『日経新春杯』(4歳上G2) 中京 芝2200m
◆逃げ馬◆ トップウイナー(13着) ◆前3F 36.0 ※平均 35.92
◇勝ち馬◇ ヨーホーレイク【差】 ◇勝ち時計 2:11.7(良)
逃げ馬展開
外のトップウイナーが激しく押しまくって加速しハナへ。3馬身差で逃げ、最終コーナーで後続に一気にかわされると直線で後退し続け、離れた最下位でゴール
逃げ馬短評
《トップウイナー》
▼激しく押したらしっかり加速して難なく先頭に立った。和田翼騎手の玉砕覚悟の追い方を見るに調教師からの指示があったと考えられる
▼いつもはダートの短いところを先行している馬で速さはあり、昨年5月には芝挑戦して目黒記念を逃げた経験もあった。そこでは超スローの逃げから32秒台の上りが要求される極端な展開で惨敗しており、ここで再チャレンジを図ったという考えも出来る
またその目黒記念の直後のプロキオンSでは番手から2着に入る好走を見せている。”芝を逃げること”で叩き効果を得ているフシがあり、となると次走ダートを使うようなら狙い目といえる!
(※筆者雑感 よくよく考えれば逃げる要素はあり、それを見逃していたことは反省したい)
《ショウナンバルディ》
▼比較的いいスタートを切り外のトップウイナーに馬体を合わせていった。しかし勢いの凄まじさに気圧されてしまい一旦後退。そこからまた徐々に前に出ていき最初のコーナー途中でやっと番手に収まった。直線で一旦先頭に立ったもののすぐに後退し11着入線
▼今回はトップウイナーの玉砕的な動きに”逃げ”を封じられた。それなら番手に収まる芸当もできる馬なのだが、序盤での攻防のせいか最初のコーナーまでかかってしまっていた。そこで3F目11.6秒のハイラップに付き合ったのが大きな敗因だろう
おそらく次走以降はゲートをゆったり出る意識が強くなると考えられ、これからは”逃げ馬のいないメンバー&内枠に入ったとき”しか逃げることはなさそう