愛知杯 (4歳上牝G3) 中京 芝1400m
◆逃げ馬 テイエムスパーダ (17着) ◆前3F 32.7
◇勝ち馬 ワイドラトゥール【追】 ◇勝ち時計 1:20.2(良)
・逃げ馬展開 テイエムスパーダが最内枠スタートで押してハナ。外から出ていたベガリスと追ってきたリバーラと共にハイラップでレースを展開。600m地点で3頭横並びになり、テイエムスパーダは残り400mでかわされ200mで後退した
今日の逃げ馬短評
テイエムスパーダ
▼1F目こそ12.0秒とまともだが3頭で競った後の2F目10.1秒、3F目10.6秒で”序盤3F32.7秒”はさすがに速すぎたようだ
▼これで4戦連続の二桁着順。しかし得るものはあった。初ブリンカー効果か序盤のダッシュ力が復活。この脚なら1000m戦1200m戦でも逃げられそう。最終盤までレースを投げ出さなかったのも収穫。これならまだ現役を続けられそうだ
今回のレースラップを考慮し芝短逃げ馬ランキング6位にアップ
ベガリス
▼外目の枠から押して前出るも内の馬たちの二の足に屈し、並んだ外での追走に。直線一旦先頭に立ったが伸びを欠き9着
▼初OPで自身最速級の速さは出せたのだが枠と相手が悪かった。この猛ラップで前に行っての9着は大健闘。次走以降OPクラスでも通用しそうだ
ランク入りは次走次第
グランテスト
▼抜群のスタートも手綱抑えて7番手あたり。超ハイラップでもかかり気味の追走で、直線前が開くと伸びて4着
▼馬群に入り、抜け出し、しっかり伸びた。これができるなら今後は本格的に”差す競馬”をしていくだろう。抜群のスタートセンスはもったいないが、短距離なら差しでも好スタートが無駄になる訳ではない
ランクは一旦キープとするが次のレースぶり如何で降格あるかも