『新潟記念』(3歳上OP) 新潟 芝2000m(良)
◆勝ち馬◆ ブラストワンピース 勝ち時計 1:57.5【平均ハロン 11.75】
◆逃げ馬◆ マイネルミラノ(13着) 前半ラップ 35.6【3F基準 35.3】《Mペース》
マイネルミラノのレース展開
いいスタートから少し気合をつけるとすんなり先頭に立った。すぐに数馬身離して抑えにかかったものの、かかっててしまい騎手と馬との喧嘩状態での逃げ。最後の直線で仕掛けると一旦は差を広げた。しかし長い直線の半ば残り250mで捕まると一気失速して最後は最下位入線
ラップタイム表
☆逃げ馬評価
《マイネルミラノ ◇ランクキープ 7位→7位》
他に逃げようとする馬がいなかったので、テンの遅いこの馬でもスタートから200mですんなり先頭に立てた。ただ、この馬は先頭に立つとさらに気分よく飛ばしていくタイプ。200~400mでさらに加速し、その後もかかった状態での逃げになってしまった
テン乗りではこの馬の特性を掴むのは難しかったか。レースラップとしてはイーブンな数値にコントロールできているので、これをリラックスした状態で出せれば重賞クラスでも勝負になるはず。次走も津村騎手が続けて乗るようならそのあたりの修正は効きそう
《マイネルハニー ◇ランクキープ 10位→10位》
いいスタートから無理に押さずに出て、同クラブのマイネルミラノの邪魔をしない”離れた番手”を走った。しかしこの馬はハイペースの中で前を競り潰していく走りが得意
レース外の事情から”直線の瞬発力勝負”という苦手な作戦をとるしかなかったのは不幸だった
勝ち馬短評
《ブラストワンピース》
最内スタートですぐに抑えて一旦後方へ。そこから外に出て開いたポジションを確保。最後の直線入口で大外を回って追い込みを決め勝利
おそらく菊花賞を見越して前半で前に行かないように教育しながらの騎乗。後方なのに道中手を動かして追走していたところを見ると、もっとラップの遅い長距離レースの方が得意そう
今回の相手関係が手薄で、この馬がダービー上位馬と比べて抜けているとまでは言えないが、少なくとも菊花賞で十分に戦える準備は整った
【今回の予想記事】