『シルクロードステークス』(4歳上G3) 中京 芝1200m
◆逃げ馬◆ マッドクール(3着) ◆前3F 33.8 ※平均 33.65
◇勝ち馬◇ ナムラクレア【差】 ◇勝ち時計 1:07.3(良)
逃げ馬展開
テイエムスパーダが逃げず、激しく押していたマッドクールが押し出さるように先頭に立った。半馬身差で逃げ、直線で2馬身離すもゴール前でかわされ3着
逃げ馬短評
《マッドクール》
▼スタートから激しく押したところ、馬はしっかり反応してハナヘ。(多分理想は番手だったはずだが、外の逃げ候補テイエムスパーダがこないのを確認しなかったのはミスか?)
その後かかり気味に逃げ3F目11.1秒4F目11.1秒と速いラップを続けたことで、最後に伸びを欠いてしまったようだ
▼馬は騎手の指示通り走ったが、その指示が悪かった。高松宮記念の勝利を目指すならここはこれまで通り”番手の競馬”を通すべきで、試金石のレースでわざわざ自分の型を崩す必要性があったとは思えない
今回の走りで先頭では抑えがきかないことが分かり今後は逃げないだろうが、それを知る場は「前走」かせめて「本番での奇策」であるべきだった
《テイエムスパーダ》
▼重い動きのスタートで他馬に置いていかれ、手綱を抑えて最後方からの競馬に切り替えた。そのまま直線でも伸びず14着でゴール
▼過去最重量の斤量を背負ったとはいえ、およそまともにゲートを出てこの序盤の遅さは深刻
揉まれる競馬はダメそうなので、差し競馬はできない。となると、とりあえず鞍上を国分騎手に戻してとにかく先行力の回復に努めるしかないか