【逃げ馬予想】週刊・逃げ馬ランキングブログ

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【阪神大賞典・2019年】悔いの残らないレースを!サイモンラムセス|逃げ馬レース結果

★逃げ馬的中★

 

『阪神大賞典』(4歳上G2)  阪神 芝3000m

◆勝ち馬◆ シャケトラ       勝ち時計 3:06.5(稍重)
◆逃げ馬◆ サイモンラムセス(11着) 前3Fラップ 34.9《HH》※レース平均3F 37.3

 

レース展開・位置取り図

阪神大賞典2019年のレース展開位置取り図

 

ラップタイム表

阪神大賞典2019年のラップタイム表

 

☆逃げ馬短評

《サイモンラムセス

内のロードヴァンドールと並んで400mもの長い先頭争いを演じ、ハナを奪った。200~400mの区間のラップは10.8秒という速さ。縦長の隊列で展開し、1600m地点でロードヴァンドールに交わされると早々とガス欠。最後は大差の最下位になった

初の3000mでとにかく”逃げの競馬”をして十分力を試した結果の敗北。悔いはないだろう

今は長距離にも逃げ馬が揃っていて、どの距離でもスローペースが狙いにくい状況。どうせ逃げ馬と当たるなら、今まで通り中距離に専念した方が良さそうだ

 

《ロードヴァンドール

最内での好スタートからハナを主張。しかしサイモンラムセスが全く譲らず、こちらが折れた。中盤から先頭に立ち最後の直線へ。ゴール前では全馬バテバテの状態になり、前にいた分の有利さで3着に入った

中距離のイメージが強かった馬。しかし、大きく離された最下位のサイモンラムセスと同じような位置で走っての入着は、ものすごいスタミナを秘めているといえそう。この発見は、今後のレース選びに影響するほどの大きな収穫だろう

 

《ヴォージュ

外からのスタートで無理には押さず。前が速いのを見てすぐに番手に切り替えた。レース巧者なところが持ち味の馬だが、今回はハイペース&早仕掛けのタフな展開。地力勝負となると分が悪かった

 

《ステイインシアトル

好スタートも、前の勢いを見て引いた。終盤のペースアップにまったくついて行けなかったところを見ると、距離の壁があるように感じる

 

 

勝ち馬短評

《シャケトラ》

後方待機に努めていたが、残り1000mでかかって一気に進出。ジリジリ上がりながらもだましだまし抑えて走り、最後の直線すぐで先頭に立つと、あとは突き放して勝利

一緒に走った他の馬より圧倒的に強く、単純な能力差での圧勝といえる。裏を返せば長距離の流れには乗れなかった上での強引な走り

今回の縦長の展開でさえこれなら、もし落ち着いたペースになった場合、まともに力を発揮できない可能性が大きい。長距離やスローペースでは割引が必要そうだ