京王杯スプリングカップ (4歳上G2) 東京 芝1400m
◆逃げ馬 アサカラキング (9着) ◆前3F 33.9
◇勝ち馬 トウシンマカオ【差】 ◇勝ち時計 1:18.3(良)
・逃げ馬展開 アサカラキングが内枠で好発決めて流れの中でハナ。1~半馬身差で逃げ、直線で2番手バルサムノートと競るも200m地点でさらに外からかわされ馬群に沈んだ
今日の逃げ馬短評
アサカラキング
▼日本レコード決着を考えると悪くないラップメイク。しかし最後のキレのないこの馬は中盤でもっともっと飛ばす必要があったようだ。残り600mで自身最速級の上がり34.3秒を出したが他馬に32秒台で走られては成す術がなかった
▼極端な高速馬場で、千四戦でありながら千二戦の速さが要求される条件に。この特殊な馬場での負けを”力不足”と考えるかどうか、評価が難しい
テン乗り横山和生騎手はレース後「いろいろプラン考えていたが、あのスタートが決まったら逃げるのは仕方ない」と”逃げたくなかった”という意味の発言をした。次は意識的に控える競馬をする可能性大
バルサムノート
▼半馬身遅れたスタートで少し押して2番手に。前との差を徐々に縮めて直線で叩き合いに。逃げたアサカラキングはかわすも後ろから来た馬たちに飲み込まれ8着でゴール
▼高速馬場でのレースになり千二戦の実績あるこの馬にしたら格好の舞台だったはず。加えてスムーズに先行出来た上でのこの負けは落胆が大きい。よほどの転機がなければ重賞クラスでの活躍は難しいか