★逃げ馬的中ならず★
『巴賞』(3歳上OP) 函館 芝1800m
◆勝ち馬◆ スズカデヴィアス 勝ち時計 1:47.4(稍重)
◆逃げ馬◆ サトノフェイバー(2着) 前3Fラップ 34.9《H》※レース平均3F 35.8
レース展開・位置取り図
ラップタイム表
逃げ馬短評
《サトノフェイバー》
前にいきたい馬たちが並ぶ形になり最初のコーナーに飛び込むまで競るカタチになった。その後も前の馬たちはかかり気味の追走で前に前にプレッシャーがかかり、ペースダウンを許さない展開。サトノフェイバーは早い押し上げに屈し第4コーナーで脱落してしまった
デビューから逃げて2連勝できさらぎ賞を勝った素質馬。その後長期休養をし、復帰2戦は番手につけて振るわなかった。それをふまえると、ここでの逃げは理解できる。ただ序盤で中途半端に抑えてしまい他の先行馬の行き足に火をつけてしまったのは失敗だったか
次走、もっと最初から思い切って逃げられる騎手が乗ったら化けそう。逆に完全に抑え込む方針でいくようなら、改善にいくらか時間が必要そうだ
勝ち馬短評
《スズカデヴィアス》
集団が速いラップでレースを進める中、3頭だけポツンと後方に待機した。その中でもスズカデヴィアスは後半、集団の手ごたえが悪くなる中で外からポジションを上げていき直線でとらえ切った。今回はペースの逆を突いた有利な展開による勝利とはいえる
次走の走りについて、この馬の過去の戦績を見ると気になる法則が見つかった。重賞で負けが込んだ後たまにOP戦を走るとしっかり好走するのは今回のとおり。問題はその後で、そのOP好走の次に走った重賞でも激走をしている
もしかしたら馬が調子に乗りやすいタイプなのかも。楽なメンバー相手だろうが、ひとたび入着を果たすと気分が良くなって、その次走で目いっぱい張り切って走るのかもしれない