【逃げ馬予想】週刊・逃げ馬ランキングブログ

競馬歴34年の【逃げ馬専門家】が重賞の逃げ馬を予想するサイト|2017年から8年間データ収集を継続し現役馬をランキング化|逃げ馬が好きな人、逃げ馬が知りたい人にオススメ|最強の逃げ馬を捜すも良し最高の逃げ馬を応援するも良し

【今週の重賞】逃げ馬予想&実際に逃げた馬と展開を全レース検証|2026年上半期

2026年上半期の重賞を対象に、逃げ馬予想とレース展開を徹底的に振り返るまとめ記事

各レースごとに
・レース前の逃げ馬予想(逃げ自信度付き)
・想定したペースと展開
・実際の逃げ馬とレース結果
を掲載し、レース終了後に随時追記

逃げ馬は展開ひとつで結果が大きく変わる存在。本記事では、結果だけでなく「なぜその展開になったのか」まで振り返り、2026年序盤の逃げ馬傾向を時系列で整理していく

 

 ■現在の逃げ馬ランキングtop3

 芝  短距離   1位インビンシブルパパ 2位ジューンブレア 3位ウインカーネリアン

 芝中長距離  1位アウスヴァール 2位ミステリーウェイ 3位メイショウタバル

 ダ  短距離   1位インビンシブルパパ 2位メイショウホウレン 3位ファムエレガンテ

 ダ中長距離  1位ジャスパーロブスト 2位サントノーレ 3位レヴォントゥレット

 

★今週の重賞 逃げ馬予想

『ヴィクトリアM』

◆逃げ馬 エリカエクスプレス (4着) ◆前3F 34.6

◇勝ち馬 エンブロイダリー【差】 ◇勝ち時計 1:30.9(良

ヴィクトリアマイル2026年のラップタイム表

 逃げ馬展開  アイサンサンが大きく出遅れ、エリカエクスプレスが1頭抜け出した。道中は3/4馬身差の逃げ。直線でもほぼ同じリードを保ち、後続と同等の末脚を発揮した。しかし残り200mで勝ち馬に鋭い脚でかわされると、後続勢にも差され4着でゴール

 ▼逃げ馬短評▼ 

 エリカエクスプレス

逃げ候補のアイサンサンが出遅れたことで楽にハナに立てたのが好走の大きな要因。道中は、本来中距離のニシノティアモがマイルを考えてか積極的にマークする形となりプレッシャーがあった。それでもラップをほぼイーブンに保てたのは、エリカエクスプレスのこれまでのレース教育の成果か

 ▲逃げ馬ランキング変動▼  芝短距離ランクイン見送り 

今回の逃げはアイサンサンの出遅れによって得られた形。持ち時計的に今後も短距離で逃げられるかどうかは疑問で、ランク入りは一旦見送る

 アイサンサン

発馬で態勢を崩し大きく出遅れて最後方からの競馬。追込策に賭けたが、内に進路を取った際にやや詰まる場面もあり13着

 ▲逃げ馬ランキング変動▼  芝短距離【17位】→【17位】

持ち味を全く出せず敗退。次走は何が何でも前を取りに行き、崩れたリズムを取り戻したい一戦になりそう

 

――――――――――――――――――――――――――――――――

▼ヴィクトリアM・レース前記事▼

 逃げ馬予想 ◆自信度 B

 逃◎ アイサンサン 幸 15番 

逃げ馬ランキング芝短距離16位。前走愛知杯を大外から逃げて勝利。距離延長の今回は、前走と同等のテンの速さを出せばハナに立てると考える

 逃〇 エリカエクスプレス 武豊 4番 

逃げ馬ランキング芝中長距離11位。前走中山牝馬Sでは3番手に控え、最後は伸びそうで伸び切れず差のない4着。今回は逃げやすい4番枠に入ったが、マイル戦ではテンの持ち時計が物足りず、前走の善戦もあるため無理にはハナを狙わないだろう

 レース展開予想 ※結果 ペース的中 展開不的中

アイサンサン、エリカエクスプレスのどちらがハナに立っても、一旦はペースを落としたいところ。番手につけそうな人気馬エンブロイダリーはルメール騎手騎乗のため、早めに動く形にはならなさそう。それを見ながら動くカムニャックも同様。となると《Sペース》でのキレ勝負になると予想

 筆者の購入馬券

 アイサンサン<逃> ※結果13着(13人気) 

ハナ候補2頭の中で末脚のキレがあるのはこちら。条件戦ながらマイルで3勝しており、距離もこなせる。愛知杯では最終盤に並ばれても抜かせなかった勝負根性があり、ここでもしぶとさを発揮すると期待

 

 

 

『新潟大賞典』 ラインベック

◆逃げ馬 ラインベック (12着) ◆前3F 35.9

◇勝ち馬 グランディア【差】 ◇勝ち時計 1:58.9(良

新潟大賞典2026年のラップタイム表

 逃げ馬展開  大外のシュガークンが徐々に前へ出たが、500m地点で内のラインベックがハナを奪った。道中は1馬身差で逃げる形。直線残り500mで内外から交わされると、そのまま後退して12着でゴール

 ▼逃げ馬短評▼ 

 ラインベック

好発を決め、流れの中で自然にハナへ立った。中盤でラップをしっかり落として息を入れたが、直線では伸び切れず。距離の壁を感じる内容だった

 ▲逃げ馬ランキング変動▼  芝短距離ランクイン見送り 

おそらくダメ元での距離延長戦。敗戦自体は仕方ない印象で、今後再び中距離戦で逃げる可能性は低そう

 

――――――――――――――――――――――――――――――――

▼新潟大賞典・レース前記事▼

 逃げ馬予想 ◆自信度 C

 逃◎ シュガークン 武豊 15番 

キタサンブラックの弟が2年ぶりの登場。行きたがる面が出やすい臨戦過程で、積極的に流れに乗せる武豊騎手が騎乗。揉まれず加速しやすい大外枠に入り、誰も行かないようならハナに立つ可能性がある

 逃〇 ラインベック 冨田 2番 

ディープインパクト産駒の9歳馬。最後に逃げたのは5年前だが、ここ4年はマイル中心に走っており、この距離なら先手を主張できるスピードを持っている。鞍上は比較的逃げるタイプの冨田騎手のテン乗りで、逃げやすい2番枠。条件は整っている

 

※その他、ここ2戦長距離戦で逃げ&先行しているグランドカリナン、2年前のクラシック時は逃げていたセキトバイーストも逃げ候補

 レース展開予想 ※結果 ペース的中 展開ほぼ的中

スタート後の直線、最後の直線ともに長いコース形態で、積極的にハナに立ちたい馬はいない状況。押し出されるようにシュガークンが逃げ、ゆったりした《Sペース》で進行すると予想。鞍上の武豊は2年ぶりのレースを意識して早めの仕掛けは避けると考えられ、直線入口でも馬群はばらけず、“キレ勝負”になると考える

 筆者の購入馬券

 アンゴラブラック<差> ※結果10着(3人気) 

アイルランドTの2着時に33.0秒の脚を使っており、Sペースのキレ勝負は得意そう。同じ左回りの東京で〔1.1.0.0〕と好走しており、新潟外回りへの適性もありそうだ

 

 

 

 

 

 

2026年1~5月の逃げ馬まとめ

 

▼5月の重賞逃げ馬回顧

『NHKマイルC』 ユウファラオ

◆逃げ馬 ユウファラオ (17着) ◆前3F 33.7

◇勝ち馬 ロデオドライブ【追】 ◇勝ち時計 1:31.5(良

NHKマイルカップ2026年のラップタイム表

 逃げ馬展開  並んだスタートから2番枠のユウファラオが1馬身出て、その後は半馬身差での逃げを敢行。残り350mで外からかわされると脚がなくなり後方に沈んだ

 ▼逃げ馬短評▼ 

 ユウファラオ

自身はすぐハナに立ったが、2番手争いは4頭並んだ状態が続き、その競り合いに巻き込まれる形で2F目10.5秒、3F目10.9秒と速いラップを強いられた。ここで脚を使わされたのが後半の失速の大きな原因と考えられる

