【逃げ馬予想】週刊・逃げ馬ランキングブログ

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【マーチS・2019年】工夫しすぎて”普通”が分からなくなるハイランドピーク|逃げ馬レース結果

★逃げ馬的中ならず★

 

『マーチステークス』(4歳上G3)  中山 ダ1800m

◆勝ち馬◆ サトノティターン     勝ち時計 1:52.3(良)
◆逃げ馬◆ ハイランドピーク(16着) 前3Fラップ 37.0《M》※レース平均3F 37.4

 

レース展開・位置取り図

マーチステークス2019年のレース展開位置取り図

 

ラップタイム表

マーチステークス2019年のラップタイム表

 

☆逃げ馬短評

《ハイランドピーク》

定速で走り続けるのが向いているようで、今回のような先手の取り方をするとスタミナの消費が大きくなりすぎるようだ

今まで”工夫した時”に大きく負けているので、とりあえず無難に乗ることを心がけてはどうだろうか。今のままでは前の課題をクリアしないまま、まったく別の切り口の工夫を重ねている状態。馬も人も次に何をやるのがいいのか分からなくなってしまう

 

《エイシンセラード》

押し出されるようにハナに立ちかけたところを、外からきたハイランドピークに前をカットされ馬がカッとなってしまった。結局かかった状態で2番手を追走。その分のスタミナロスと、ハイランドピークの早仕掛けに反応してこちらも仕掛けが早くなった分で、最後は完全にガス欠になってしまった

さすがに重賞クラスのペースでは思い通りに走らせてはもらえなかった。まずは、そこまで展開が厳しくならないOPのレースで経験を積んだ方が良いかもしれない。かなりの力は秘めてそうなので、展開に慣れてくればすぐ重賞クラスになれるはず

 

 

勝ち馬短評

《サトノティターン》

後方に位置し、道中もポジションを下げ続け一旦は後ろから2番目になった。最終コーナーで大外を回ると、力強く伸びて全馬を抜き去り勝利

最後の直線でヨレることで有名な馬で、今回も石橋脩騎手がロデオ張りに体を外側に向けて追っているのが全周パトロールビデオを見ると分かる。馬体重が572kgと大きいのでこれくらいやらないと制御できないということなのだろう

早仕掛けで先行勢が潰れる展開だったとはいえ、今回の豪快な追い込みは能力の高さの証明。このコンビでG1での活躍が見たい!