『NST賞』(3歳上OP) 新潟 ダ1200m
◆勝ち馬◆ ヒロシゲゴールド【逃】 ◆勝ち時計 1:10.2(良)
◆逃げ馬◆ ヒロシゲゴールド(1着) ◆前3Fラップ 34.1《H》※レース平均3F 35.1
【逃げ馬展開】 スタートの芝コースでは4頭並んだ状態。ダートに入るとヒロシゲゴールドが抜け出した。1馬身ほどのリードで逃げ、直線で並びかけて来たレッドアネラを振り切ると、追ってきたヒデノヴィーナスを1/2馬身しりぞけて1着でゴール
逃げ馬短評
《ヒロシゲゴールド》
2番手につけたレッドアネラが抑えてくれたおかげで600~800m区間の最終コーナーを12.3秒とゆったり回れた。そのため直線で鋭くスパートがかけられ、それが勝利に繋がった
ダートスプリンターとして安定して力を発揮しており、いつ重賞を勝ってもおかしくないほどの充実度。今後が楽しみな逃げ馬だ
《レッドアネラ》
ヒロシゲゴールドが行くのを見て早々と手綱を引いた。そのまま抑えて2番手を走り直線で一旦伸びかけたものの、しばらくすると一気に失速して馬群に沈み9着
あまりに急な失速ぶりを見るに、休み明け+14㎏の分でスタミナが持たなかったか。また、この馬の勝ちパターンは「超ハイペースからの逃げ込み」なので、今回のような溜めてのキレ勝負は悪手だったように思う
次走はしっかり息が整っているはずで、積極的な競馬をする騎手が乗るようなら狙いたい