『ダイヤモンドステークス』
逃◎ タイセイモナーク 三浦 13番
●逃げ自信度 B
近5走を見るとブリンカーを付けた3戦は逃げて、ブリンカーを付けなかった2戦は逃げていなかった
『京都牝馬ステークス』
逃◎ ウインシャーロット 石川 13番
●逃げ自信度 C
確固たる逃げ馬がいないレース。となると条件戦を逃げて勝ちあがり、ここ2戦も2番手につけてその速さと強さを見せつけているこの馬の出番だろう
デビューから全て石川騎手が乗っていて馬の性質は完全に把握しているはず。自信を持ってハナに立てる強みがある
【前走映像】
逃〇 ウォーターナビレラ 武豊 16番
●逃げ自信度 C
スタートセンスはトップクラス。クラシックロードを走るため3歳時は番手に控える競馬を続けたが勝てず、2歳時にのみ勝っていることから、本来は「ノビノビ走るスタイル」の方が合っているのかもしれない
今回は古馬対戦の初戦しかも久々の1400mの距離で、馬の行く気のままスピードを解放する可能性が高い。ギヤがすぐに入るようならたとえ大外枠でも一気にハナに立つ爆発力は秘めている
【前走映像】
『フェブラリーステークス』
逃◎ ヘリオス 武豊 14番
●逃げ自信度 C
前走根岸Sでは二の足の速さでハナを取る勢いを見せて、結局並んだ外の2番手になり前2頭で共倒れになった
戦歴は1400m戦が多いが近走マイル戦の南部杯で逃げて2着がありここでも思い切って逃げられそうだ
とはいえ初速がそこまであるわけではないこの馬に14番枠はいかにも不利。馬任せの逃げが多い武豊騎乗を評価して今回”逃げ本命”には選ぶが、不安点も大きい
【前走映像】
逃〇 ジャスパープリンス 田中勝春 1番
●逃げ自信度 C
2年前には1200mでも逃げて「逃げ馬ランキング」に入っていた馬。近走は番手の競馬ばかりしていて成績はあまり良くない
特に何も考えず乗る田中勝春騎乗となれば今回のマイル戦でもこれまでのスプリント戦と同じような出足を出してきそう。そうなれば1番枠の有利さも加味してハナに立つ可能性が上がってくる
逃▲ ショウナンナデシコ 横山武 9番
●逃げ自信度 C
中距離の先行馬だが昨年のかしわ記念は逃げて勝った実績あり
序盤のダッシュ力は短距離馬たちに劣りそうだが、とにかく前に付けるのがこの馬の勝ちパターンと信じて押しまくるとすると、もしかしたら遅れてハナに立つケースが起こるかもしれない
【前走映像】
逃△ ケイアイターコイズ 横山和 16番
●逃げ自信度 C
これまでスプリント戦ばかりを走って、先行して勝ってきた馬
いつも通りの先行をしたらハナに立つ可能性があるのだが、今回に限っては「大外枠16番」の不利さに加えて「横山和がテン乗り」という悪条件。おそらく番手策に比重を置いた乗り方をしてくるだろう
逃× テイエムサウスダン ルメール 10番
●逃げ自信度 C
昨年のフェブラリーSでは序盤一旦5番手に控えたものの400mでハナを奪って逃げ込みを図り2着の実績あり
逃げられるなら逃げたい舞台だが、今回は鞍上が”逃げないルメール騎手”なのに加えてかしわ記念でおくれを取ったショウナンナデシコが一緒に走る
ここは最初から番手狙いの走りをしてくると予想される
『小倉大賞典』
逃◎ レッドベルオーブ 北村友 4番
●逃げ自信度 B
芝・中長距離ランキング5位。前に馬がいても、あるいはいなくても、どちらにしろ飛ばしまくってしまう馬
レース中、無理に喧嘩しても結局ハナに立ってしまうのであれば”馬の機嫌を損ねない程度にスピードを抑える努力”をするしかない
ただ臨戦過程では”大きな工夫”が見られ「中1週」という短い間隔で参戦してきた。もしこれで”前進衝動のガス抜き”がきいていれば、ある程度レースで抑えが利く可能性はある
逃▲ テイエムスパーダ 今村 3番
●逃げ自信度 C
芝・短距離ランキング4位。隣が現役きっての癖馬レッドベルオーブ。この馬自身が持つ(過去に短距離でも最速を誇った)速さを発揮して一気にハナに立ったとしても、そんなのお構いなしに相手はどこまでも追ってきそう
そんな怖い思いをするくらいなら、最初から離れた2番手を狙って走ることを選ぶだろう
【前走映像】
逃▲ アルサトワ 幸 16番
●逃げ自信度 C
芝・中長距離ランキング8位。中距離で条件戦を勝ち上がってきた馬だが近走はマイルを3連戦してOP戦を逃げ勝った後、重賞クラスではスロー気味の展開でも番手止まり。速さの限界が見えたようだ
今回は中距離に戻り、通常なら逃げられるケースなのだが今回ばかりは相手と枠が悪い。レッドベルオーブとやりあうくらいなら、ある程度はこなせるメドのある”番手策”を最初から選んでくるだろう
【前走映像】