『中山金杯』(4歳上G3) 中山 芝2000m
◆逃げ馬◆ クリスマスパレード(4着) ◆前3F 34.9 ※平均 35.43
◇勝ち馬◇ アルナシーム【差】 ◇勝ち時計 1:58.1(良)
逃げ馬展開
まずディオスバリエンテが出たところを外からクリスマスパレードが追ってハナを奪った。道中3/4馬身差で逃げ直線残り100mまで先頭を守ったが最後交わされ4着
逃げ馬短評
《クリスマスパレード》
▼比較的速い序盤のハナ争いを制した後は11.8~11.9のラップを7F連続で出し続ける強い逃げを打って4着に残る強さを見せた
▼これまで牝馬クラシックを先行しており今回が初逃げ。とはいえ紫苑Sでは2000mを1:56:6のレコードで勝ったことのある馬で、それが初めて解放されたということだろう。今後も相手が行かないようなら積極的に前に出ていくと考えられ、逃げ馬ランキング6位にランクインとする
《ホウオウビスケッツ》
▼大外発のゲートをフワッと出て馬なりで2番手に。前に少し並ぶカタチでややかかり気味の追走をし、最終コーナー出口で猛スパートをかけるもキレ負けして9着
▼59.5㎏のトップハンデではあったものの、前の馬をマークして最後のキレに賭ける競馬はこの馬のスタイルではなかったように思う
ただ今回はクリスマスパレードが強すぎた可能性もあり「もっと前に行けば勝てていたか」というのは判断が難しいところ
《セイウンプラチナ》
▼スタートは並で、やや抑え気味に5番手につけた。そのまま直線を迎えると伸びず最後は11着でゴール
▼4か月の休み明け+24㎏ということもあったが、そもそもこの序盤ラップはこの馬の持ち時計より速いため先手が取れなかった
まずは絞れて速さが戻るのを期待するのみ