『愛知杯』(4歳上牝G3) 中京 芝2000m
◆逃げ馬◆ アブレイズ(4着) ◆前3F 37.9 ※平均 36.93
◇勝ち馬◇ アートハウス【先】 ◇勝ち時計 2:03.1(重)
逃げ馬展開
序盤お見合い状態になり大外アブレイズが流れのまま先頭に立つと手綱を引きスローに。終始3/4馬身差で逃げ、直線残り300mで2番手に下がるがその後こらえて4着
逃げ馬短評
《アブレイズ》
▼重馬場とはいえ1200mまでラップ12.6秒以上という超スロー。かといって重馬場のせいで純粋なキレ勝負ともならず。結果”入着の上位5頭がレースの前から5頭”という典型的な前残り競馬となった
アブレイズは大外スタートを意識して押した動きが1F目13秒の遅いラップにハマって難なくハナに立てたのがまずラッキーだった。さらに自身に人気がなかったため(11番人気)有力馬にスロー展開を容認されたのが4着と善戦した要因だろう
▼アブレイズは今回が初の逃げ。前走ターコイズSで先行していたことからそれなりに速さは見せていたが、大外から逃げられるほど展開が向くとは驚いた
ここまで序盤スローになる重賞レースは珍しいので、今後はまた番手に収まる競馬をしていくことになるだろう