ダイヤモンドステークス (4歳上G3) 中山 芝3400m
◆逃げ馬 セイウンプラチナ (8着) ◆前3F 37.8
◇勝ち馬 ヘデントール【先】 ◇勝ち時計 3:22.2(良)
・逃げ馬展開 セインスプラチナがポンと出てハナ。道中2馬身差で逃げ残り700mで後方から勝馬ヘデントールらが上がってくると抵抗できず残り600m地点でかわされた。それでも直線大きくは落ちずに8着で入線
今日の逃げ馬短評
セイウンプラチナ
▼せっかく単騎逃げのカタチ作れたのに波のあるラップでのスタミナロスはもったいなかった
好発馬で素早くハナに立てて隊列もすぐ決まったところは最高。しかし道中ラップ13秒まで落とすと馬が耐えられず「加速→また減速」を繰り返した。その上下動でのスタミナロスが最後に伸びを欠いた主要因だろう
▼2番手を走っていたジャンカズマが2着に残ったことからレースメイク自体は悪くなかった。今回は距離経験の浅さがモロに出たがそれでも8着を確保は立派。この一戦が更に成長するキッカケになると期待したい
ジャンカズマ
▼内隣のセイウンプラチナがあまりに見事なスタートを決めたためすぐ番手策に。終始かかり気味な手応えで追走。残り700mで後続馬のスパートを先に行かせ、直線で抜き返して2着に入った
▼レース後コメントにもあるように「プラン通り2番手」の立ち回りで好走。自身が窮屈になってもレースラップを抑えることに終始。最終コーナーでは自分の力を冷静に判断し着を拾いに行き、それを成功させる好騎乗(消極策ともとれるがさすがにヘデントールのマクリの勢いは危険だった)
今後も長距離路線で相手なりに立ち回る競馬を続けるだろう