『鳴尾記念』(3歳上G3) 阪神 芝2000m
◆勝ち馬◆ パフォーマプロミス【差】 ◆勝ち時計 2:00.1(良)
◆逃げ馬◆ サトノフェイバー(9着) ◆前3Fラップ 36.0《M》※レース平均3F 36.0
【逃げ馬展開】 キメラヴェリテが出遅れサトノフェイバーが素早く前に出てハナが確定。1馬身のリードで馬群を引っ張り、最後の直線残り180mで交わされると馬群に飲まれた
逃げ馬短評
《サトノフェイバー》
ほとんど押さなくても馬が自分から前に出ていきハナを獲得した。道中同型のブラックスピネルにマークされるカタチで進み、残り800mで並ばれかけると猛スパートをかけて逃げこみを図った
ここでのラップが速すぎたため最後に響いたと考えられるが、逃げ馬としての立ち回りを意識したなら納得のいく動きではある。流れに任せがちな古川騎手だけに、そこまで意図しているかは判断難しいところ
次走も中距離を走るようなら逃げることがありそう
《ブラックスピネル》
激しく押して出て行ったものの外からサトノフェイバーに交わされ2番手。残り800mで早めに仕掛けたものの前に行けず直線手前で後退して最下位での入線
前走去勢明けで減った馬体重がそのままで状態は良くなさそう。今回内枠から押していっても逃げられなかったことから、立て直しには時間がかかりそう
《キメラヴェリテ》
大きく立ち遅れて、鞭を入れてもさほど加速できなかった。終始後方のまま15着でレースを終えた
心配だった”出遅れ”は改善されるどころかむしろ悪化。再びダート路線に戻る手もあるだろうが、ここはとにかくじっくり立て直した方が良さそう
《サイモンラムセス》
スタートから手綱を引いて後方に控えた。最後の直線で最後方から馬群を縫って上がっていき4着でゴール
遅咲きの逃げ馬が今度は追い込み馬に転身!これで引退予定のレースで最後にひと花さかせてくれた