『ジャパンカップ』(3歳上G1) 東京 芝2400m
◆勝ち馬◆ スワーヴリチャード ◆勝ち時計 2:25.9(重)
◆逃げ馬◆ ダイワキャグニー(6着) ◆前3Fラップ 36.4《M》※レース平均3F 36.0
逃げ馬短評
《ダイワキャグニー》
押して出ていき外で逃げを狙うダンビュライトを制して先頭に立った。横に並んだまま展開しラップが落ちないまま進行。最後の直線で一旦3馬身離し逃げ込み体勢を作ったが、残り250mで内外から交わされてしまい失速した
初の逃げをG1で敢行。ただ今回は戦前から「ダンビュライトの逃げ狙い」は予想されていたはずで、案の定厳しい展開を招いてしまった。特に向こう正面で並ばれての11.7秒の再加速は致命的なオーバーペース
その割には6着と大健闘しており逃げ馬の才能が見えた。今後はより積極的に前にいく馬になっていくかもしれない
勝ち馬短評
《スワーヴリチャード》
二の足で置いていかれたことが怪我の功名。内にぽっかりスペースが出来て最内に潜り込むと、大きな先行集団の真ん中に上がった。最後の直線でも最内を突くとラチ沿いを上がってきて先頭に立ち、そのまま押し切った
2着は斤量53kgのカレンブーケドール。重い馬場での速い流れでタフなレースになり、いかに最後までスタミナを温存できたかが明暗を分けた