦でも炸裂した

もしかしたら、長らく条件戦でくすぶっていたのは”レースペースの遅さ”が原因かもしれない。”重賞クラスのハイペース”こそがこの馬の本領が発揮できる真の舞台かも

 

☆逃げ馬評価

《ワンスインナムーン ◇ランクキープ 1位→1位

・レース展開

外枠スタートから凄まじいスピードで先頭立った。そのまま3馬身ほど離して逃げ、最後の直線でも残り100mまで先頭を守ったが、その後バッタリと止まって13着となった

 ・短評 

 すごい勢いで先頭に立ったまでは良かったが、単騎の先頭でもその勢いが止まらずに飛ばし続けてしまった。その分、ゴール前では完全にガス欠状態になり失速

走るたびにスピードは増してきているので、その分の先行争いでの余裕を騎手が上手く使えれば、もっとスマートにレースができるはず。今回はテン乗りで仕方がなかったと割り切って、次回騎手が続投するようなら好走の可能性は十分考えられる

 

《トウショウピスト ◇ランクアップ 9位→8位

・レース展開

好スタートを切ったもののその後のスピードではワンスインナムーンに敵わなかった。結局3番手で展開し、最後の直線ではしぶとく走り切って7着

・短評 

ハイペースの追走の割には最後の直線までしっかり走り切った。今回は地味なレースぶりになったが、状態はかなり上向いているみたい

 

《アクティブミノル ◇ランクダウン 6位→9位

・レース展開

好スタートを切ったが、特に押さず中段に。馬群の中で手ごたえ悪く追走が精一杯で、最後までまったく伸びずに16着

・短評 

 逃げるしかない馬をわざわざ馬群に入れて大敗。ハイペースでダメージを負うくらいなら、この馬のレースをしない方を選んだのかも。最初から諦めていたようで、とても残念

 

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『巴賞』(3歳上OP)  函館 芝1800m(重)

◆勝ち馬◆ ナイトオブナイツ     勝ち時計 1:49.9 【平均ハロン 12.21】
◆逃げ馬◆ クラウンディバイダ(4着) 前半ラップ 37.1【3F基準 36.6】《Sペース》 

 

レース展開・位置取り図

 ○逃げ馬展開 ― スタートで抜け出し2馬身キープの逃げ

巴賞2018年のレース展開位置取り図

 

ラップタイム表

○表の特徴 ― 残り400mだけのキレ勝負

巴賞2018年のラップタイム表

 

 

勝ち馬短評

《ナイトオブナイツ》

・レース展開

先団の後ろ、5番手のポジション。最終コーナーでも内目を回り、先行馬の間を割って出てきてゴール前5頭が並ぶ中わずかに首を伸ばしで勝利

・短評 

スローペースのキレ勝負になったこのレース。道中、前目につけつつ内を回り、最終コーナーでもコースロスを最小限に抑えて立ち回っての勝利。能力的にはそこまで強さを感じないが、レース成績を見ると池添騎手との相性が抜群にいいのが特徴的

 

☆逃げ馬評価

《クラウンディバイダ ◇ランクイン 圏外→11位

・レース展開

標準的なスタートから好加速を見せて一気に先頭に立った。2馬身のリードを保ってスローな逃げ。残り600mでペースが上がると猛プッシュして先頭をキープ。最後は5頭並んでのたたき合いで少し及ばず4着となった

・短評 

重馬場を考慮してか他の馬が抑え気味で、一度先頭に立ってからすぐペースダウンに成功し、スローな逃げになった。”タメ逃げ”は過去に何度も行っている得意戦法。今回も上手く決まりかけたが、さすがに相手が強かった。初オープンにしては大健闘

 

《マイネルハニー ◇ランクキープ 7位→7位

・レース展開

押して出していき前につけたところ、外からビュンとクラウンディバイダが交わしていった。それを見て2番手キープを決め込んで、かかりながらの追走。手ごたえ良く直線に向いたがまったく伸びずに後退。馬群に沈み8着

・短評 

ハイペースを作り出して自力で粘りこむことで成績を残してきた馬。スローペースであれば番手から途中で先頭を奪ったこともある

そんな馬をスローペースでガンガンにかかって2番手キープは、さすがに騎手の手腕を疑う。今回は休み明けで”叩き台”として抑える指示があったのかもしれないが、この馬でのこの負け方は丹内騎手自らの評価を下げてしまうほど、もったいない騎乗だった

次走は騎手が戻って積極的に動くはず

 

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