『天皇賞(秋)』(3歳上G1) 東京 芝2000m
◇勝ち馬◇ エフフォーリア【先】 ◇勝ち時計 1:57.9(良)
◆逃げ馬◆ カイザーミノル(14着) ◆前3F 36.2 ※平均 35.37
逃げ馬展開
序盤からゆったりしたラップで、抑えながらカイザーミノルがハナに立った。向こう正面までは1馬身のリードでの逃げ。第3コーナーからは2番手グランアレグリアに半馬身並ばれてのコーナリング。直線に向くとすぐに千切られてしまい馬群の中に沈んだ
逃げ馬短評
《カイザーミノル》
レース序盤が遅いラップだったため、これまで短距離ばかりを走っていたカイザーミノルは抑えていながらにハナに立つことに成功
その後スローを保ちつつ大きくラップは落とさなかったことで、隊列の変化を起こさせず”逃げ有利”な状態をキープ。しかし第3コーナーからグランアレグリアが早めにピッタリ並びかけてきたことで引くに引けなくなり、よりにもよって史上最強馬候補と真っ向勝負するカタチに。さすがにそれは荷が重くここでキャパオーバーの体力を使ったようで、直線であえなく千切られたときにはもう位置をキープする脚も残っていなかった
今回は初距離2000mが初G1で初逃げ。初の要素がありすぎて距離適性がどうだったのか判断ができない結果になった。もし次走も中距離を走るようなら、その時は逃げずに番手あたりを狙って走って”距離が持つか”の見極めをしてきそうだ