【逃げ馬予想】週刊・逃げ馬ランキングブログ

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【2025年・7~9月】『逃げ馬レース結果まとめ』

 

9月

 

『スプリンターズS』 ジューンブレア

◆逃げ馬 ジューンブレア (2着) ◆前3F 33.7

◇勝ち馬 ウインカーネリアン【先】 ◇勝ち時計 1:06.9(良

スプリンターズステークス2025年のラップタイム表

 逃げ馬展開  好発決めたジューンブレアが無理なくハナ。1馬身差で逃げ、直線で2番手ウインカーネリアンと馬体を重ねて競り合い、アタマ差負けて2着

 ▼逃げ馬短評▼  

 ジューンブレア

1F通過12.0秒、3F通過33.7秒と決して遅くはないがスプリントG1としては楽な部類のラップで逃げられた。競り合った800~1000mでのラップ10.6秒は見事な加速で負けはしたが強さを見せた

これまで11戦中3度しか逃げていないが成績は[2.1.0.0]。番手競馬も上手いが逃げは抜群の成績で、今後はより前に行く意識が高まりそうだ

 ウインカーネリアン

大外枠から好スタート決めて2番手を手応え良く追走。直線で逃げ馬とびっしり競り合い、アタマ差制して勝利

年を重ねるごとに序盤の速さが増している本馬がとうとうスプリントG1制覇。今回は大外枠だったため逃げられなかったが、今回の逃げ馬に対して互角以上の出脚を披露した

 ピューロマジック

1番枠からハナ行きかけたが抑えて3番手。直線上手く前開くも伸びきれず8着

G1の舞台でいきなり3番手という優等生なレースを強いられて、それなりには力を発揮。中途半端な競馬になった印象。序盤の状況的に逃げてほしかったが、せめて近走で成功している追込策を選んでほしかった

 ペアポルックス

立ち遅れてあっという間に最後方になり、最終コーナーで外から上がるも13着

大一番での出遅れは残念。まだ若いので発馬の安定度の向上に期待したい

 

 

 

『シリウスS』 ホウオウプロサンゲ

◆逃げ馬 ホウオウプロサンゲ (14着) ◆前3F 33.3

◇勝ち馬 ホウオウルーレット【追】 ◇勝ち時計 2:04.8(良

 逃げ馬展開  序盤は1番枠のルクスフロンティアが前に出ながら内を守るも、外枠で押し続けたホウオウプロサンゲが最初のコーナー入口でハナを取り切った。向こう正面では1馬身差の逃げ。第3コーナーでかわされると早々と失速した

 ▼逃げ馬短評▼  

 ホウオウプロサンゲ

芝の先行馬が初ダートで逃げた。ただ出脚は鈍かったため、猛プッシュを続けて最初のコーナーをノンブレーキ気味で突っ込む強引な逃げ。ハナに立ってから一気にラップを落とすも序盤のオーバーペースが響いて、最後は勝ち馬から5.2秒差の最下位に沈んだ

この逃げには同馬主の追込馬ホウオウルーレットをアシストするチームプレイ的な意味合いがあった可能性が高い。しかしここまでの大敗では馬への肉体的、精神的なダメージが心配される

 

 

 

『オールカマー』 リビアングラス

◆逃げ馬 リビアングラス (11着) ◆前3F 35.1

◇勝ち馬 レガレイラ【差】 ◇勝ち時計 2:10.2(良

 逃げ馬展開  リビアングラスが2番枠から肩鞭入れて猛プッシュで内を死守。コーナーでハナとり1馬身差の逃げ。向こう両面1200m地点で後方から上がったきたフェアエールングの勢いに対応できず4番に下がり、馬群に揉まれて失速した

 ▼逃げ馬短評▼  

 リビアングラス

序盤やや手間取りながらもハナ立ち、前3頭でスロー展開を作りかけたところをフェアエールングの捲りで粉砕された。出走馬に逃げ慣れた馬はおらず、1000mでスローにしすぎた段階で先行勢に隙が生まれてしまった結果といえる(ちなみにフェアエールング自身は8番人気で4着と人気以上に走った)

