『チャンピオンズカップ』(3歳上G1) 中京 ダ1800m
◆逃げ馬◆ レモンポップ(1着) ◆前3F 36.0 ※平均 36.70
◇勝ち馬◇ レモンポップ【逃】 ◇勝ち時計 1:50.1(良)
逃げ馬展開
2番枠から好発決めてレモンポップが前へ。外からミトノオーが並んでコーナーを回り、向こう正面で1馬身前に出て逃げ態勢に。最後の直線で3馬身離したがウィルソンテソーロがゴール前で並んできてハナ差で勝利
逃げ馬短評
《レモンポップ》
▼昨年同様の”逃げ切り勝ち”だが今回は前回より序盤3Fラップが0.4秒速く、勝ち時計も0.5秒速かった。走る度に強くなり続け、国内G1とJpn1は負けなしの6勝での引退となった
▼枠的に有利だったとはいえ逃げ馬ランキング1位ミトノオーとの先頭争いに勝利。ラストランでダート中長距離の王座を奪い初の1位に上り詰めた
《ミトノオー》
▼外枠から押して出たものの内のレモンポップに並びかけるにとどまり、外でのコーナー突入でさすがに手綱を引いた。その後かかり気味ながらも徐々に落ち着き2番手に収まった。最終コーナーでスパートも手応えなく下がり10着でゴール
▼近走は3歳時ほど発馬の反応がなくなっていたのでゲートで飛び出せなかった時点で厳しかった。この馬自慢のダッシュ力をもってしてもレモンポップに2F目11.0秒で走られては成す術なし
今回のレースで逃げ馬ランキング2位に落ちるがレモンポップは引退予定なのでおそらくすぐ暫定1位になるだろう。4歳とまだまだ若く、先行力を立て直してすぐに真の1位に返り咲いてくれることを期待したい
《ペプチドナイル》
▼好スタートから押して出て3,4番手。最後の直線で一旦単独2番手まで上がったがゴール前で捕まって5着
▼6戦連続で番手策を敢行し好走。今後も相当遅いメンバーにならない限り自身が逃げることはなさそうで、一旦逃げ馬ランキングから除外する
《テーオードレフォン》
▼半馬身出遅れてすぐ加速も外のミトノオーの動き見て控えた。中団の後方で揉まれ、最終コーナーを最後方で回って最後14着
▼控える方針とはいえ馬群で下がり過ぎて散々な競馬。次走はもう少し前につけようとするか。”逃げ”る気はなさそうで一旦ランク外に