『東京新聞杯』
逃◎ ディアンドル 石川 3番
●逃げ自信度 C
前走京都金杯ではひさびさに日本で騎乗のCデムーロ騎手がモロにヨーロッパ流の騎乗をしたことで裏目裏目の散々な結果。ディアンドルの性質が全く伝わっていなかったためと思われる”長所を殺し短所を引き出す最悪の騎乗”になってしまった
今回も石川騎手が初騎乗なのは心配点だが、さすがに前回の失敗を経て陣営が事細かに指示を出してくるはず
3番枠と内に入ったことで、持ち前の速さを発揮しハナに立ってしまうのが良さそう。それならば特に難しい立ち回り(無理に抑えない、両側を挟まれない)は要求されず、シンプルにこの馬の力を発揮させることができる
逃○ ホウオウアマゾン 坂井 13番
●逃げ自信度 C
デビューから前々で好走を続けてきたが、前走阪神Cでは馬群の6番手に押し込められてもしっかり伸びて2着を確保。アクシデント気味ではあったものの”控える競馬”という強い武器を手に入れた
今回は他が特に速くないメンバーで距離もマイルで行こうと思えば行けるケース。しかしここは今後を考えて”控える競馬”を定着させようとしてくるはず。内のディアンドルあたりが前に出るようならその番手かさらに後ろの位置を狙うだろう
逃▲ トーラスジェミニ 横山武 5番
●逃げ自信度 C
前走京都金杯は無理に押さずに5番手追走で13着
中距離を中心にどの距離でも序盤に一定の速いラップを出す馬。一定がゆえマイル重賞となると逃げられるかは微妙な持ち時計ともいえる
展開的には逃げる気持ちはあるだろうが、時計的に他がゆっくり走ってくれない事には逃げチャンスが回ってこない