リビアングラスはテンの速さが危ういことから、今後積極的に逃げを狙うことはなさそうだ。逃げ馬ランキング入りは見送る

 

 

 

『チャレンジC』 ホウオウプロサンゲ

◆逃げ馬 ホウオウプロサンゲ (14着) ◆前3F 36.0

◇勝ち馬 オールナット【差】 ◇勝ち時計 1:58.0(良

 逃げ馬展開  4番枠から好発決めたホウオウプロサンゲが押してハナへ。しかし第1コーナーでショウナンマグマが外から並走し始め、2頭で後ろを離す展開に。そのまま2頭で最終コーナーを回るも、直線ではすぐに後続に飲み込まれた

 ▼逃げ馬短評▼  

 ホウオウプロサンゲ

遅めのラップでハナに立つ良い展開だったが、600m以降にからまれてハナを守るために向こう正面で11秒台前半ラップを2区間使わされたのは厳しかった。ホウオウプロサンゲはスロー逃げのキレタイプ。道中でスタミナを削られる逃げは最も苦手な展開

ハナ争いしたショウナンマグマはかつてガンガン逃げていた馬。ショウナン陣営の目線でも、今回は逃げるチャンスが大きいメンバー構成。近走の不振を払拭したい気持ちと「思い切りのいい池添騎乗」が重なり悪い方に出て、前2頭の共倒れ展開を招いてしまった

ホウオウプロサンゲは今後も相手に恵まれれば逃げる可能性はある。ただ他に逃げ馬がいた場合はすぐに控える競馬を選ぶだろう。逃げ馬ランキング入りは見送る

 

 

 

『セントウルS』 カルチャーデイ

◆逃げ馬 カルチャーデイ (9着) ◆前3F 33.3

◇勝ち馬 カンチェンジュンガ【追】 ◇勝ち時計 1:07.4(良

セントウルステークス2025年のラップタイム表

 逃げ馬展開  外枠カルチャーデイが好発からダッシュ良くハナ奪取。道中は3/4馬身差で先頭キープ。直線、残り180mでかわされると徐々に後続に飲み込まれた

 ▼逃げ馬短評▼ 

 カルチャーデイ

初ブリンカーを着け自己ベストの序盤ラップを出してハナ獲得。逃げランカーのテイエムスパーダ、3歳馬エコロジーク、G1馬ママコチャが前につけ速くなり、前には厳しい展開に。それでも勝馬から0.4秒差は内容として悪くない

今後もブリンカー着用は継続しそうで”逃げ”にこだわると考えられる。今回のレースで元2位のテイエムスパーダに外から逃げ勝ったため、逃げ馬ランキング【2位】にランクアップ

 テイエムスパーダ

2番枠から好発で猛プッシュも、外のカルチャーデイが更に速く2番手になった。道中は斜め後ろにピタリと付けた追走。直線ではママコチャに間を割られる苦しい展開。それでも最後まで脚を伸ばし4着確保した

陣営の発言通り初速が遅くなっている感は否めないが、最後まで粘る姿勢は良かった。千直を連戦し好走したことで、馬が自信をつけたか

 グランテスト

大外発で特に押さず後方待機策。直線で伸びず14着でゴール

今回のラップタイムは序盤の持ち時計を上回っていた。そのための苦肉の追込策での惨敗は仕方ないところか。この負けで今後は末脚勝負はしなくなるはずで、これまで実績ある「スローなら逃げ、ハイでも6番手辺りの競馬」に拘ってくるだろう

 

 

 

『京成杯AH』 アスコルティアーモ

◆逃げ馬 アスコルティアーモ (8着) ◆前3F 34.6

◇勝ち馬 ホウオウラスカーズ【差】 ◇勝ち時計 1:31.3(良

 逃げ馬展開  2番アスコルティアーモが好スタートを決めると他馬は前にこずハナへ。道中は1馬身半差で逃げるも、3角途中から半馬身差に並ばれて直線へ。残り200mでかわされると後続にもつかまり8着でゴール