今後は古馬との対戦になるが、今回の速さを見るに先手を取れる機会は多そう。逃げ馬としての成長に期待したい

 

――――――――――――――――――――――――――――――――

▼NHKマイルC・レース前記事▼

 逃げ馬予想 ◆自信度 B

 逃◎ ユウファラオ 松若 2番 

昨年6月のデビューから10戦と、この時期としては出走数が多い。結果が出ない中で試行錯誤を重ねてきたと考えられ、前走では未勝利戦以来となる逃げを打ち、重賞2着と好走につなげた

前走でテン乗りだった松若騎手が引き続き騎乗。2番枠と逃げには絶好の枠に入り、ここは積極的にハナを取りに行くだろう

 レース展開予想

積極的に逃げたいのはユウファラオのみ。しかし、番手を取りたい馬はリゾートアイランド、オルネーロ、ダイヤモンドノット、ハッピーエンジェル、レザベーション、アスクイキゴミ、ロデオドライブと7頭おり、道中のペースは緩まなさそうだ。《M~Hペース》と予想

 筆者の購入馬券

 カヴァレリッツォ<差> ※結果12着(5人気) 

速いペースを想定し、後方から運ぶ馬を狙う

本馬の前走は1番枠スタート。囲まれた3番手で行きたがりながらの追走となり、その結果、第3コーナーではレースをやめかけるような仕草を見せて不完全燃焼の13着に終わった

今回は得意のマイル戦で、レースの流れにも乗りやすいはず。左回りはデビュー戦の中京で経験済みで、対応力も高い部類。狭いところを割って抜け出せる根性もあり、ここでの復活に期待したい

 

 

 

『エプソムC』 ストレイトトーカー

◆逃げ馬 ストレイトトーカー (16着) ◆前3F 35.4

◇勝ち馬 トロヴァトーレ【差】 ◇勝ち時計 1:45.3(良

エプソムカップ2026年のラップタイム表

 逃げ馬展開  ストレイトトーカーが鋭い二の足ですぐ抜け出してハナ。直後にラップを落としたところ、サクラファレルが止まらず外から並びかけ、その後は半馬身差での逃げ。残り300mでかわされると失速し、馬群に沈んだ

 ▼逃げ馬短評▼ 

 ストレイトトーカー

さすが“スロー逃げの田辺”という、ハナに立ってからの素早い減速で2F目11.5秒に抑えた。しかし、それがサクラファレルを刺激する形となって折り合いを欠かせ、並びかけられる展開に。3F目は11.4秒まで再加速を余儀なくされ、かえって苦しい展開を招いた

 ▲逃げ馬ランキング変動▼  芝中長距離【15位】ランクイン 

初の古馬オープン挑戦(重賞)でも逃げを達成し、これまでの持ち時計から【15位】にランクイン。今回は1800m戦のため中長距離ランキングに入れるが、今後マイル路線中心となるようなら修正する予定

 

――――――――――――――――――――――――――――――――

▼エプソムC・レース前記事▼

 逃げ馬予想 ◆自信度 B

 逃◎ ストレイトトーカー 田辺 15番 

マイル戦を中心に使われ、前走は3勝Cを逃げ切って勝ち上がってきた。マイルでもハナを奪える先行力を考えると、1800mの今回は序盤から自然と先手を取る形になりそうだ

田辺騎手はスロー逃げの名手。今回もハナに立つ可能性は高い

 逃〇 サクラファレル レーン 14番 

中距離戦を中心に使われ、前走は3勝Cの2000m戦を2番手追走から勝利。逃げる形もできるが、理想は番手での競馬だろう

テン乗りのレーン騎手は前には行くが、積極的に逃げるタイプではない。他に行く馬がいれば、すぐに番手へ控える形になりそうだ

 レース展開予想

ストレイトトーカーがハナに立てば、鞍上の田辺騎手はペースを落とし込むはず。番手狙いのサクラファレルと隊列がすんなり決まれば、3番手以下も動きづらくなる。今回は《Sペース》と予想

 筆者の購入馬券

 サクラファレル<先> ※結果5着(1人気) 

Sペースに持ち込めれば、前走の再現が可能なはず。直近で東京2000mを勝っている経験も心強い

 

 

 

『天皇賞(春)』 ミステリーウェイ

◆逃げ馬 ミステリーウェイ (8着) ◆前3F 36.0

◇勝ち馬 クロワデュノール【先】 ◇勝ち時計 3:13.7(良

天皇賞(春)2026年のラップタイム表

 逃げ馬展開  ミステリーウェイが好発を決めてハナを奪取。徐々にリードを広げ、5馬身ほどの差をつけて逃げた。1600m付近からサンライズソレイユが進出し、以降は1馬身差の逃げ。残り600mでスパートをかけるが、直線入口で外からクロワデュノールに交わされると伸びを欠き、8着でゴール

 ▼逃げ馬短評▼ 

 ミステリーウェイ

序盤で飛ばし、中盤で一旦ラップを落として息を入れたが、そこをハナに立ちたいサンライズソレイユに詰められてペースアップ。結果的に先行勢に厳しい展開を作る形となった

(※ハナ差の2着に入った人気薄ヴェルテンベルクは最後方待機策。前が厳しい展開の中、早め先頭から押し切った勝ち馬クロワデュノールは、着差以上に強い内容だったと言える)

 ▲逃げ馬ランキング変動▼  芝中長距離【2位】→【2位】

G1の舞台で好発を決め、堂々と逃げた内容は評価できる。最後はサンライズソレイユを差し返して8着に粘走。今後も長距離戦での逃げに期待したい

 

――――――――――――――――――――――――――――――――

▼天皇賞(春)・レース前記事▼

 逃げ馬予想 ◆自信度 B

 逃◎ ミステリーウェイ 松本大輝 13番 

逃げ馬ランキング中長距離部門2位。前走の日経賞では加速が鈍く4番手から。道中2番手に上がるも、向こう正面で早々と脱落し14着。

今回は比較的逃げやすいメンバーが揃っており、逃げ候補の筆頭格

 逃▲ サンライズソレイユ 池添謙一 2番 

前々走の阪神大賞典では逃げて6着。人気を集めた前走の大阪―ハンブルクCは3番人気に支持されるも、3番手からレースを運んで11着

無難に乗るなら先行策を取るところだが、今回は思い切りのいい池添騎手が騎乗。さらに逃げやすい2番枠に入った。スタートでポンと出れば、そのまま勢いに乗って前に出る可能性がある

 レース展開予想

ミステリーウェイが前に出て、サンライズソレイユ、アウスヴァーナル、ホーエリートが番手狙い。クロワデュノールとシンエンペラーは控えたいところだが、かかって前に絡む可能性もあり、ペースが極端に落ちることはなさそう。《S~Mペース》と予想

 筆者の購入馬券

 クロワデュノール<先> ※1着(1人気) 

前走の大阪杯は比較的速い流れだっただけに、今回の大幅な距離延長はかかりやすい条件。しかしG1を3勝している実績から、本馬の地力をもってすれば多少ロスがあっても勝ち切れると考える

 

 

 

『京王杯SC』 ワールズエンド

◆逃げ馬 ワールズエンド (1着) ◆前3F 34.1

◇勝ち馬 ワールズエンド【逃】 ◇勝ち時計 1:18.9(良

京王杯スプリングカップ2026年のラップタイム表

 逃げ馬展開  好加速で外からワールズエンドがハナを取った。道中は1馬身差で逃げる形。直線で徐々にリードを広げ、最後に一頭迫ってきたセフィロを凌いで勝利

 ▼逃げ馬短評▼ 

 ワールズエンド

外枠スタートから二の足を使い、スムーズにハナに立った。序盤で楽ができた分、ペースを落とし過ぎることなくレースを進め、上がり33.4秒で駆け抜けての勝利。

戦前は逃げ馬アサカラキングと2頭で競り合い、ペースを作ると考えていたが、実際は相手が来なかったことで単騎逃げの形に。これが大きな勝因だろう

 ▲逃げ馬ランキング変動▼  芝短距離【12位】→【12位】

逃げ馬ランキング【12位】と【13位】という僅差の争いだったが、外枠のワールズエンドがやや不利な条件。しかし終わってみればランキング通りの結果で、ランク変動はなし

