秋華賞 (3歳牝G1) 京都 芝2000m
◆逃げ馬 エリカエクスプレス (2着) ◆前3F 35.6
◇勝ち馬 エンブロイダリー【先】 ◇勝ち時計 1:58.4(良)

逃げ馬展開 スタートから抑えた手応えで進出したエリカエクスプレスがハナに立った。2馬身差で逃げていたところ向こう正面でエンブロイダリーが外から上がって並びかけ、ややペースアップ。その後は1馬身半差で逃げを継続し直線入口でさらに差を広げたが、直線でエンブロイダリーに徐々に差を詰められゴール前でかわされて2着
▼逃げ馬短評▼
エリカエクスプレス
桜花賞とオークスを序盤3F34秒台で逃げたこの馬にとって、今回の35.6秒は楽なペース。途中でエンブロイダリーに捲られかけた時(800~1000m区間)は「共倒れ」も有り得る危うい展開だったが、そこはルメールと武豊。ペースアップを最小限に留めてピタリとワンツー体制を作り、そのまま最後まで2頭での勝負関係を維持した
これでエリカエクスプレスは牝馬三冠すべてのレースを逃げる快挙。これは1999年のエイシンルーデンス以来で、秋華賞の30回の歴史の中でわずか2度目となる
次回からは古馬混合戦になるため暫定的に逃げ馬ランキングに編入。序盤持ち時計を考慮して芝中長距離部門【14位】にランクインとする