 ▼逃げ馬短評▼  

 アスコルティアーモ

これまでの逃げは1800m戦で2度だけだったが、今回は好枠活かして初のマイル戦での逃げを達成。序盤3Fは自身最速だったが勝ち時計から逆算するとSペース。終盤は粘り込みを図ったものの、33秒台前半が必要な末脚勝負になり残り200mで伸びを失った

これで3度逃げて【9着9着8着】とイマイチ振るわず。前に目標がいた方が良さそうで、今後は逃げを避けるだろう

 

 

 

8月

 

『新潟記念』 コスモフリーゲン

◆逃げ馬 コスモフリーゲン (9着) ◆前3F 35.6

◇勝ち馬 シランケド【追】 ◇勝ち時計 1:58.0(良

新潟記念2025年のラップタイム表

 逃げ馬展開  コスモフリーゲンが小さいアクションでハナ獲得。道中2馬身差の逃げ。直線全馬同時のスパートになり残り200mまで先頭守ったがラスト1Fでキレ負けした

 ▼逃げ馬短評▼  

 コスモフリーゲン

直線までラップを落としに落としスパートをかけたが、あまりにも後続に楽をさせ過ぎてピュアスプリント勝負に。自身最速の上がり33.6秒を出したが上位馬は32秒台だらけ。「スローで追込馬が来るパターン」の教科書のような、典型的な負け展開を作ってしまった

これで初の掲示板外だが、これまで人馬一体てやってきたコンビ。今回の負けは直線長い新潟競馬場の特徴を考え過ぎた結果と考えられ、次走以降はすぐ修正できる内容。むしろ「展開的な弱点を一つ潰せた」とも考えられる

 

 

 

『キーンランドC』 ウインカーネリアン

◆逃げ馬 ウインカーネリアン (5着) ◆前3F 33.6

◇勝ち馬 パンジャタワー【差】 ◇勝ち時計 1:08.2(良

キーンランドカップ2025年のラップタイム表

 逃げ馬展開  外ウインカーネリアンが二の足でハナ。道中半馬身差で逃げ、直線入口で1馬身半差をつけるも残り60mでつかまり5着

 ▼逃げ馬短評▼  

 ウインカーネリアン

発馬で身体が沈み過ぎたように見えたが、そこからは好加速決めた。外にいたフィオライアがピッタリくっついてきたことでややプレッシャーあったか「序盤持ち時計」を僅かに更新する過去最速の出脚に。その分が最後伸びを欠いた要因になったか

「年を重ねるごとに速くなる」というこの馬特有の傾向通り、8歳秋にして序盤の自己ベストタイム更新。1F目の速さがイマイチなのが珠にキズなのだが、それも克服しかねない勢いを感じる

 ペアポルックス

6番枠から二の足で前出たが手綱引いてウインカーネリアンらを前に行かせた。2列目内の3番手辺りにつけ、直線前が開いたところで追うと伸び2着

これまでも「外の番手」なら大丈夫だったが、今回包まれるカタチから力強く伸びてきたのは精神面の成長見えた。今後は相手次第で”逃げる”か”控える”かのどちらの選択肢も自信を持って行え、前のペースに左右されず力を出し切れる

 

 

 

『札幌記念』 アウスヴァール

◆逃げ馬 アウスヴァール (13着) ◆前3F 36.1

◇勝ち馬 トップナイフ【差】 ◇勝ち時計 2:01.5(稍

札幌記念2025年のラップタイム表

 逃げ馬展開  ホウオウビスケッツとケイアイセナが好発で横並びで競ると内のホウオウビスケッツが引いた。そこから外で押し続けていたアウスヴァールがハナ争いに参加。最初のコーナー手前でケイアイセナをかわしてハナ獲得。道中は前2頭で後ろを数馬身離す展開。残り400m地点でアウスヴァールは脱落。ケイアイセナが前に出て逃げ込み態勢に入ったが残り100mで勝馬トップナイフにかわされると堪えられず4着

