★逃げ馬的中ならず★
『小倉記念』(3歳上G3) 小倉 芝2000m
◆勝ち馬◆ メールドグラース 勝ち時計 1:58.8(良)
◆逃げ馬◆ ストロングタイタン(13着) 前3Fラップ 35.5《M》※レース平均3F 35.7
レース展開・位置取り図
ラップタイム表
逃げ馬短評
《ストロングタイタン》
大外スタートで気合をつけたところ意外と加速し先頭に立った。一旦12.9秒まで落とした後、タニノフランケルに外から並ばれると向こう正面でまた加速。残り1000m地点から11秒台を連発するハチャメチャなペースになり、残り200mでバテて最下位入線となった
大敗が続いていたので一か八かの逃げは悪くない選択ではあった。ただ今回に関してはペースダウンを許さないタニノフランケルがおり、ほとんど暴走状態の逃げになってしまった
暑い時期になり大きく絞れてきたのは良い点だろう。先頭に立っても常にかかり気味だったことから、次走は逃げずにほどほどの先行策でいくだろう
《タニノフランケル》
スタートから激しく押したが大外から飛ばしてきたストロングタイタンに前を行かれて2番手追走。かかり気味で追走すると前をつつく形になり残り乱ペースを誘発。それでもこの馬自身は4着に入っており、力があるところは見せた
器用に立ち回れるわけではないため、やはり逃げる形でないと勝ち負けまでは難しい。かといってスタートが速いわけでもない
これからも多くのレースに出走し、いつか自分のペースで走れる流れになるのを待つしかないか
勝ち馬短評
《メールドグラース》
中団の後方に位置した。団子状態になった第3コーナーから外を回っていき、直線を迎えた。その後、大外からグングン伸び続けて前を交わし切り快勝。2着も追い込んできたカデナ。中盤以降ロングスパート状態になり追い込み向きの展開になったと言える
ただこの展開利は偶然ではないだろう。メールドグラースはスローペースなら前につけることもでき、ペースなりにどのポジションも選べる器用さがある
斤量57.5キロも克服し、今後はいよいよ一線級との戦いが見られそうだ