『高松宮記念』(4歳上G1) 中京 芝1200m
◆逃げ馬◆ キルロード(9着) ◆前3F 35.6 ※平均 35.75
◇勝ち馬◇ ファストフォース【差】 ◇勝ち時計 1:11.5(不)
逃げ馬展開
発馬でオーパルシャルムが出たが、内からキルロードが二の足を使ってスルスルとハナを奪取し1馬身差の逃げ。直線残り250mでかわされると馬群に飲み込まれた
逃げ馬短評
《キルロード》
▼ハナとった後はペース落として調子よく逃げているように見えたが、1年9か月ぶりの逃げで前に誰もおらず馬が戸惑ってしまったようで、失速が早かった
▼これまで1200mの番手屋として”速さ“自体は持っていた馬。G1の舞台で自分の型を崩してでも”速さ”に賭けて一発を狙ったようだが結果は不発に終わった。次走はまた番手屋に戻るだろう
《ファストフォース》
▼かつてパンパンのCBC賞を日本レコードで逃げ切って逃げ馬ランキングに入っていた馬が、時計のかかる超タフな馬場で差して勝利!
ここ1年は出足が衰え、番手や中団からたまに2着する競馬をしていたが、不良馬場の大混戦で”キャリアからくる図太さ”と”意識的な差しへの脚質転換”が噛み合ったようだ