 ▼逃げ馬短評▼  

 アウスヴァール

外枠もあり序盤無理してハナに立った分、そして800m以降息を入れずむしろ加速した分で、後半苦しくなった。ただこれまでのレースほど無気力な失速はしておらず、状態が上向いている可能性は見えた。数字を見ても今回の”勝ち馬から1.5秒差”は近走では健闘の部類に入る

とにかくこれで8戦連続の逃げ達成。他の戦法に浮気せず”逃げ”だけで状態上向かせたのは陣営の努力と忍耐の賜物。秋の激走に期待したい

 ケイアイセナ

ハナ争いで内隣のホウオウビスケッツを競り落としたところはよかったが、その直後に外から来られては厳しかった。それでもなんとか2番手で折り合い、最後は4着と格好はつけた

近走勝ちレースも負けレースも相当な力を感じさせる走りをしており、ミドルペース以上なら番手も十分こなせている。いつ大駆けしてもおかしくない状況

 ホウオウビスケッツ

発馬から少し押して前狙ったがハナ争いになるとすぐ引いた。しかし3番手に下がってからかかり通し。4角で押すも上がり切れず7着。発馬後のチグハグな動きで馬が混乱したのが大きな敗因だろう

ずいぶん長く”逃げない騎手”たちが乗っているが、ここらで”逃げる騎手”が乗ってホウオウビスケッツがどう走るか見てみたいところ

 

 

 

『中京記念』 シンフォーエバー

◆逃げ馬 シンフォーエバー (2着) ◆前3F 35.4

◇勝ち馬 マピュース【先】 ◇勝ち時計 1:32.3(良

中京記念2025年のラップタイム表

 逃げ馬展開  シンフォーエバーが二の足で抜け出し徐々に離して3馬身差の逃げ。残り200mまでそのリードをキープするも、そこから徐々に迫られゴール前でかわされ2着

 ▼逃げ馬短評▼  

 シンフォーエバー

1F目12.8秒と他の馬が積極的に来なかったことが幸いし、陣営の希望通りほとんど押すことなくハナに立てた。そのおかげで多少かかり気味だったがコントロールが利いたのが好走の大きな要因だ

今回の成功で”逃げ馬”としてのスタイルが固まった感あり。次も同型がいなければ、さらに安定感ある逃げへと進化できそう。「重賞連続逃げ」と「序盤持ち時計」を評価して逃げ馬ランキング【17位】にランクアップ

 

 

 

『CBC賞』 インビンシブルパパ

◆逃げ馬 インビンシブルパパ (1着) ◆前3F 34.0

◇勝ち馬 インビンシブルパパ【逃】 ◇勝ち時計 1:07.4(良

CBC賞2025年のラップタイム表

 逃げ馬展開  外枠インビンシブルパパが押し続けてハナを取り切った。道中1馬身差で逃げ、直線で徐々にリードを広げた。ゴール直前に差し勢に迫られたが半馬身しのいで勝利

 ▼逃げ馬短評▼  

 インビンシブルパパ

ダートで勝ち上がってきた馬が芝転向2戦目で勝利。逃げの持ち時計を考えると今回の序盤はこの馬にとって楽なラップ。特に3F目11.5秒に落とせたのはこの馬の気性の良さと運が噛み合った賜物。今後も同等以上の速さを出して活躍しそうだ

逃げ馬ランキング【元3位】だったクラスペディアに外枠から逃げ勝ち、文句なしの【3位】にランクアップ

 カルチャーデイ

外枠で好発決めインビンシブルパパに付いていくカタチで2番手。250m地点で相手に前に出られながら寄られ、強く手綱引き下がった。その後馬群に揉まれるも直線一瞬伸び5着