 アサカラキング

半馬身出負けしたもののすぐに巻き返すが、外が速く、手綱を抑えて2番手に控える形に。800m付近で位置が下がり、直線半ばから大きく失速し18着でゴール

 ▲逃げ馬ランキング変動▼ 芝短距離【13位】→【13位】

道中はかかりながらも抑えて進め、直線でのスパートでは一瞬伸びかけたものの、すぐに失速。次走は再び積極策に戻す可能性が高い

今回は実験的な意図もあった可能性はあるが、”芝短距離で逃げない戸崎騎手”とは手が合っていなかった

 

――――――――――――――――――――――――――――――――

▼京王杯SC・レース前記事▼

 逃げ馬予想 ◆自信度 B

 逃◎ アサカラキング 戸崎圭太 11番 

逃げ馬ランキング芝短距離部門13位。前走京阪杯では自己ベストに近いテンの加速でハナを取り5着

“芝短距離では逃げない戸崎騎手”がテン乗り。しかし戸崎は、今回対戦するワールズエンドで近走2度逃げており、少なからず対抗心が湧きそう。枠も相手より内になったことから、先手を取りに動くと予想される

 逃〇 ワールズエンド 津村 16番 

逃げ馬ランキング芝短距離部門12位。前走はマイルのリゲルSで3番手から2着と、番手での対応力を見せた。ただ、前々走スワンSではアサカラキング相手にハナを奪っており、逃げ馬ランキングではこちらが上となっている

今回は津村騎手がテン乗りで、外目の枠に入った。無理に押すことはなく、前走のように番手につける動きが妥当だろう

 レース展開予想

逃げがアサカラキング、番手がワールズエンド。他は1400mでは差し・追込タイプが多い。前2頭で協調できれば前残りのペースを作れる可能性が高い。《S~Mペース》と予想

 筆者の購入馬券

 ワールズエンド<先> ※結果1着(3人気) 

前に行けるうえに、逃げ・番手どちらも対応できるのは強み。上記の展開予想どおりの「前有利」の流れに乗れば、他の実績馬を凌駕するパフォーマンスを見せるはず

 

 

 

 

▼4月の重賞逃げ馬回顧

『マイラーズC』 ショウナンアデイブ

◆逃げ馬 ショウナンアデイブ (4着) ◆前3F 34.3

◇勝ち馬 アドマイヤズーム【先】 ◇勝ち時計 1:31.7(良

マイラーズカップ2026年のラップタイム表

 逃げ馬展開  一旦アドマイヤズームがハナに立ったが、内で押し続けていたショウナンアデイブが上がってきて、250m付近でハナを奪った。道中は1馬身差で逃げ、直線残り200mで捕まるも、バテずに粘って4着

 ▼逃げ馬短評▼ 

 ショウナンアデイブ

これまで中距離戦では控える競馬をしてきたが、前々走の京都金杯でマイルに挑戦し、先行策で3着と好走。今回はそのイメージで押して前に行った結果、ハナに立つ形となった

 ▲逃げ馬ランキング変動▼  ランキング入り見送り 

負けはしたが、結果的に前有利の展開に乗って4着と善戦。今後も前を取りに行く積極策は続きそうだ。とはいえ現状では出脚に課題があり、今回のように逃げ馬が不在のレースでもなければ、ハナを奪うケースは限られるだろう

 

――――――――――――――――――――――――――――――――

▼マイラーズC・レース前記事▼

 逃げ馬予想 ◆自信度 C

 逃◎ アドマイヤズーム 武豊 9番 

前走スワンSでは6番手に付けるスピードを見せており、そこから6カ月の休養明け。4歳馬でまだ7戦目とレース経験が浅く、抑えが利きにくいと考えられる

デビューから5戦は“逃げを嫌う川田”が騎乗しており、今回は“逃げに寛容な武豊”に乗り替わり。これといった逃げ馬がいないメンバー構成で、各馬が積極的に行かないとすれば、押し出されるのは本馬の可能性が高い

 レース展開予想

番手狙いの馬が多く、序盤は牽制し合う展開。アドマイヤズームが押し出されてハナへ。それをマークする形でシックスペンス、ベラジオボンドらが前につける。人気馬が前を占める形で中盤以降は緩まず《Mペース》と予想

 筆者の購入馬券

 ドラゴンブースト<差> ※結果2着(9人気) 

前走大阪城Sでは7番手で集団の内を追走し、直線では馬群を縫って勝利。3走前のディセンバーSでは今回の丹内騎手が騎乗し逃げ切っているが、前走の内容から今回は“控える”可能性が高いと考える

前走の1800m戦ではやや掛かり気味の追走だったため、マイルのペースは合うと推察。有力馬が前で早めにスパートをかけたところを、一テンポ遅れて追いかけて差し切るイメージ

 

 

 

『皐月賞』 ロブチェン

◆逃げ馬 ロブチェン (1着) ◆前3F 35.1

◇勝ち馬 ロブチェン【逃】 ◇勝ち時計 1:56.5(良

皐月賞2026年のラップタイム表

 逃げ馬展開  4番枠スタートのロブチェンは出脚こそ遅れたが、押して前へ出てそのままハナへ。道中は半馬身差で逃げ、直線で2番手のリアライズシリウスと叩き合いを演じて勝利

 ▼逃げ馬短評▼ 

 ロブチェン

外のリアライズシリウスがハナに立つ勢いを見せたが、2F目10.5秒のラップでも譲らず主導権を確保。その後はコース形態(高低差)に合ったペースで運び切っての勝利

この日は当レースに限らず他の芝レースでも好時計が出ており、一見すると道中のラップは速く見えるが、実際は“標準~やや緩め”の水準だった可能性が高い

ロブチェンが今後も逃げるかは不透明だが、「逃げても結果を出せる」という実績は大きな武器になる

 

――――――――――――――――――――――――――――――――

▼皐月賞・レース前記事▼

 逃げ馬予想 ◆自信度 C

 逃◎ リアライズシリウス 津村明秀 15番 

前走共同通信杯では、逃げ馬が序盤3F35.2秒とそれなりに流れたラップの中、直後の2番手につけて勝利。そのレースではロブチェンにも勝っており、今回も前目につけるのが妥当

となると、この出走メンバーであれば押し出され気味にハナに立つ可能性が高い

 逃〇 ロードフィレール 武豊 7番 

若葉Sで2番手を走り2着で権利を得た。収得賞金が低く、このレースに賭ける意気込みは強い。前走のように逃げ馬を見ながらの番手が無難だが”逃げる武豊”への乗り替わりで主導権を奪う形まで視野に入る

 逃▲ カヴァレリッツォ D.レーン 1番 

人気を集める立場で基本は好位想定。ただし、前進気勢が高まりやすい「休み明け」、かかりやすいマイル経験のみからの「距離延長」、さらに包まれたくない「最内枠」と、前に出ていくリスク要素が揃う

序盤でポジションを取りに行けば、結果的にハナ、あるいは先行勢全体のペースを引き上げる存在になり得る

 レース展開予想

鍵はカヴァレリッツォの出方。控えて好位に収まればレースはスロー寄りに落ち着く可能性もあるが、序盤でポジションを取りに動けば、内の利を活かして先行争いに加わり、ペースは一気に引き上がる

今回は最内枠かつ距離延長の条件から、カヴァレリッツォが出していく可能性を重く見る。その結果、リアライズシリウスロードフィレール、に加え人気馬ロブチェンも楽には行けず、前半から流れる形の《M~Hペース》想定。先行勢には厳しい展開になる

 筆者の購入馬券

 バステール<差> ※結果11着(6人気) 

今回は前走より頭数が増え、流れが速くなり且つ勝負所でゴチャつくと考えられる。どちらも克服しているアドバンテージは大きい

前走弥生賞では、10頭と小頭数戦の割には縦長のMペースを直線で追い込み勝ち。抜け出る際に2度外の馬と接触しながらも引かずにこじ開け、加速が遅れても十分に前を捕える末脚を見せた

