『福島記念』(3歳上G3) 福島 芝2000m(良)
◆勝ち馬◆ スティッフォリオ 勝ち時計 1:58.3【平均ハロン 11.83】
◆逃げ馬◆ マルターズアポジー(7着) 前半ラップ 34.4【基準ラップ 35.5】《Hペース》
レース展開・位置取り図
ラップタイム表
☆逃げ馬評価
《マルターズアポジー ◇ランクキープ 1位→1位》
珍しくスタートでつまづいた。しかしその後はいつも通りの速さで先頭に。普段より遅れて先頭を奪うカタチになり、その後の抑えが効かなくなってしまったようで必要以上のハイペースになったようだ
どうやっても前に行く馬だから、スロー逃げをしたがる戸崎騎手は向いていないような気もする。過去の成績を見直すと武士沢騎手からの乗り代わり以降チグハグな競馬が続いている。今さら武士沢騎手に戻すのは勇気が要りそうだから、せめて先行が得意な騎手に固定で乗り続てもらいたい。この稀代の癖馬はちょっと乗った程度では乗りこなせないはず
《マイスタイル ◇ランク圏外》
マルターズアポジーのハイラップについていって2着に残した。今回のメンバーの中ではもっとも能力が高そう。現状では馬任せなレースを続けていて、それが好結果につながっているようだ。当分はこの方針でいけば、馬が勝手に競馬を覚えてグングン成長していきそう
《マイネルミラノ ◇ランクキープ 8位→8位》
並のスタートで特に前を狙わず10番手あたりを走り、そのまま10着になった。今回はマルターズアポジーがいたので最初から前に行く気がなかったようだ
勝ち馬短評
《スティッフォリオ》
飛ばしていく2頭を行かせて3番手で準逃げの位置での競馬。最後の直線ですぐに前を交わすとそのままゴール。全体のペースが速く差し追い込み馬の足が削がれていたので、前の目標を交わすだけの楽な展開になった
今回のようなハイペースの前目の競馬がピッタリで、逆にスローの先行では善戦止まりになりがち。強力な逃げ馬との組み合わせで力を発揮するようだ
【レース前の予想記事】