上手く2番手に留まれたらもっと着順良かっただろうが、気性面で難しいところが出た。ただ揉まれても抜け出す根性は見え、展開さえ向けばもっとやれる力を感じた

 クラスペディア

内枠で好発決めたが外の勢いが良くあっという間に前に入られ馬群に包まれた。終始内ピッタリを走るも伸びずバテずで7着

前走のハイラップ逃げの大敗を考えると競馬にはなっていた。ただ差して勝てるタイプではなさそうなのも露呈。せっかく良いスタートセンス持っているし、今後は間をとって番手狙いの乗り方をしていきそう

 グランテスト

前に出かけたが周りの方が速く、すぐに待機策を選んだ。馬群の中で揉まれ、直線伸びきれず13着

後手の競馬で成す術なし。重賞で2度入着経験があるがどちらも軽斤量時。54kgを背負ってしまうと重賞クラスの壁が越えられない印象

 

 

 

『エルムS』 ウィリアムバローズ

◆逃げ馬 ウィリアムバローズ (4着) ◆前3F 36.4

◇勝ち馬 ぺリエール【先】 ◇勝ち時計 1:43.5(稍

 逃げ馬展開  大外ウィリアムバローズは発馬で立ち遅れ。しかしすぐ加速体制に立て直し、コーナーに入るギリギリでハナを取り切った。道中は半馬身差でかかり気味に逃げ、直線入口では1馬身半つけるも勝馬にすぐつかまり4着

 ▼逃げ馬短評▼  

 ウィリアムバローズ

59㎏の単独トップハンデで4着と格好つけ、実績通りの力は証明した

発馬センスを考慮すると1700m以下はこの馬にとって忙し過ぎる印象。それでも初速のモタつきを帳消しにする二の足は素晴らしかった。逃げ馬ランカーらしい走りをし【11位】ランクキープ

 

 

 

『クイーンS』 コンクシェル

◆逃げ馬 コンクシェル (13着) ◆前3F 34.9

◇勝ち馬 アルジーヌ【差】 ◇勝ち時計 1:46.0(良

クイーンステークス2025年のラップタイム表

 逃げ馬展開  コンクシェルが5番枠で最高の発馬決めハナ。道中1馬身半差での逃げ。残り200mで勝馬らに捕まると馬群に沈んだ

 ▼逃げ馬短評▼  

 コンクシェル

発馬で1馬身飛び出すとさらに押して外からくるアリスヴェリテらを退ける動きをした。ただそこで馬に火が付いたか、ややかかってしまい速めラップ連発の逃げに。結果、最後にガス欠起こした

逃げ馬との対戦が多いせいもあるがこれで4戦連続の二桁着順。ここまでリズム崩すともし今後、単騎逃げできたとしてもいきなりの入着は厳しいか

 アリスヴェリテ

外から二の足で前狙うも内コンクシェルが強くハナ主張し2番手に。向こう正面で手応え悪く、3角では押しながら追走。直線向いたところで馬群に飲まれて8着

覇気のない競馬ぶりでやはり”ハナでこそ”を再確認。今回は内枠コンクシェルのロケットスタートに成す術がなかった

 クリスマスパレード

ゲートでクビを動かした瞬間ゲートが開き出遅れて後方。そのまま控えるも最後の直線では差し馬の後ろを付いていくだけで9着

腹括って追い込みに賭けたが全く伸びる素振りなく”前でこその馬”がより鮮明になった。ただこれで2戦連続の出遅れで、次走はまず普通に発馬することが課題になる

 

 

 

