【逃げ馬予想】週刊・逃げ馬ランキングブログ

現役・逃げ馬をランキングしていく逃げ馬好きのためのブログ▼逃げ馬限定で今週の重賞予想を発信。レース後には展開を分析、逃げ馬をランク付け。初心者でも分かりやすい逃げ馬まとめ一覧表を掲載

☆逃げ馬解説【函館記念】控えめ騎手同士の協調でノビノビ逃げたアウスヴァール|2024年

『函館記念』(3歳上G3)  函館 芝2000m

◆逃げ馬◆ アウスヴァール(3着) ◆前3F 35.4 ※平均 35.76

 ◇勝ち馬◇ ホウオウビスケッツ【先】  ◇勝ち時計 1:59.2(良

逃げ馬展開

アウスヴァールが押してハナ。道中最大4馬身差放した逃げ。直線入口で勝馬にかわされるも大バテせず3着に残った

 

《アウスヴァール》

▼今回は逃げ両頭が”控えめな騎手”ということで、予想通り”逃げ先行”に有利な展開になり14番人気ながら3着

逃げライバルと目されたホウオウビスケッツが2番手でガッチリ抑えたため、こちらは楽なラップで大逃げに入れた。ただ、そこからは単走でイーブンラップを刻んでいき、残り800mから早め加速し逃げ込み態勢作る強い内容。”運と実力”を最大限生かした

▼序盤の速さはこのくらいが限界値に見え、今後同型と当たった場合は持ち時計の比較通りの位置取りになりそうだ

《ホウオウビスケッツ》

▼スタートから持ったまま前に出たが内のアウスヴァールが前にいるのを見てガッチリ抑えた。道中はかかり気味で離れた2番手につけ、最終コーナーでスパートをかけるとすぐ前に追いつき、直線では一気に突き放して圧勝

▼「同型がいると逃げない岩田康誠騎乗」「外枠」「2番人気」という逃げない要因が揃ったこともあり、無理にハナに立たず2番手に収めた

4歳馬でさらなる速さを秘めていそうだが、今回の番手競馬の大成功で今後は”他が誰も前に行かない展開”にでもならない限り、自らハナには立とうとしないだろう