今回は頭数が増えてペースも流れ、さらに勝負所での混戦も想定されるが、いずれも前走で経験済み。展開が向く今回、末脚の信頼度は高い

 

 

 

『福島牝馬S』 レーゼドラマ

◆逃げ馬 レーゼドラマ (6着) ◆前3F 35.6

◇勝ち馬 コガネノソラ【差】 ◇勝ち時計 1:45.6(良

福島牝馬ステークス2026年のラップタイム表

 逃げ馬展開  レーゼドラマが強く押してハナへ。道中は最大5馬身差の逃げ。直線残り150mで捕まり、6着に失速

 ▼逃げ馬短評▼ 

 レーゼドラマ

2F目・3F目は自身最速ラップでの逃げ。この区間で押し過ぎたことで折り合いを欠き、単騎先頭ながら道中で無駄に加速する形となりスタミナを消耗した。

それでも勝ち馬から大きくは離されておらず、内容的には健闘と言える

 ▲逃げ馬ランキング変動▼  芝中長距離【8位】→【8位】

敗戦ではあるが、自分の形を貫いてのもの。悲観する内容ではない。次走以降、序盤でスムーズにハナを奪えれば本来の力を発揮できるだろう

 

――――――――――――――――――――――――――――――――

▼福島牝馬S・レース前記事▼

 逃げ馬予想 ◆自信度 C

 逃◎ レーゼドラマ 丸山 12番 

逃げ馬ランキング・芝中長距離10位。前走中山牝馬Sでは楽にハナに立つも、道中で勝ち馬に競られる苦しい展開となり6着

今年に入ってブリンカーを着用し、2戦連続で逃げ。内のコンドゥイアは速そうだが、こちらの方がこの距離での逃げに自信があり、積極性で上回ると考える

 逃〇 コンドゥイア 鷲頭 9番 

前走の3勝クラスでは大外から押し続けてハナに立つも、止まらなくなり残り300mで失速し14着

序盤のスピードはメンバー随一。しかし今回は鞍上が鷲頭騎手に戻り、以前騎乗していた際の“番手策”を取る可能性が高い

 レース展開予想

レーゼドラマ、コンドゥイアがハナ候補。番手にエラトー、ブラウンラチェットで収まればペースは落ち着く。しかし今回は距離延長のレディマリオンが掛かって前に絡む可能性が高く、その場合は道中のラップが緩まない《Mペース》になると予想する

 筆者の購入馬券

 ブラウンラチェット<先> 11着(12人気) 

デビュー当初は先行して2連勝。休み明けでプラス14kgだった前走小倉牝馬Sでは、初の逃げを見せるも掛かり気味で13着と敗退。ただし勝ち馬から0.5秒差と大きくは離されておらず、むしろその前進気勢に復調の兆しを感じた

200mの距離短縮となる今回は、前走より流れに乗りやすい。鞍上の武藤騎手は継続騎乗でクセを掴めているはずで、巻き返しに期待したい

 

 

 

『アンタレスS』 ムルソー

◆逃げ馬 ムルソー (1着) ◆前3F 36.1

◇勝ち馬 ムルソー【逃】 ◇勝ち時計 1:50.3(良

アンタレスステークス2026年のラップタイム表

 逃げ馬展開  内枠のムルソーが外の馬に合わせて徐々に進出。最初のコーナーをハグと並んで入り、内を守ってハナに立った。2頭で一旦前を離したが、向こう正面で後続集団と接続。第4コーナー出口でスパートをかけると、直線で突き放し勝利

 ▼逃げ馬短評▼ 

 ムルソー

ハグとサンデーファンデーは同馬主だったため、14番人気のハグが鉄砲玉的にやや強引な先行をして、サンデーファンデーは一列後ろに控えた。その結果、ムルソーは2F目10.7秒と速い脚を使わされ、この作戦は前を潰すことに成功したように見えた

しかしその後、2番手ハグの気性の良さが出てすぐにペースダウン。12秒後半~13秒の緩いラップが4区間続き十分に息が入れられた。その結果、前残りの展開となりムルソーが勝ち、ハグは3着に、サンデーファンデーは5着となった

 ▲逃げ馬ランキング変動▼  ダ中長距離【8位】→【8位】

重賞でハナを守っての快勝は、今後の積極策に拍車がかかりそう。強力な同型がいれば番手にも控えられ、安定感のある活躍が期待できる

 

――――――――――――――――――――――――――――――――

▼アンタレスS・レース前記事▼

 逃げ馬予想 ◆自信度 C

 逃◎ ムルソー 坂井瑠星 4番 

ほぼ逃げか番手で勝ち上がってきた馬。前走の仁川Sでは、逃げランカーのマーブルロックシゲルショウグンコンクシェルらが作る速い流れを先行し2着

今回逃げライバルになりそうだったロードラビリンスは15番枠に入り、無理にハナを取りに来る可能性は低い。一方ムルソーは4番枠で俄然逃げやすくなった

 レース展開予想

ムルソーは人気を集める立場で、押し出される形でのハナが予想され、道中はマークが厳しくなりそう。特に有力先行馬サンデーファンデーの存在が脅威で、中盤で息を入れにくい《Mペース》になると予想する

 筆者の購入馬券

 ムルソー<逃> ※結果1着(1人気) 

前走は速い流れの中を楽な手応えで3番手につけて2着と好走し、高い能力を示した

サンデーファンデーとの力関係は互角と見るが、今回のムルソーは前進気勢が活きる『距離短縮』と、前につけやすい『4番枠』を大きなプラス材料と評価し、本命とする

 

 

 

『桜花賞』 ロンギングセリーヌ

◆逃げ馬 ロンギングセリーヌ (18着) ◆前3F 34.1

◇勝ち馬 スターアニス【差】 ◇勝ち時計 1:31.5(良

2026年桜花賞のラップタイム表

 逃げ馬展開  内でアイニードユーが出たところを、外からロンギングセリーヌがかわしてハナ。道中は3/4馬身差で逃げ、最終コーナーで並ばれると、残り400mで失速し最下位でゴール

 ▼逃げ馬短評▼ 

 ロンギングセリーヌ

自己ベストを大きく上回る序盤ラップでハナを主張。その時点で脚を使いすぎ、4角の勝負どころで早々にスタミナが切れてしまった

ただ、レースタイムから考えると極端に序盤が速かったとは言い切れず、能力差が出た結果ともいえる

 

――――――――――――――――――――――――――――――――

▼桜花賞・レース前記事▼

 逃げ馬予想 ◆自信度 C

 逃◎ リリージョワ 浜中 13番 

3戦全勝で、逃げてもみじS紅梅Sを勝利。発馬はイマイチだが、抑えが利かない手応えで前に出ていき、そのまま押し切る競馬を続けている

今回はルメール騎手から浜中騎手に乗り替わり。通常なら先行力は上がる傾向にある。ただ浜中騎手とはデビュー戦でコンビを組み、4番手から勝利した実績があるため、あえて序盤は控える可能性も

 逃〇 アイニードユー 川田 6番 

近2戦で逃げて3着、3着と好走中。ここもハナを主張したいところ

逃げ候補の中では最も速い序盤時計を持つ。ただし今回は“無理に逃げない川田騎手”に乗り替わり。デビュー戦で2番手から勝っていること、さらにリリージョワに絡まれる可能性が高いことから、ここは2番手に控える選択も考えられる

 逃▲ ロンギングセリーヌ 石橋脩 8番 

デビューから4戦すべて逃げているが、いずれもスローペースでの逃げ。今回のメンバーに入ると、出脚の面で見劣る

 レース展開予想

アイニードユーが一旦は前に出るが、外からリリージョワが交わしてハナへ。番手にブラックチャリス、ドリームコア、ディアダイヤモンドと有力馬が取りつき、ペースは落ち着かず《M~Hペース》で推移。差し・追込向きの展開になると予想

 筆者の購入馬券

 スターアニス<差> ※結果1着(1人気) 

他の有力馬が勝ち上がってきた「クラシック前哨戦」はスローペースが多かった。しかし直行の本馬は2歳戦ながら速い流ればかりを経験してきた。この点を重要視し、地力・展開ともに上位と見る

