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☆逃げ馬解説【安田記念】大一番で限界超えた速さに賭けたドーブネ|2024年

『安田記念』(3歳上G1)  東京 芝1600m

◆逃げ馬◆ ドーブネ(18着) ◆前3F 34.5 ※平均 34.61

 ◇勝ち馬◇ ロマンチックウォリアー【差】  ◇勝ち時計 1:32.3(稍

安田記念2024年のラップタイム表

逃げ馬展開

並んだスタートから激しく押してドーブネが抜け出し、道中1馬身差の逃げ。直線に向いてすぐ2番手ウインカーネリアンにかわされると後退し最下位でゴール

 

逃げ馬短評

《ドーブネ》

▼これまでの1F目の自己ベストは12.6秒だったが、今回はそれを大幅に上回る12.1秒の速さを出してハナをとった。ある程度ラップを抑えて逃げられたが中距離が主戦のこの馬にはそれでも速かったようで、終盤スパートをかけたい場面ですでに脚が残っていなかった

▼G1で逃げられるだけの速さは確認できたが、本来は末脚のキレで勝負するタイプ。重賞クラスのマイル戦の”速さの持続”に耐えるのは厳しそうだ。今後はまた中距離路線に戻る可能性がある

《ウインカーネリアン》

▼いつもの速さを発揮したが外目の枠もあり2番手に。ややかかり気味のまま最後の直線を迎えると馬なりでハナに立った。しかし残り400mでスパートをかけると伸びず、後続馬たちにかわされて14着でゴール

ドーブネの位置を見て控えたが、かかり通しでスタミナをロスして敗退。以前は遅い流れの番手もこなせてきたが、最近は自分の前進欲が抑えられなくなっているようだ