『エリザベス女王杯』(3歳上牝G1) 阪神 芝2200m
◆逃げ馬◆ ローザノワール(13着) ◆前3F 35.3 ※平均 36.27
◇勝ち馬◇ ジェラルディーナ【差】 ◇勝ち時計 2:13.0(重)
逃げ馬展開
2番枠からローザノワールが普通に出て、激しく押して加速しハナをとった。道中2馬身差で逃げたが、残り250mでかわされると大きく失速し馬群に沈んだ
逃げ馬短評
《ローザノワール》
▼心配だったゲートを無難以上に出てしっかり加速しハナに立った姿は素晴らしかった。1F目12.6秒は前走良馬場の府中牝馬Sと同じで、今回は重馬場だったことを考えればかなり上手くいった方だと分かる
かかった外国馬につつかれたのもあり600mまで速かったが、それ以降は2番手を離した状態で遅めのペースを維持。その後、残り800m(図の1400m地点)で早めにスパートをかけた
重馬場という条件もありこれは”ギャンブル性を含んだ果敢な早仕掛け”だったが、さすがにまわりの相手たちは強かった。すぐにこの加速に対応され引き離すことができず直線半ばでつかまる結果となった
▼大舞台でやりたいことはできたはず
昨年までダートばかりを走っていた馬がこの一年間芝での逃げを試行錯誤し、この芝G1では自ら動いてて勝利を獲りにいく立派な逃げを披露。負けはしたが大きな拍手を送りたい