【逃げ馬予想】週刊・逃げ馬ランキングブログ

現役・逃げ馬をランキングしていく逃げ馬好きのためのブログ▼逃げ馬限定で今週の重賞予想を発信。レース後には展開を分析、逃げ馬をランク付け。初心者でも分かりやすい逃げ馬まとめ一覧表を掲載

☆逃げ馬解説【北九州記念】相手のミスも、実力証明し王座交代ピューロマジック|2024年

『北九州記念』(3歳上G3)  小倉 芝1200m

◆逃げ馬◆ ピューロマジック(1着) ◆前3F 32.3 ※平均 33.95

 ◇勝ち馬◇ ピューロマジック【逃】  ◇勝ち時計 1:07.9(稍

北九州記念2023年のラップタイム表

逃げ馬展開

ピューロマジックが好スタートから2歩3歩でスッと加速しすぐ抜け出した。その後も徐々に差を広げ3馬身のリードで直線へ向くと、最後まで持ちこたえて1/2差で逃げ切った

 

逃げ馬短評

《ピューロマジック》

▼1F目ラップの11.4秒は現役トップタイ、歴代でもおそらく2位タイの速さ。それを稍重の馬場で出すのだから恐れ入る。軽斤量も味方したとはいえこの実力は本物だろう

序盤一気にスピードを出してそこからは徐々にラップが落ちていくわけだが、それでも苦しいからといってガクンと落ちず一定の減速にとどめた。速さだけでなくその根性も素晴らしかった

▼今回、逃げ馬ランキング1位ジャスパークローネが出遅れたとはいえ、直接対決で勝ったことは事実。発馬の安定度も逃げ馬には重要と考えられ時計も優秀

まだ一戦のみの古馬対戦ではあるもののランキング1位の評価が妥当だと考えられる

《テイエムスパーダ》

▼2番枠から押しまくり徐々に加速して2番手まで上がるも、前に敵わないのを見て抑え結局3番手での競馬。最終コーナーで一杯になり後退、最下位18着でゴール

▼高い先行力は見せたが今回ばかりは相手が速すぎた。単騎逃げできるレースに当たるまで先行力を磨くのみ

《モズメイメイ》

▼発馬そこそこで流れの中で中団に収まった。直線入口で外の馬に寄られて進路が狭くなるも、逆に頭突きを入れて押し返した上で抜け出し、前を行く馬を内から競り落として3着を確保

▼逃げてサッパリの競馬をしていた馬が、前走の追込策を経てここで”差し”に覚醒!

終盤で発揮したド根性は目を見張るものがあり、これからは”差し馬”として活躍することになりそうだ

《ジャスパークローネ》

▼ゲートで突進しかけて戻るタイミングでゲートが開き、大きく出遅れてしまい最後方に。そこからなんとか位置を上げるも中団後方まで。直線でも伸びず16着でゴール

▼逃げのニュースターが生まれたレースで痛恨の出遅れ。まともにスタートできていれば激烈な逃げ王座決定戦が繰り広げられていた可能性があり、なんとも残念。今後のリベンジマッチに期待したい!