『みやこステークス』(3歳上G3) 京都 ダ1800m
◆勝ち馬◆ ヴェンジェンス ◆勝ち時計 1:49.1(良)
◆逃げ馬◆ スマハマ(9着) ◆前3Fラップ 34.9《H》※レース平均3F 36.4
ラップタイム表
逃げ馬短評
《スマハマ》
内ラチを確保して前にいった馬に並びかけてコーナーワークでわずかに先頭に立った。横並びの展開で前半ハイラップに流れたため、最終コーナーで前にいった馬たちはパッタリ止まった
ゆったりした逃げで名鉄杯を勝った馬だが、今回のハイラップではさすがに厳しかったか。今後は無理に逃げる事はしないだろう
《リアンヴェリテ》
激しく押して一旦は3/4馬身ほど前に出たがコーナーまでに内がとれず、結局前で並んでの競馬になった。最終コーナーで手ごたえがなくなり後退していった
逃げられなければこんなものだろう。序盤の逃げ足はしっかり発揮しており今後も逃げを狙っていくだろう
《インティ》
並のスタートで中団当たりの位置にいたかと思ったらタイミング遅れて急加速、コーナーで先頭2頭の外に並びかけた。その後3番手でレースを進めたが手ごたえが悪く、最終コーナーで内の馬と接触すると一気に急減速し真後ろの馬が落馬。この馬も完走した中で最下位に沈んだ
最終コーナーでの減速は今後の精神面で不安が残るほどのもの。序盤の急加速といいクセ馬の乗り代わりの悪影響がモロに出たといえる
この馬をまともに走らせ続けていた武豊がさらに評価されそうな一戦だった
勝ち馬短評
《ヴェンジェンス》
最内スタートですぐに下げて後方からの競馬。おっつけながらの追走を続け第3コーナーで鞭を入れて追い始めると豪快にまくっていき直線手前で先頭に立った。そのまま抜け出すとゴール前で後ろの猛追を凌いでゴール
稀に見る凄まじいまくり脚。今回は超ハイペースの前崩れだったためさらに目立ったと考えられるが、それにしても素晴らしいパフォーマンス
短距離でも十分通用していたにもかかわらず、中距離転向でさらに能力を発揮し始めた。ペースなりに前でも対応できそうで混戦でもしっかり結果を出していきそうだ