『カペラステークス』(3歳上G3) 中山 ダ1200m
◆勝ち馬◆ コパノキッキング【先】 ◆勝ち時計 1:09.3(良)
◆逃げ馬◆ ゴールドクイーン(5着) ◆前3Fラップ 32.9《H》※レース平均3F 34.7
逃げ馬短評
《ゴールドクイーン》
激しい先行争いになった中で4番枠を活かしてハナを主張し続け、先頭に立った。最後の直線に入ると2番手にいたレッドアネラと並ぶ形になり、残り200mで交わされたが何とか持ちこたえて5着を確保した
2F目に10.2秒の超ハイラップを刻み前半3Fは32.9秒という現役トップの速さを披露。その後も飛ばして一本調子で走り続けた割には、最後まで大きく後退せずに走り切ったのは能力の高さ
今回は同型が多く厳しかったが、この速さを示したことで次回からは共倒れを恐れて他馬の競りかけが弱まると予想される
《レッドアネラ》
3勝クラスを勝ち上がってきた勢いのまま、スタートから前に出していった。しかし内をしきりに確認しゴールドクインの勢いを見るとすぐに手綱を引き2番手につけた。その後は前を目標にして走り最後の直線できっちり交わしたが、後ろから来た馬たちに対抗できず4着入線となった
逃げる速さを持ちつつ番手でもしっかり競馬ができるタイプ。今後も同型がいる場合はすぐ控えて2番手を取りに行く競馬をしていきそう
《ヒロシゲゴールド》
スタートからしっかり加速した。しかし内の馬たちはさらに速かった。3番手で着いていくと最後まで走り切って6着入線
厳しい競馬になった割には大健闘といえる結果。前走の出遅れからの惨敗はイレギュラーな事象で、調子は維持できているようだ。次走すんなり逃げられるメンバーなら大きな期待ができる