素直に能力比較ならスターアニス。ただし怖いのはリリージョワ。展開不利は明白だが、それを跳ね返すだけのポテンシャルを示している。未完の大器シルバーステート産駒という点も含め、不気味な存在

 

 

 

『阪神牝馬S』 エンブロイダリー

◆逃げ馬 エンブロイダリー (1着) ◆前3F 34.9

◇勝ち馬 エンブロイダリー【逃】 ◇勝ち時計 1:31.6(良

 逃げ馬展開  最内のエンブロイダリーが好発を決め、内を守って徐々にハナに立った。道中は1/4馬身差で、ほぼ並んだ状態の逃げ。直線で1馬身半と差を広げ、ゴール前でカムニャックの急追を凌いで勝利

 ▼逃げ馬短評▼ 

 エンブロイダリー

能力が高いのは当然として、「自身が好発を決めたこと」「他馬が強くハナを主張せず、1F目が12.6秒と遅くなったこと」が重なり、楽にハナに立てたのが大きな勝因

 ▲逃げ馬ランキング変動▼  ランキング入り見送り 

今回は好条件が重なっての逃げ。次走は番手以下の競馬をするだろう

 

――――――――――――――――――――――――――――――――

▼阪神牝馬S・レース前記事▼

 逃げ馬予想 ◆自信度 C

 逃◎ クランフォード 幸 7番 

昨年6月まで1400mを中心に使われていた馬で、今回がマイル4戦目。前走六甲Sではメイショウチタンの逃げに対し、かかり気味に追走し2着を確保

今回は他に逃げそうな馬がいない状況。理想は“速い流れの番手”だが、このメンバーなら自らハナを切ってレースをコントロールする形がベターだろう

 レース展開予想

序盤は緩い流れからクランフォードがハナに立ち、ルージュソリテール、エンブロイダリー、アスコリピチェーノが続く。有力馬が前に揃うため、中盤以降はラップは緩まず《Mペース》で推移すると予想

 筆者の購入馬券

 クランフォード<逃> ※結果4着(8人気) 

有力馬にとってはヴィクトリアMへの前哨戦的な一戦で、直線の仕掛けはやや遅くなると予想。一方、逃げ予想のクランフォードはここは取りに行きたい立場。この思惑が噛み合えば、直線入口で大きなリードを取れる可能性がある

実績面では見劣るものの、前走の同コース(阪神1600m)2着は評価できる内容。展開ひとつで十分に通用する可能性がある

 

 

 

『大阪杯』メイショウタバル

◆逃げ馬 メイショウタバル (2着) ◆前3F 34.9

◇勝ち馬 クロワデュノール【差】 ◇勝ち時計 1:57.6(良

大阪杯2026年のラップタイム表

 逃げ馬展開  メイショウタバルは半馬身出遅れたものの、楽な手応えでハナへ。道中は4馬身差の逃げ。直線入口までその差をキープし逃げ込み態勢に入るも、ゴール直前でかわされ2着

 ▼逃げ馬短評▼ 

 メイショウタバル

600m通過時点で十分に後ろと差はあったが、そこで緩めず11秒台を続けて徐々に差を広げた。かと思いきや下りに入る1000mで12.1秒と息を入れて、後は坂を利用して自然に加速し後続との差をキープ

後続に何もさせない武豊のラップメイク。それを遂行できるメイショウタバルの強さは素晴らしく、さらにそれに追いついて勝ち切るクロワデュノールの抜けた強さが光った

 ▲逃げ馬ランキング変動▼  芝中長距離【3位】→【3位】

先頭に立てさえすれば抜群の操作性を発揮することを再確認。今後も積極的にハナを狙っていくだろう

 セイウンハーデス

3番枠から好発を決めてハナに立ちかけるも、抑えて内の4番手に収まった。終始最内に潜み、直線で内から伸びて5着を確保

 ▲逃げ馬ランキング変動▼  芝中長距離【9位】→【9位】

今回は勝負所で窮屈になってしまったが、それでG1を5着は大健闘といえる結果。前に馬を置いて折り合えており、今後は逃げを控えると予想される

 

――――――――――――――――――――――――――――――――

▼大阪杯・レース前記事▼

 逃げ馬予想 ◆自信度 B

 逃◎ メイショウタバル 武豊 6番 

逃げ馬ランキング・芝中長距離3位。前走・有馬記念では4番手に控えたが、道中で行きたがり、向正面でハナへ。直線入口でスタミナが切れて13着に敗れた

ここ1年で気性面は成長し、ハナに立てば落ち着けるようになった。一方で前に馬がいるとムキになる面は依然として残る。今回は積極的にハナを取りに行くと予想する

 逃× セイウンハーデス 幸 3番 

逃げ馬ランキング・芝中長距離9位。前走・中山記念では1番枠から楽に逃げたが、向正面でかかって12着

今回は調教師から「外から末脚を活かす競馬をさせたい」と明確に“控える競馬”のコメントが出ている

 レース展開予想

メイショウタバルがハナ。外からクロワデュノールが上がって2番手、その後ろにレーベンスティールらが続く形。序盤はゆったりした流れになりそうだが、人気馬が前につける構成のため、中盤以降も極端には緩まず《Mペース》と予想する

 筆者の購入馬券

 クロワデュノール<先> ※結果1着(1人気) 

2400mでは行き過ぎてしまう面があり、2000mは走りやすい条件。皐月賞ではハイペースに巻き込まれたが、今回はメイショウタバルという絶好のペースメーカーがいる点もプラス。前目で運び、スパートのタイミングを後続と合わせられれば、この馬の能力が最も発揮される展開になる

関西馬ながら、今回が初の関西圏でのレース。輸送負担がなくなる点はプラスで、これまで以上に状態面の上積みが見込める。好条件が揃い、能力全開の走りに期待したい

 

 

 

『ダービー卿CT』エンペラーズソード

◆逃げ馬 エンペラーズソード (8着) ◆前3F 35.4

◇勝ち馬 スズハローム【追】 ◇勝ち時計 1:33.4(稍

ダービー卿チャレンジトロフィー2026年のラップタイム表

 逃げ馬展開  エンペラーズソードとメタルスピードが抜け出し、内からエンペラーズソードがハナへ。中間地点までは3/4馬身差で淡々と逃げたが、そこから後続に迫られペースアップ。直線残り100mで捕まると馬群に飲み込まれ8着でゴール

 ▼逃げ馬短評▼ 

 エンペラーズソード

発馬で並んだメタルスピードは一旦控えたが、800m付近で後方からシリウスコルトが動いたことで再び前へ。これによりエンペラーズソードはハナを守るためペースアップを強いられ、800~1000mで11.1秒の最速ラップを記録

逃げ馬としては道中で脚を使わされる厳しい展開となり、最後の踏ん張りを欠いた

 ▲逃げ馬ランキング変動▼  芝短距離【ランク外】→【17位】

重賞で逃げた実績と、これまでの序盤ラップの裏付けから【17位】にランクイン

 ケイアイセナ

好発を決めて押していったが3番手まで。700m辺りで手応えが悪くなり置いていかれ、直線で少し巻き返すも10着でゴール

 ▲逃げ馬ランキング変動▼  芝短距離【ランク外】

前で競馬をしないと流れに乗れないようだ。マイルでは先行争いに加われるだけのテンの速さが不足。次はまた中距離に戻るだろう

 

――――――――――――――――――――――――――――――――

▼ダービー卿CT・レース前記事▼

 逃げ馬予想 ◆自信度 B

 逃◎ エンペラーズソード 丹内 3番 

デビュー前に去勢されているクセ馬。前走東風Sでは外枠から押し続けてハナに立ち、最大4馬身離しての逃げ。勝ち馬と0.5秒差の7着と健闘した。内枠に入った今回は、前走以上にハナに拘ると予想される。気になるのは”丹内騎手のテン乗り”だが、この馬なら包まれるのを嫌い前に出ていくだろう

 逃〇 メタルスピード 岩田康 4番 

前走で3勝クラスを逃げ切り、初の古馬OP戦へ。近6戦は条件戦ながら、いずれも1~2番手で競馬をしており、ここでも前に行きたいタイプ。ただし今回は岩田康誠騎手のテン乗り。周囲の出方をうかがい、他に主張する馬がいれば譲る可能性が高い

