『エルムステークス』(3歳上G3) 札幌 ダ1700m(重)
◆勝ち馬◆ ハイランドピーク 勝ち時計 1:42.0【平均ハロン 12.00】
◆逃げ馬◆ ドリームキラリ(2着) 前半ラップ 34.5【3F基準 36.0】《Hペース》
レース展開・位置取り図
ラップタイム表
☆逃げ馬評価
《ドリームキラリ ◇ランクキープ》
・レース展開
2番枠から好スタートを決めてあっという間に2馬身抜け出した。そのままのリードでレースを展開。第3コーナーから3番手にいたハイランドピークらがペースを上げて交わしにくると、それに対抗してハイラップを連発。最後はハイランドピークとの叩き合いになり、力及ばず2着となった
・短評
短距離で培ってきたスタートダッシュが炸裂し、ランキング1位にふさわしい他馬を寄せ付けない逃げを見せた。その先行力はここへ来てさらに完成度が増してきており、成績の安定につながっている
今回戦ったハイランドピークは重賞級どころかG1級の可能性もある馬で、敗戦も恥じることはない相手。そんな馬に速めに仕掛けられての2着はむしろドリームキラリの充実ぶりを感じた
勝ち馬短評
《ハイランドピーク》
好スタートから流れの中でスムーズに3番手に付けた。向こう正面でかかりかけて前に出ていき、第3コーナーでは早くも先頭に顔をのぞかせた。そこから抵抗するドリームキラリと並走、直線で半ばで振り切り勝利
抑えきれないほどの先行力は、現役トップ逃げ馬のドリームキラリの速さでも物足りないほどだった。今回のハイラップでさえ900m地点から抑えきれずに早仕掛けになってしまっている。おそらく、強い馬が集まり今回よりさらに全体のペースが上がるG1レースこそが、最もこの馬の力が発揮できる舞台なのだろう
【今回の予想記事】