『アイビスSD』 テイエムスパーダ

◆逃げ馬 テイエムスパーダ (2着) ◆前3F 32.0

◇勝ち馬 ピューロマジック【差】 ◇勝ち時計 0:53.7(良

アイビスサマーダッシュ2025年のラップタイム表

 逃げ馬展開  テイエムスパーダが発馬から押して鞭入れハナ&外コースを獲得。外集団ではハナを守り通したが離れた内から差してきたピューロマジックにかわされ2着

 ▼逃げ馬短評▼  

 テイエムスパーダ

何が何でも前に行く姿勢を見せ、見事に逃げを達成し好結果に繋げた

斎藤騎手芝・短距離での逃げ率が極めて高く”逃げさせる技術”に長けている。テンの速さが課題で”逃げられず惨敗”を繰り返していたテイエムスパーダとのコンビ相性は抜群に良い。これなら千二戦でも通用する可能性も

 シロン

4番枠から飛び出し馬場中央を1頭で駆けたが残り400mで失速14着。大外コースとの馬場差も大きく、斤量増も堪えた

ほぼ逃げと同等の速さは見せたため逃げ馬ランキングは【4位】に浮上

 カフジテトラゴン

3番枠から好発も外隣のシロンにテンの速さで劣った。途中で外集団に合流するも伸びず12着

枠が悪かったが単純な速さでもOP馬に敵わなかった

 ピューロマジック

早めに手綱抑え中団後方に。残り400mで前方を開かせるとビュンと伸びて勝利。上り31.3秒はおそらく日本最速記録

今後は当分、前に馬を置くレースを続けそうで逃げ馬ランキングは【6位】にダウン

 

 

 

7月

 

『東海S』 リジル

◆逃げ馬 リジル (7着) ◆前3F 34.6

◇勝ち馬 ヤマニンウルス【先】 ◇勝ち時計 1:22.2(良

 逃げ馬展開  外枠リジルが好発で1馬身飛び出すとそのまま加速し2馬身差リードで逃げた。最終コーナーでヤマニンウルスにピッタリマークされ、直線残り300mでかわされると失速して後続馬群に沈んだ

 ▼逃げ馬短評▼  

 リジル

先行して勝ちあがっていたが前走初OPで先行できず大敗。今回はスタートの大成功もあり4レースぶりの逃げるカタチになった。ペース落とさない速めイーブンの逃げに努めたが、復調したヤマニンウルスに早めに並ばれ、力の差を見せつけられて千切られたことで、リジルの失速が早まってしまった

前に行って強いところは見せたが次走は番手狙いの競馬をしそう。今回のランク入りは一旦控える

 エートラックス

内枠で好発決めるも外リジルにすぐ前に出られ4番手に控えた。ヤマニンウルスを目標に同時に動いたが歯が立たず、結果的に早仕掛けになってしまいバテて11着

今回は巡りが悪く力を発揮できなかった

 ロードエクレール

好発も外のリジルが更に速く2番手に。直線を3番手で迎えたもののまったく伸びず14着

少し離れた2番手で運べていれば粘れたかもしれないが、早めにヤマニンウルスにかわされたことで戦意を失ったようにも見えた。今後、楽に逃げられるメンバーなら力出し切ってくれるはず

 

 

 

『関屋記念』 シンフォーエバー

◆逃げ馬 シンフォーエバー (10着) ◆前3F 33.9

◇勝ち馬 カナテープ【追】 ◇勝ち時計 1:31.0(良

 逃げ馬展開  2番枠シンフォーエバーが押してハナ。最大5馬身差離す大逃げ。直線徐々に迫られ200m地点でつかまると馬群に飲まれた

 ▼逃げ馬短評▼ 

 シンフォーエバー

3戦ぶりに芝に戻ると古馬相手でも抜群の先行力を見せハナへ。一旦ペース落ち着きかけたが800~1200mでラップが上がった。ここで息が入れられなかったことが最後の踏ん張りがきかなかった原因か

とはいえ大逃げのカタチ作って残り200mまで持ち堪えたのは力ある証拠。今後は控える競馬を教えるかもしれないし、もしこのまま逃げ続けるようならもっと上手な”逃げ”を習得できそう。後者の期待を込めて逃げ馬ランキング【19位】

 

 

 