 逃▲ ケイアイセナ 津村 10番 

逃げ馬ランキング・芝中長距離5位。マイル以下では未勝利戦以来の出走。他の逃げ候補より外枠に入ったこともあり、無理にハナを主張せず“番手でも可”の立ち回りになりそうだ

 レース展開予想

逃げ候補は揃ったが、エンペラーズソード以外は“番手でも可”の構え。すんなり隊列が決まり、《スローペース》になる可能性が高いとみる

 筆者の購入馬券

 エンペラーズソード<逃> ※結果8着(11人気) 

想定どおりスローペースなら、逃げ候補筆頭のエンペラーズソードが有利。加えて本馬は3番枠以内で【3.1.1.1】と好成績。OPクラスでの実績は乏しいが、その分ハンデ55kgと恵まれた。狙う価値は十分にある

 

 

 

 

▼3月の重賞逃げ馬回顧

『高松宮記念』インビンシブルパパ

◆逃げ馬 インビンシブルパパ (15着) ◆前3F 32.5

◇勝ち馬 サトノレーヴ【差】 ◇勝ち時計 1:06.3(良

高松宮記念2026年のラップタイム表

 逃げ馬展開  ピューロマジックが前に出かけたが手綱を抑え、その間に外からインビンシブルパパが急加速してハナに立った。一気に突き放し、5馬身差をつける大逃げを打つも、残り200mでつかまり後方に沈んだ

 ▼逃げ馬短評▼ 

 インビンシブルパパ

前のピューロマジックが抑えるのを見て猛プッシュし200~400mで9.8秒という超ハイラップを記録して大逃げをした。結果的には15着に散ったが、なみいる逃げ馬たちを相手に千切って逃げる姿は素晴らしかった

 ▲ランキング変動▼  芝短距離【6位】→【1位】

元1位ジューンブレアらに逃げ勝ち【1位】に君臨。出脚はそれなりだが、二の足は現役最速を見せつけた

 ピューロマジック

出脚の良さは相変わらずトップ。手綱を引く消極策を見透かされて外からハナを叩かれて、結果的に離れた2番手での”準逃げ”になった。直線に入るとすぐに左右からかわされて失速、最後は13着でゴール

 ▲ランキング変動▼  芝短距離【5位】→【6位】

おそらくハナでスローペースを作ろうとしたと考えられるが、それが難しいからこれまで試行錯誤してきたはず。テン乗りだったとはいえ、できないことを確認するだけの騎乗は残念。次走への改善点が曖昧になってしまった

 ジューンブレア

大外スタートで出遅れた。徐々に巻き返して3番手につけたが、直線に向いてすぐ失速し17着

 ▲ランキング変動▼  芝短距離【1位】→【2位】

出遅れが響いたとはいえ、以前は4番手でも競馬できていた馬。この大敗は状態面が心配される

 ウインカーネリアン

最高の発馬を決めて前に出かけたが、手綱を引いて6番手あたりに控えた。道中はかかった手応えで追走し、直線で伸びて3着

 ▲ランキング変動▼  芝短距離【2位】→【3位】

速い流れの中を、行く気満々の手応えで走り続けて3着と健闘。年を重ねるごとに速さが増している馬なのだが、9歳にしてまだその傾向が続いている

 フィオライア

外枠スタートで3完歩目で躓いて9番手あたりに下がった。直線入口で前をカットされて怯み、その後は周りに付いていけず18着でゴール

 ▲ランキング変動▼  芝短距離【8位】→【8位】

不利が続くレース展開で、それを挽回する力はなかった

 ペアポルックス

外枠スタートで控えて12番手あたりに収まった。直線で大外を回って差し態勢に入るも、ほとんど伸びず10着

 ▲ランキング変動▼  芝短距離【14位】→【ランク外】

今後も差し・追込を続けそうで、一旦逃げ馬ランキングからは除外する

 

――――――――――――――――――――――――――――――――

▼高松宮記念・レース前記事▼

 逃げ馬予想

 逃◎ ジューンブレア 武豊 18番 ◆逃げ自信度

逃げ馬ランキング・芝短距離1位。前走阪神Cでは好発から抜け出してハナ立つも、外から絡まれて息を入れられず11着。速さはトップクラスで逃げ候補筆頭も、大外に入ってしまい苦しくなった

 逃〇 ウインカーネリアン 三浦 8番 ◆逃げ自信度

逃げ馬ランキング・芝短距離2位。前走香港スプリントではカーインライジングの2番手につけるも、直線でバテて11着。逃げ候補の中では最も内の枠に入れたものの、無理に前に行く動きはしにくい状況

 逃▲ ピューロマジック 北村友 12番 ◆逃げ自信度

逃げ馬ランキング・芝短距離5位。前走オーシャンSでは4戦続けた控える戦法を捨てて再び逃げて16着。速さはナンバーワンだが、今回は行くのか控えるのか方針を掴みにくい。前走から乗り替わりになったということは、若干控える可能性が高いか

 逃△ インビンシブルパパ 佐々木 15番 ◆逃げ自信度

逃げ馬ランキング・芝短距離6位。前走オーシャンSでは発馬から押したものの3番手止まりで15着。初のブリンカーを着けて先行力アップが期待できるのだが、それでも速い馬が集まった中でのハナは厳しそう

 逃△ フィオライア 太宰 16番 ◆逃げ自信度

逃げ馬ランキング・芝短距離8位。前走オーシャンSでは大きく出遅れて最後方からの競馬で10着。ここは是が非でも前に行きたいが、序盤の持ち時計的に速さ不足感がある

 逃× ペアポルックス 松本 17番 ◆逃げ自信度

逃げ馬ランキング・芝短距離14位。前走オーシャンSでは出遅れて最後方から内ピッタリを走り追い込み勝ち。今回も同じように追い込み策を視野入れて、ハナを取りには行かないと予想される

 レース展開予想

上記逃げ候補の中でペアポルックスは控えるとしても、5頭もの快速馬がひしめいて《Hペース》が予想される

 筆者の購入馬券

 エーティーマクフィ<差> ※結果8着(5人気) 

7歳馬で、昨年ダートから芝転向したところ青函S京阪杯を勝利。ハイペースがハマれば力強い末脚を繰り出す。ダート戦ではあるが中京コースの経験が豊富なのも〇

実績では劣るが展開は向く可能性が高い。過度に人気を集めないようなら狙う価値は高いと見る

 

 

 

『マーチS』レヴォントゥレット

◆逃げ馬 レヴォントゥレット (15着) ◆前3F 36.3

◇勝ち馬 サンデーファンデー【先】 ◇勝ち時計 1:51.2(稍

マーチS2026年のラップタイム表

 逃げ馬展開  5番枠から好発を決めたレヴォントゥレットがハナへ。道中、半馬身差の逃げ。残り400mでかわされると失速し、後方に沈んだ

 ▼逃げ馬短評▼ 

 レヴォントゥレット

並ばれる形の逃げながら600~800mを13秒まで落とせたのは上手かった。しかし重賞クラスではそのペースは許してもらえず。勝ち馬サンデーファンデーの押し上げによってペースアップし、ロングスパート戦に持ち込まれて敗北

 ▲逃げ馬ランキング変動▼  ダ中長距離【3位】→【3位】変動なし 

出脚鋭く、ハナに立つという作戦が遂行できたのは良かった。ただ、現状ではマイペースで逃げられないと脆い

 ピュアキアン

好発を決めて鞭を入れて激しく追うもダッシュが利かず7番手あたりがやっと。道中は馬群に揉まれて徐々に位置を下げて、最後は14着でゴール

 ▲逃げ馬ランキング変動▼  ダ中長距離【15位】→【15位】変動なし 

自己ベストに近い序盤ラップを出せば今回のレースでもっと前には付けられたはず。長距離戦ばかりを走っていたため、良い時の速さを失っているようだ

 

