年度代表逃げ馬
モズスーパーフレア 牝6歳
6戦6逃(主な逃鞍 - 高松宮記念、スプリンターズS、JBCスプリント)
今年の6戦すべてを逃げ高松宮記念とスプリンターズSは3年連続、ダートのJBCスプリントは2年連続の逃げを達成。史上最速馬にふさわしい成績で年度代表馬に選出
しいてこの馬の難点を挙げるなら名レースが選びにくいことくらい。今年で言ってもライバル逃げ馬(ファストフォース、ビアンフェ、ダンシングプリンスなど)との対戦でさえあっさり先手を取ってしまうため、まるで当たり前のことが起こっているように映ってしまうのは気の毒。最速馬ゆえの贅沢な悩みか
最優秀 3歳逃げ馬
タイトルホルダー 牡3歳
6戦2逃(主な逃鞍 - 菊花賞、弥生賞)
なんといっても菊花賞の序盤の逃げ争いが衝撃的。普通は絶対に引くべきシーンで横山武史騎手はアクセルをかけて見事に先手を取り、そのまま自分のペースを作って勝利
また有馬記念でも大外枠スタートから馬場を横断してパンサラッサに突撃し楽逃げをさせず、レースの流れをコントロールした
最優秀 芝・短距離逃げ馬
モズスーパーフレア 牝6歳
短評は同上
最優秀 芝・中長距離逃げ馬
パンサラッサ 牡4歳
5戦3逃(主な逃鞍 - 有馬記念、福島記念)
6ヵ月の休み明けとなった10月のオクトーバーSを逃げ切り、続く福島記念を”ツインターボの七夕賞以上の速さ”で逃げて圧勝したことで一躍スターダムにのし上がった。勢いのまま挑んだ有馬記念では名だたるトップホースたちを先導し13着
まだ本格的に逃げ始めて3戦と今後の逃げっぷりに期待が膨らむ馬。ただ外野が盛り上がり過ぎて控える競馬がもうできない雰囲気になっているのが少し心配でもある
最優秀 ダ・短距離逃げ馬
モズスーパーフレア 牝6歳
短評は同上
最優秀 ダ・中長距離逃げ馬
サルサディオーネ 牝7歳
9戦9逃(主な逃鞍 - かしわ記念、JBCレディスC、日本テレビ盃、エンプレス杯)
地方馬ながらダート交流戦を7戦7逃げで中央の馬相手でも負けなしの速さを披露
この馬自身はもともと中央にいた馬でその時からよく逃げていた。しかし大井の水がよほど合っていたのか、地方転向2年目の今年は中央在籍時よりもさらに速くそしてさらに強くなった
【歴代年度代表逃げ馬】