『エルムステークス』(3歳上G3) 札幌 ダ1700m
◆逃げ馬◆ ミトノオー(5着) ◆前3F 37.1 ※平均 36.71
◇勝ち馬◇ ペイシャエス【先】 ◇勝ち時計 1:44.0(稍)
逃げ馬展開
ミトノオーが抑え気味の手応えですんなりハナ。道中は2番手ドゥラエレーデと半馬身差で逃げ、第3コーナーで並びかけられるとそのまま並走状態で直線へ。残り250mで競り落とされてしまい5着で入線
逃げ馬短評
《ミトノオー》
▼同型馬がガツガツこず楽にハナを獲れたところまでは良かったが、2番手のドゥラエレーデにかかり気味に並ばれペースアップを強いられたのは厳しい展開だった(700~1300m区間でラップ11.9秒を3連発)
それでも何とか5着に残ったこの馬は強かったし、それで2着に入ったドゥラエレーデはさらに強かった
▼逃げ馬ランキング1位が同型の中で最も内枠に入ったということで、逃げライバルたちは無理な競りかけを避けてくれた。これは毎回ハイラップで逃げている馬の特権的なアドバンテージ。今後もやれる限り逃げ続けるだろう
《テーオードレフォン》
▼いい発馬だったが抑えて外並びの3番手辺り。直線で位置を保ったまま前を追うも3着まで。上位馬は重賞勝利馬なのでこの3着は大健闘といえる
▼序盤から番手に控える競馬に徹して善戦。今後も速い馬がいたら無理に前を狙わず先行策をしていくだろう
《プロミストウォリア》
▼まあまあの発馬も手綱は抑え気味で、6番手辺りに収まった。かかり気味の追走で第3コーナーで速めに上がっていったが直線に向くとすぐ失速し7着で入線
▼昨年のダ中長逃げ馬ランキング1位の馬だが、大外枠で長期休養明けということもあり無理に前に行こうとしなかった。絶好調というわけでもなさそうだったので今回は一叩きの一戦と捉えてよさそう。本領発揮するのは次走以降だろう
過去の走りを考慮するとすぐ上位に入れてもいいほどの実績馬。とりあえず今回は対戦成績でテーオードレフォンの下に再ランクインとする