――――――――――――――――――――――――――――――――

▼マーチS・レース前記事▼

 逃げ馬予想

 逃◎ レヴォントゥレット ディー 5番 ◆逃げ自信度

逃げ馬ランキング・ダ中長距離3位。前走総武Sでは激しく追ってハナ立ち、途中並ばれ続けるも5着と健闘。初ブリンカーの効果テキメンで先行しての強さ戻った。ここも多少無理してでもハナをとりにいくだろう

 逃〇 ピュアキアン 吉田豊 8番 ◆逃げ自信度

逃げ馬ランキング・ダ中長距離15位。前走仁川Sでは出脚が足らず5番手を走り14着。近走の行きっぷりを見ると1800m戦での逃げは厳しい

 レース展開予想

レヴォントゥレットが逃げ、バスタードサフラン、ピュアキアン、チョウワクリスエス、アクションプラン、サンデーファンデー、オメガギネスと多数の番手馬がおり《M~Hペース》と予想

 筆者の購入馬券

 ヴァルツァーシャル<追> ※結果4着(1人気) 

2戦連続で中山ダート1800mを後方から2着。特に前走は60Kgの斤量を背負ってのもので、価値は高い。今回は後方有利の展開になりそうで、出番が来る

 

 

 

『日経賞』クリスマスパレード

◆逃げ馬 クリスマスパレード (15着) ◆前3F 36.8

◇勝ち馬 マイユニバース【差】 ◇勝ち時計 2:30.7(良

日経賞2026年のラップタイム表

 逃げ馬展開  横並びのハナ争いから、徐々にクリスマスパレードが先頭に立った。道中は1馬身半差で逃げ、残り900mで後方から進出してきたリビアングラスにかわされると失速し、最後方に沈んだ

 ▼逃げ馬短評▼ 

 クリスマスパレード

初の長距離戦。序盤横並びになり我慢が利かず、前に出て逃げる形になった。すぐにスローダウンできず、1100m地点でやっとラップを13秒台まで落とせたものの、スタミナ切れを起こしたよう。そこから最後方に沈んだ

 ▲逃げ馬ランキング変動▼  ランキング見送り 

近走中距離で先行できていなかったため、前に行きやすい長距離戦を使ったと考えられる。結果、前には行けたのだがペースメイクが出来ず大バテ。距離が合っておらず今後はこの距離は走らないだろう

ただ今回の逃げで先行意識が戻った可能性があり、次走の中距離で活きる可能性がある

 ミステリーウェイ

外枠から好発を決めたが、加速が鈍く前に出られず4番手。1000m地点で2番手に上がったが、向こう正面で早くも脱落し14着でゴール

 ▲逃げ馬ランキング変動▼  芝中長距離【2位】→【2位】変動なし 

自己ベストに近い出脚を使うも足りず、外枠も不利だった。今後も楽逃げできるレースが巡ってくるまで”逃げる姿勢”を続けるだろう

 

――――――――――――――――――――――――――――――――

▼日経賞・レース前記事▼

 逃げ馬予想

 逃◎ ミステリーウェイ 松本 11番 ◆逃げ自信度

逃げ馬ランキング・芝中長距離2位。前走有馬記念では単騎逃げが出来ず、苦しい展開になって大敗。今回もハナを狙うと考えられるが、前走で絡まれたコスモキュランダや初ブリンカーのクリスマスパレードが内におり、楽逃げは難しそう

 レース展開予想

ミステリーウェイが逃げ、コスモキュランダ、アスクナイスショー、リビアングラス、エヒトと番手候補は多数。《M~Hペース》になると予想され、待機勢が有利と見る

 筆者の購入馬券

 マイユニバース<差> ※結果1着(4人気) 

菊花賞では行き脚が付かずチグハグなレース運びで大敗したが、それを除けば毎回力を出し切っている。関西馬にもかかわらず近4戦中3回、中山競馬場を走って【2.1.0.0】と抜群の相性。前走+10kgの過去最高馬体重で勝利しているのも、成長度の証と捉えられ好感が持てる

 

 

 

『阪神大賞典』アドマイヤテラ

◆逃げ馬 サンライズソレイユ (6着) ◆前3F 36.8

◇勝ち馬 アドマイヤテラ【差】 ◇勝ち時計 3:02.0(良

阪神大賞典2026年のラップタイム表

 逃げ馬展開  逃げ候補ファミリータイムが出遅れ、序盤で先行馬が様子見の展開になりサンライズソレイユが押してハナを取った。道中はかかり通しで1馬身差の逃げ。1600m地点で近づかれると再加速して先頭を主張。残り400mで一杯になった

 ▼逃げ馬短評▼ 

 サンライズソレイユ

生涯初の逃げを敢行するも、かかり通しでレースを引っ張った。結果的にレコード決着を演出するラビット役となった

 ▲逃げ馬ランキング変動▼ ランキング見送り 

逃げ候補の出遅れという突発的な状況で、一か八かの逃げに出た。次走は控える競馬に戻る可能性が高く、逃げ馬ランキング入りは見送る

 

――――――――――――――――――――――――――――――――

▼阪神大賞典・レース前記事▼

 逃げ馬予想

 逃◎ ファミリータイム 松山 3番 ◆逃げ自信度

逃げ馬ランキング・芝中長距離16位。前走日経新春杯ではスロー単騎の楽逃げをして、3角からは勝ち馬とのマッチレースを演じ2着

番手が理想のタイプではあるが、前走で逃げに自信付いた。他に逃げそうな馬がいない今回は積極的に前に行くと予想

 レース展開予想

逃げるのはファミリータイム。番手にアクアヴァーナルマイネルエンペラー。あとは中団以下で脚を溜めたいタイプばかり

アクアヴァーナルに乗る坂井騎手は早めに動くタイプだが、この馬に関しては終いのキレがあるため動き出しは遅めになるはず。結果、かなり前に有利な《Sペース》になると予想される

 筆者の購入馬券

 ファミリータイム<逃> ※結果9着(5人気) 

前走は展開が向いたからこその好走ではあるが、今回も同様に展開が向きそうなメンバー構成。未勝利戦での負けを除けば、1or2番手の位置取りができた4戦はすべて連対内に入り「前に行ければ強い」というのは証明済み

斤量が前走からプラス2kgの57kgは気がかりだが、2勝クラスで58Kg背負って勝っており克服済み。血統面では、父リアルスティールがマイル寄りの血統傾向があり、実際本馬の馬体は”高方形(縦長の体型)”でマイル向きに見え、距離不安がある。しかし母父にガリレオが入っていることでスタミナの上乗せは期待でき、馬券購入を避けるほどではないと判断

距離不安はあるが展開利を考えれば買い要素が上回り、本命に推す

 

 

 

『愛知杯』アイサンサン

◆逃げ馬 アイサンサン (1着) ◆前3F 33.9

◇勝ち馬 アイサンサン【逃】 ◇勝ち時計 1:19.6(良

愛知杯2026年のラップタイム表

 逃げ馬展開  大外アイサンサンが好発を決めてハナ。道中1馬身差の逃げ。直線でソルトクイーンに急追されるも、ゴール前でもう一伸びして押し切った

 ▼逃げ馬短評▼ 

 アイサンサン

自己ベストの序盤ラップを出してハナを取り、最後迫られても差し返すほどの伸びを見せた。全姉にエリザベス女王杯勝ち馬アカイイトがいるが、どうやらこの馬は1400mがぴったりのようだ

 ▲逃げ馬ランキング変動▼ 芝短距離【18位】ランクイン 

スリールミニョンに逃げ勝ち、その上ランクに当たる【18位】にランクイン。今後はマークがきつくなるため、逃げるためには今回の序盤ラップより速いラップが求められる。それでも力を発揮できるかどうか、次走で見極めたい

 スリールミニョン

いいスタートでハナ争いの内に付けたが、ガッチリ手綱を引いて3番手に控え、最終コーナーでは外を回って進出するも、直線で伸びず14着

 ▲逃げ馬ランキング変動▼ 芝短距離【18位】→【19位】1ランクダウン 

ハナ取れそうな序盤だっただけに、控えたのは不可解に感じた。戦前から控えるよう指示があったのかもしれない

結果ハナを譲った馬に勝たれてしまい、結果は大敗。次こそは逃げてほしいところだが、控える方針を続ける可能性があるのが心配点

 

