【逃げ馬予想】週刊・逃げ馬ランキングブログ

現役・逃げ馬をランキングしていく逃げ馬好きのためのブログ▼逃げ馬限定で今週の重賞予想を発信。レース後には展開を分析、逃げ馬をランク付け。初心者でも分かりやすい逃げ馬まとめ一覧表を掲載

逃げ馬版|競馬のレース結果【プロキオンS】マテラスカイ【七夕賞】マイネルミラノ【マリーンS】|2018年

 

『プロキオンステークス』(3歳上G3)  中京 ダ1400m(不良)

◆勝ち馬◆ マテラスカイ     勝ち時計 1:20.3【平均ハロン 11.47】
◆逃げ馬◆ マテラスカイ(1着) 前半ラップ 33.5【3F基準 34.4】《Hペース》 

 

レース展開・位置取り図

プロキオンステークス2018年のレース展開位置取り図

 

ラップタイム表

プロキオンステークス2018年のラップタイム表

 

勝ち馬短評

《マテラスカイランクアップ 圏外→2位

・レース展開

好スタートを切って一気に先頭に。速いラップを刻み1馬身の差で逃げ始め、3コーナーに入るとさらにリードを広げた。直線ではさらにさらに突き放し最後は4馬身差で日本レコードタイムでの圧勝

・短評 

時計の出やすい馬場状態だったとはいえ、芝でも通用するラップで逃げ1000mの通過タイム56秒3、1200mの1分7秒5も日本レコードに相当する速さ。1600万下クラスの身でドバイGSに出走し5着に入ったことから「世界5位の馬」とふざけて扱っていたが、スプリント界では本当に世界5位以上の力がありそう

このラップで逃げられるならわざわざ控える競馬をすることもなさそうで、今後は最強の逃げ馬になっていくかもしれない

 

☆逃げ馬評価

《ウインムート ◇ランクダウン 3位→10位

・レース展開

猛烈に押して超ハイラップの2番手を確保。ギリギリまで2番手を守ったが最後にインカンテーションに交わされ2着

・短評 

前のマテラスカイは異次元の走りなので仕方ないとして、この馬としては速い流れを前につけてギリギリまで粘った。やはりこの距離であればほぼ完ぺきに力を出し切れるようだ

 

《ドリームキラリ ◇ランクアップ 6位→5位

・レース展開

内からグングン伸びたがマテラスカイウインムートの速さに危険を感じたか早めにブレーキをかけて3番手。最後の直線でも大きくはバテずに6着入線

・短評 

抑えがちなデムーロ騎手が前半であまりの速さを察知してブレーキを掛けた。そのため内に包まれるカタチになり本来の力を出せない状態に。ただ苦手な展開でも最後までしっかり走っていたことから、次走逃げられれば好走できそう

 

《ドライヴナイト ◇ランクダウン 2位→3位

・レース展開

好スタートを切って無理には押さずに中団待機。そのまま馬群でもがいて後退し13着

・短評 

前につけないと能力が発揮できないようだ。今回は全体のペースが特に速く、様子を見ているうちに中段に包まれた。直線でもほとんど追っていないことから馬が走る気をなくして騎手が諦めたと考えられる

次走はなにがなんでも逃げてくるはず

 

《サイタスリーレッド ◇ランクダウン 4位→11位

・レース展開

比較的いいスタートから、ズルズルポジションを下げていき最後は最下位入線

・短評 

芝スタートのコースはからっきしの馬。深くて乾燥したダートを走った時のみチャンスがありそう

 

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『七夕賞』(3歳上G3)  福島 芝2000m(良)

◆勝ち馬◆ メドウラーク      勝ち時計 2:00.8 【平均ハロン 12.08】
◆逃げ馬◆ マイネルミラノ(9着) 前半ラップ 34.4【3F基準 36.2】《Hペース》 

 

レース展開・位置取り図

七夕賞2018年のレース展開位置取り図

 

ラップタイム表

七夕賞2018年のラップタイム表

 

勝ち馬短評

《メドウラーク》

・レース展開

序盤は集団の後ろに位置し向こう正面で徐々にポジションアップ。3~4コーナーでまくり気味に外を回って直線もそのままの勢いで抜け出して勝利

・短評 

重めの馬場と、ハイペース展開での追い込み作戦がうまくハマった

 

☆逃げ馬評価

《マイネルミラノ ◇ランクイン 圏外→7位

・レース展開

スタートから猛烈に押して先頭に立つと、2馬身差での逃げ。向こう正面では4馬身離した。4コーナーで一気に距離を詰められると直線ではまったく抵抗できずに後退し9着

・短評 

スタートの加速は相変わらず遅かったものの、スピードが乗ってからは速かった。今回はズブさを警戒してか先頭に立ってからも細かく押していたため、結果的に暴走的なラップ構成。どうやら前にいれば勝手に行き足がつくタイプのようで、次走乗り変わりがないか、あるいは乗り慣れている柴田大知騎手であれば、好走のチャンスはありそう

大きく負けたとはいえ今回しっかり逃げられたのは収穫。この流れを繰り返していけばまだ活躍の場はある

 

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『マリーンステークス』(3歳上OP)  函館 ダ1700m(稍重)

◆勝ち馬◆ ユラノト        勝ち時計 1:43.8 【平均ハロン 12.21】
◆逃げ馬◆ ラストダンサー(13着) 前半ラップ 暫定34.7【3F基準 36.6】《Hペース》 

 

レース展開・位置取り図

マリーンステークス2018年のレース展開位置取り図

 

ラップタイム表

マリーンステークス2018年のラップタイム表

 

勝ち馬短評

《ユラノト》

・レース展開

スタート後、4番手をキープ。第3コーナーからポジションをあげて第4コーナーでは先頭に並びかけ、最後の直線で競り落としそのままゴール

・短評 

ハイペースのレースを前で進めての勝利。上りは38.3秒とかなり遅いが、最後の直線では全馬足が残っていない状態だった。ここまでのサバイバルレースを一番人気で勝ち切れるという事は、この馬にとって”中距離での先行策”が最適な作戦だといえそう

 

☆逃げ馬評価

《ラストダンサー ◇ランク圏外

・レース展開

好スタートを切った馬が多く横並びの展開で先頭争いが激化。ムチを入れて追いまくったラストダンサーが最初のコーナーを制した。ハイランドピークと並んで後ろを7馬身ほど離しての逃げ。第3コーナーで一気に後退してそのまま後方に沈み13着

・短評 

横並びの超ハイペースな中を猛烈に追って先頭に立った。今まで逃げたことがない馬なので、騎手は調教師のオーダーを遵守したのだろう。普通ならもう少し離して逃げられるだろうが、今回は並走したハイランドピークが強すぎた

 

《ハイランドピーク ◇ランク圏外

・レース展開

やや気合をつけながら他の馬の動きを伺いつつ先行したところ、逃げ馬と並んで後続を大きく離した。第3コーナーで逃げ馬が脱落し、代わってこの馬が逃げるような展開。そこから粘りに粘り2着となった

・短評 

後続を離して超絶ハイペースをほぼ逃げたような状態で、通常なら大バテしてレースにならないほどのラップにもかかわらず2着。前に行きさえすればとんでもない力を発揮するようだ

出遅れや騎手の判断ミスなど不運の多い馬だが、能力は重賞クラス

 

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