【逃げ馬予想】週刊・逃げ馬ランキングブログ

現役・逃げ馬をランキングしていく逃げ馬好きのためのブログ▼逃げ馬限定で今週の重賞予想を発信。レース後には展開を分析、逃げ馬をランク付け。初心者でも分かりやすい逃げ馬まとめ一覧表を掲載

<逃げ馬結果>【シリウスS】兄弟でダート界を引っ張るかキメラヴェリテ|競馬2020年

『シリウスステークス』(3歳上G3)  中京 ダ1900m

  ◆勝ち馬◆ カフェファラオ【差】  ◆勝ち時計 1:57.8(良

◆逃げ馬◆ キメラヴェリテ(13着) ◆前3Fラップ(推定) 35.6 ※レース平均 37.2

 

【逃げ馬展開】 発馬はダイシンインディ、二の足でランスオブプラーナ、それをさらに外から強引に交わしていったのがキメラヴェリテ。向こう正面で最大4馬身離し、最終コーナーで半馬身のリード。直線に入るとすぐに失速し後退した

シリウスステークス2020年のラップタイム表

シリウスステークス2020年のラップタイム表

逃げ馬短評

《キメラヴェリテ》

立ち遅れ気味のスタートでも押しに押しまくって300m地点あたりでランスオブプラーナを交わしてハナを奪った

スタートからずっと上り坂になる中京1900mのコースを500m全力疾走するとんでもなく無謀な立ち回り。こんなことをしたら最後まともに走れなくなりそうなものだが、勝馬から3秒差といちおう最後まで競馬になっていた

これからのレースはすべてこれでいくといわんばかりの宣戦布告的な逃げ。今回は大敗しても、今後の同型への牽制と馬自身のスタート意識を高めるうえで、大いに意味のあるレースとなった

兄のリアンヴェリテが5歳でオープン入りしたことを考えると、この馬はまだまだ成長していきそう

 

《ランスオブプラーナ》

久々のダートでも押して鋭く前に出た。すぐ3馬身リードをとって通常なら逃げ確定のカタチになったのだが、そこから強引に交わされては仕方ない。結局、乱ペースの2番手を走ることになり15着と大敗

最も苦しい競馬をしたのはこの馬だろう。それでも一応まともに完走できており、スタートでみせた鋭さを考えると案外ダートは合っているのかもしれない

次回、楽逃げができそうなら狙い目!

 

《ダイメイコリーダ》

立ち遅れ気味のスタートでもグングン前に出てきた。内のダイシンインディーと並ぶカタチになり終始かかり気味。最終コーナーで疲れが見えたところで前をカットされて大きく失速し、最下位での入線

JDDをハイラップで逃げて2着になった3歳馬。今回あまり追わなくても自分から前に行った姿勢は良かった

一流の逃げ馬になる可能性は秘めているが、過去には番手で控える競馬で結果も出している。当面は控える競馬を教え込んでいきそう

 

《ダイシンインディー》

最内スタートで一歩目グンと抜け出し、そこから押しまくったものの、他の馬たちはさらに速かった。並んだ3番手の内を走り、直線ですぐ失速し14着

イーブンペースの逃げが持ち味の馬だが、今回ばかりは相手が速すぎた

揉まれて弱いところを露呈したことから、今後も”とにかく逃げる”スタイルは崩さないだろう

 

《メイショウワザシ》

スタートから抑えて5番手につけた。道中かかりながらの追走で、最終コーナーで内に斜行しつつ直線手前で一旦は先頭に立ちかけた。しかしそこから伸びずに最後は6着

逃げ馬が多いと見て最初から控えるつもりだったようだ。過去には番手で好走しているので同意できる選択

常に一定の力を発揮しており、展開さえ向けばいつでも勝てそうなのだが、なかなかそうはいっていない

一時、控えるタイプの騎手ばかり乗せたせいで悪循環に回っている気がする

 

f:id:amano_shintaro:20201003164145j:plain