『オークス』(3歳牝G1) 東京 芝2400m
◆逃げ馬◆ ニシノラブウインク(8着) ◆前3F 35.3 ※平均 35.98
◇勝ち馬◇ スターズオンアース【差】 ◇勝ち時計 2:23.9(良)
逃げ馬展開
17番枠からポンと発馬。勢いに乗って押していったところ好加速を発揮し一気にハナに立った。一旦5馬身差をつけ、向こう正面で徐々に差が縮まり第3、第4コーナーでは1馬身半差の逃げ。最後の直線入口でスパートし3馬身離したが残り200mでつかまると8着でゴール
逃げ馬短評
《ニシノラブウインク》
▼”スタートでとにかく押してみる三浦騎手”が特徴どおり行動したところ、馬が思いのほか反応して逃げることになった
戦前予想された逃げ馬2頭が離れた番手に収まったため中盤までは楽逃げの状態に。最後はやや早仕掛けをした分とそもそもの力の差で負けたが、この馬がオークスを勝つ手段としては良いチャレンジだったように思う
▼今回が初の逃げ。好ダッシュで逃げ馬としての素質は見せたが、これまでは控える競馬が出来ていた馬。今後壁に当たるまで当分の間は番手に控える競馬をしていくだろう
《パーソナルハイ》
▼ゆったり先頭に立とうと徐々に進出したところ外のニシノラブウインクに行かれ、離れた2番手で”準逃げ”状態になった。人気薄の馬同士なのでこのままスローで流すのが理想だっただろうが、パーソナルハイが行きたがり向こう正面で前のニシノラブウインクと接続したためペースが上がり、有利な展開に持ち込めず最後は16着
▼この敗戦で”逃げてこそ”がより明確になった。次走は序盤しっかり押して逃げを狙うだろう