『エルムステークス』(3歳上G3) 函館 ダ1700m
◇勝ち馬◇ スワーヴアラミス【先】 ◇勝ち時計 1:44.5(良)
◆逃げ馬◆ トップウィナー(12着) ◆前3Fラップ 36.2 ※レース平均 37.65
【逃げ馬展開】 激しく押してトップウィナーが先頭に。1馬身のリードで展開。第3コーナーで半馬身並びかけられそのままのカタチて直線へ。残り180mでつかまると一気に後退した
逃げ馬短評
《トップウィナー》
内のアメリカンシードが行かないのを見てスムーズに先頭に立てた。しかしそこから手綱を引いてもペースを落とせずかかり気味にハイラップを連発。その後、残り200mでパッタリ止まったところをみるとまだ短距離の走りをしているようだ
次走以降は短距離に戻すのが素直な選択。しかしもしまた中距離を使うようならスタートを控えめに出してリラックス重視の騎乗をしそう
《アメリカンシード》
チョンチョンと前に促していたところを外からトップウィナーに一気に出られて前を取られた。しかしそこからアメリカンシードが前を抜こうとし始めて騎手と喧嘩した状態でレースが進んだ。おそらく向こう正面で鼻出血を発生し第3コーナーから失速し最後は最下位入線
前走暴走気味での好結果だったの気にして、今回控えめなスタートをしたのだろうが完全に裏目に出た。鼻出血がなくても好走できたとは思えないバタバタぶり
ルメール騎手は以前「陣営からの”前走上手く行ったから今回も逃げろ”というような型にはめた指示が理解できない」というようなことを言っていた。だが”どんな馬でも好位差しさせようとする”のはそれはそれで馬を型にはめているようにも感じる
この馬に関しては目の前を開ける競馬をするべき。多分無理に位置を取りに行くのはルメール騎手のポリシーに反しそうなので、鞍上をこれまで乗った松山、川田、丸山に戻した方が良さそう