『皐月賞』(3歳G1) 中山 芝2000m
◆逃げ馬◆ グラニット(12着) ◆前3F 35.1 ※平均 36.18
◇勝ち馬◇ ソールオリエンス【追】 ◇勝ち時計 2:00.6(重)
逃げ馬展開
グラニットが好スタートから鞭を入れてハナヘ。2馬身差で逃げ始めたが、向こう正面からタッチウッドが上がってきて、グラニットはさらに加速してまた2馬身離した。最終コーナーで再びタッチウッドに並ばれたところで両者力尽きて直線で後退した
逃げ馬短評
《グラニット》
▼好スタートでポンと出たが、周りも出てきてハナに立つのに意外と苦労し2F目10.9秒の脚を要した。さらに、予想されていたこととはいえタッチウッドのかかりながらの押し上げが凄まじく、400~1000mで重馬場にもかかわらず11秒台の脚を使わされ続けてしまい、最後のスタミナ切れの要因になった
▼ラップだけ見たら同じ重馬場の前走スプリングS以上にハイラップ。通常なら「大逃げ」のカタチになっているべきペースなのだが、そうはならなかったということは他の馬たちもこの超ハイラップに付いてきたということ
このせいで後方待機の人気馬ソールオリエンスに対してさらに有利な展開を作ってあげてしまった(余談だが前目の競馬で2着に入ったタスティエーラは勝馬と同等の強さを持っているかもしれない)
▼今後のグラニットについてだが、今回の戦前の厩舎コメントで「距離少し長いかも」との発言があったため、今後はマイルか千八あたりで逃げる競馬をしていくことになりそう