『オークス』(3歳牝G1) 東京 芝2400m
◆逃げ馬◆ ショウナンマヌエラ(17着) ヴィントシュティレ(18着) ◆前3F 34.7 ※平均 36.00
◇勝ち馬◇ チェルヴィニア【差】 ◇勝ち時計 2:24.0(良)
逃げ馬展開
外枠から好加速でショウナンマヌエラがまずハナに。400m地点からヴィントシュティレが外から並んできて2頭で約10馬身離した大逃げ。1000m地点でショウナンマヌエラが位置を下げ、ヴィントシュティレが単独先頭の形になるも、最終コーナーで両者バテて後方に沈んだ
逃げ馬短評
《ショウナンマヌエラ》
▼内の馬が行かないのを見て戦前の宣言通りの”逃げ”を果たした。しかし途中で激しく絡まれて1000m通過が57.7秒のハイペースになったのは誤算だったか。たまらず位置を下げたが時すでに遅く、最終コーナーで早々と共倒れした
ただ、やるべきことはやれたので悔いはないだろう
▼この距離でも迷いなくハナ狙ったということは、そうしなければならない理由があるということ。となると今後の古馬混合戦でも他馬に関係なく逃げるのか
《ヴィントシュティレ》
▼発馬後すぐに3番手に収まりかけたが、無理の止めず前に行かせたところ止まらなくなり厳しい並走逃げのカタチに。単独ハナに立った1000mからやっとラップを落とすことに成功したが、その後の大敗ぶりを見るともしかしたらそれは”単にバテただけ”だったのかもしれない
▼戦前の厩舎コメントで「気持ちよく走らせたい」とあった通りの競馬はした。未知の部分に賭けて負けたなら仕方ないか
今回分かったのは性格的に長い距離が苦手そうということ