『小倉記念』 グラティアス

◆逃げ馬 グラティアス (16着) ◆前3F 35.0

◇勝ち馬 イングランドアイズ【差】 ◇勝ち時計 1:59.9(良

 逃げ馬展開  スズカダブルが前に出かけたが鞭を入れてグラティアスが追い続けてハナを奪った。その後差を広げ、道中は5馬身差の大逃げ。最終コーナーで失速し一気にかわされると脱落、最後は大差の最下位に

 ▼逃げ馬短評▼ 

 グラティアス

▼前走安田記念で後方に控えて負けたのを悔やんでか、今回は何が何でもハナに拘る姿勢を見せた。結果オーバーペースで大敗。おそらく厩舎サイドからの指示と考えられるが、小沢騎手ももう少し自然な動きの逃げができなかったか。あまりに見栄えの悪い玉砕的な逃げだった

▼この大敗で今後ハナを狙うことはないだろう。距離もマイルに戻りそう。逃げ馬ランキング入りは見送り

 

 

 

『七夕賞』 コスモフリーゲン

◆逃げ馬 コスモフリーゲン (1着) ◆前3F 34.7

◇勝ち馬 コスモフリーゲン【逃】 ◇勝ち時計 2:00.5(良

七夕賞2025年のラップタイム表

 逃げ馬展開  2番枠コスモフリーゲンが好発決めハナ。最大2馬身差で逃げ、3角で一旦1馬身差に引きつけ、4角で仕掛けて直線入口でまた2馬身離した。最後迫られるもアタマ差凌いで勝利

 ▼逃げ馬短評▼ 

 コスモフリーゲン

▼2~400mで外の馬に迫られた際に登り坂区間で10.8秒の脚を繰り出し一気に前に出た。序盤キツかった分、向こう正面後半で[12.7‐12.8]と息を入れて帳尻合わせ。その後3、4コーナー中間から早めの仕掛けで後続の脚を封じた。精神的にも肉体的にも強い内容

▼今回の序盤ラップはこの馬にとって自己ベストの速さ。時計のかかる馬場だったことを考えると、その成長度の高さがうかがえる。稍斤量に恵まれたとはいえ”力は本物”とみていいだろう

今回の序盤ラップと前走でイヤサカに逃げ負けていることを考慮し逃げ馬ランキング16位にランクイン

 

 

 

『北九州記念』 クラスペティア

◆逃げ馬 クラスペディア (17着) ◆前3F 32.5

◇勝ち馬 ヤマニンアルリフラ【差】 ◇勝ち時計 1:07.8(良

北九州記念2025年のラップタイム表

 逃げ馬展開  外のシロンが一旦抜け出たがクラスペディアが押して押して内を死守し300mでハナに立った。半馬身並んだ逃げで、最終コーナー途中でシロンに再び前に出られて失速、後方に沈んだ

 ▼逃げ馬短評▼ 

 クラスペディア

▼出脚イマイチで外シロンに前に出られるも、なんとか鼻面を突っ込んで内を死守しハナを奪取。その後もハナ守るため限界に近いラップを出し続けた結果800mでガス欠

▼前走「葵Sを逃げて2着」の成功体験を基に強引に逃げたもののここでは通用せず。ただまだ3歳で逃げ経験浅い。走りを重ねて出脚さえ良くなれば太刀打ちできそう

古馬初戦で【逃げ馬ランキング4位】のシロンに逃げ勝ったためクラスペディア【4位】の座にランクイン

 シロン

▼外枠から鋭い二の足で抜け出したが切れ込む際ギリギリでクラスペディアに内のスペースに入られ2番手に。最終コーナーで先頭に躍り出るも直線向いてすぐ力尽き16着

▼序盤の速さもさることながら番手から再びハナに立つ動きも良く、それなりに力を見せた。上位馬が差し馬だらけの今回のレースにおいて”健闘した”と言える内容。今後”逃げられそうなレース”に当たれば積極的に狙いたい