『チャレンジカップ』(3歳上G3) 阪神 芝2000m
◆勝ち馬◆ エアウィンザー 勝ち時計 1:58.3(良)
◆逃げ馬◆ マルターズアポジー(7着) 前3Fラップ 36.4《S》※レース平均3F 35.5
レース展開・位置取り図
ラップタイム表
☆逃げ馬短評
《マルターズアポジー》
小さく躓いたスタートもすぐにバランスを取り戻してすんなり加速してハナを獲得。5馬身離しての逃げでイーブンペースを作ったものの、ゴール前で失速し7着
ラップタイム表に現れている通りレース平均に近いラップを刻み、理想的なペース配分で行けたわりには最後バテてしまった。ベストは1800mなので少し距離が長かったとは思うが、それを考慮しても案外の走り。勢いを感じた昨年ほどの状態にはなさそう
《サイモンラムセス》
大外スタートから猛プッシュして2番手を確保。先頭のマルターズアポジーは5馬身先にいかせて、この馬も後続からは離れた2番手で展開。最後はバテて失速し8着
積極的に前に行く姿勢で準逃げ状態には出来た。次走の逃げに繋がる走り
《マウントゴールド》
好スタートから逃げ馬たちを前に行かせて3番手に収まった。後続集団の中では一番前を走り、最後の直線では格の違うエアウィンザーの抜け出しに惑わされずタイミングを計り2着に上がった
今回は相手が悪かったが通常なら勝ちに近い内容。次走も前で競馬をするだろう
《ロードヴァンドール》
小さな出遅れから抑えて最後方の競馬。そのまま集団の後ろでレースを終えた
長期休養明けで今回はコースを回っただけ。次走も一変は難しそうで、メンバーに恵まれなければ逃げることもままならないだろう
勝ち馬短評
《エアウィンザー》
ややかかり気味に4番手を追走。残り600mで追い出すとグングン加速して残り200mで先頭を交わし、その後も突き放して3馬身差の完勝
このメンバー内では別格の強さだった。もう少しペースの速いレースの方が走りやすそうだが、この血統は短距離路線に行くと善戦マンになりがち。この距離を使い続けてしっかり折り合えるようになるのが、G1獲得の道か
【レース前の予想記事】