――――――――――――――――――――――――――――――――

▼愛知杯・レース前記事▼

 逃げ馬予想

 逃◎ スリールミニョン 丸山 11番 ◆逃げ自信度

逃げ馬ランキング・芝短距離18位。前走阪急杯では大きく出遅れて最後方。かかり気味の追走で直線を外回すも16着

騎手替わりで今回は何としてもハナを主張してくると予想

 レース展開予想

スリールミニョンがハナを主張、大外のアイサンサンが上がっていき、レディマリオンとシンバーシアが続く形になりそう。スリールミニョンが好発を決めてすぐ抜け出さない限り、ハナ争いかあるいは2番手争いで横並びの先行争いが発生しそう。その結果《M~Hペース》になると予想

 筆者の購入馬券

 ワイドラトゥール<追> ※結果4着(7人気) 

4ヶ月の休み明け。スローペースに弱くハイペースに強い傾向が見られ、今回予想される速いペースであれば出番が来る。昨年の同レース勝利馬ということで、コース相性は文句なし

 

 

 

『金鯱賞』ホウオウビスケッツ

◆逃げ馬 ホウオウビスケッツ (12着) ◆前3F 36.1

◇勝ち馬 シェイクユアハート【追】 ◇勝ち時計 1:58.1(良

金鯱賞2026年のラップタイム表

 逃げ馬展開  横並びのハナ争いになり外から徐々に前に出てきたホウオウビスケッツが、500m地点でジョバンニを競り落として先頭に立った。すかさずその外からセキトバイーストが2番手に上がり、ホウオウビスケッツは半馬身差での逃げ。残り500mでつかまると失速し後方に沈んだ

 ▼逃げ馬短評▼ 

 ホウオウビスケッツ

ハナを取るまで外を回り続けた事、1000m~1400m地点で11秒前半のハイラップを余儀なくされた事で、早々とスタミナが切れてしまった

 ▲逃げ馬ランキング変動▼ 芝中長距離【16位】→【16位】ランクキープ 

天皇賞秋では超スローで負けたため今回は積極的に前に行ったとは思うのだが、その結果、2番手のセキトバイーストの動きに潰されてしまった。ただ、前に行く戦法自体は合っていると考えられ、岩田望来騎手に乗り替わってすぐ逃げられたのは、今後に向けて明るい材料といえる

 

――――――――――――――――――――――――――――――――

▼金鯱賞・レース前記事▼

 逃げ馬予想

 逃◎ ホウオウビスケッツ 岩田望 13番 ◆逃げ自信度

逃げ馬ランキング・芝中長距離16位。前走ジャパンカップでは立ち遅れて押していって、離れた2番手を走り最後16着。準逃げの形になり、長距離戦のペースでかかってしまった

今回は2000m戦に戻りペース的には走りやすくなる。鞍上が岩田望来に乗り替わり、かかるくらいならハナに立つ選択をする可能性が高い

 レース展開予想

逃げるのはホウオウビスケッツとして、2番手につけそうなセキトバイーストがプレッシャーをかけそう。確固たる人気馬はいないこともあり、極端なスローにはならないが《S~Mペース》になると予想される

 筆者の購入馬券

 ホウオウビスケッツ<逃> ※結果12着(4人気

近2走のG1での大敗は「超Sペース」と「長すぎる距離」と考えられる。今回「距離」は大丈夫。問題は「ペース」だが、番手でつついてくれそうなセキトバイーストがいるのは好都合。自分で無理にペースを上げずとも、2番手からイーブンペースを作ってくれそうだ

それらの不安材料の払拭に加えて、ホウオウビスケッツは斤量57㎏で好走する傾向が強いのも心強い点。ここは狙い時と考える

 

 

 

『中山牝馬S』レーゼドラマ

◆逃げ馬 レーゼドラマ (6着) ◆前3F 36.1

◇勝ち馬 エセルフリーダ【先】 ◇勝ち時計 1:47.1(稍

中山牝馬ステークス2026年のラップタイム表

 逃げ馬展開  レーゼドラマが大外から押しまくってハナ獲得。向こう正面で3馬身差の逃げも、3コーナーで追いつかれ半馬身差まで詰められ抵抗。4コーナー出口でかわされるも大バテせず6着でゴール

 ▼逃げ馬短評▼ 

 レーゼドラマ

エリカエクスプレスが早めに控えたことで序盤は比較的楽なラップで逃げられた。しかし、向こう正面から勝ち馬エセルフリーダが徐々に差を詰め、3コーナーで並ばれる展開。11.5秒とこのレース最速級のラップで抵抗する形となり、ここで脚を使わされたことが最後の伸びを欠いた要因になった

(※別の見方をすると、厳しいラップの向こう正面で詰め寄って勝ち切ったエセルフリーダは相当強い。これまで2000m以上しか走っていなかったが、実はマイラーな可能性がある)

 ▲逃げ馬ランキング変動▼ 芝中長距離【16位】→【12位】4ランクアップ 

エリカエクスプレスに逃げ勝ちその上のランクに。先行力の高さは引き続き評価するも、現状では出脚の鋭さはイマイチ。次走以降も、ハナに行く姿勢を続けつつ相手次第で”逃げ”か”番手”での競馬をしていくだろう

 エリカエクスプレス

それなりの発馬をするも、周りの勢いを見てすぐに手綱を引き3番手に収まった。直線で勝ち馬に半馬身迫るも残り200mで伸びを失い4着で入線

 ▲逃げ馬ランキング変動▼ 芝中長距離【12位】→【13位】1ランクダウン 

騎手判断で控えたが4着と、番手策が合っているのか判断に迷う結果。レース後「ひと伸びできそうでできなかった」と言っており、次走は若干”逃げ意識高め”で臨みそう

 

――――――――――――――――――――――――――――――――

▼中山牝馬S・レース前記事▼

 逃げ馬予想

 逃◎ エリカエクスプレス 武豊 13番 ◆逃げ自信度

逃げ馬ランキング・芝中長距離12位。昨年は牝馬三冠+エリ女と出走した全G1を逃げている

逃げライバルになりそうなレーゼドラマがこの馬より外枠に入ったため、俄然有利になった

 逃▲ レーゼドラマ 丹内 16番 ◆逃げ自信度

逃げ馬ランキング・芝中長距離16位。前走小倉日経賞では初ブリンカー着用で初の逃げを敢行し勝利した

ただ今回は控えがちな丹内騎手への乗り替わりに加えて大外枠で、積極的にハナを狙うことはないだろう

 レース展開予想

エリカエクスプレスが単騎逃げをするとして、その後に人気馬ニシノティアモアンゴラブラック、その他レーゼドラマケリフレッドアスクレディーヴァリューと多数の番手馬が揃った。しかしどの馬も「スロー先行のキレ勝負」で好成績をあげてきた馬ばかり。となると中間で積極的にラップを上げることはしないはず。《S~Mペース》になると予想され、逃げ馬を狙いたいところ

 筆者の購入馬券

 エリカエクスプレス<逃> ※結果4着(4人気) 

中山マイルのフェアリーSを勝っておりコース適性〇。3歳時は中長距離G1を走ったが、本来は1600~2000m向きと考えられ距離適性◎。ここは期待大

 

 

 

『中山記念』セイウンハーデス

◆逃げ馬 セイウンハーデス (12着) ◆前3F 36.3

◇勝ち馬 レーベンスティール【先】 ◇勝ち時計 1:45.1(良

 逃げ馬展開  最内から押してセイウンハーデスがハナ。道中は抑えた手応えで3馬身差の逃げ。残り200mで捕まると失速し、後方に沈んだ

 ▼逃げ馬短評▼ 

 セイウンハーデス

他にハナを狙う馬がおらず、序盤楽なラップで進行。しかし向こう正面でかかってしまい11.5秒前後のラップを刻み続け、ラスト200mでバテてしまった

今回は1番枠に入り、包まれるのを避けるため押して出る必要があった。結果的に逃げやすい枠が仇になったか。前走JCでも速いラップを続けており、抑えが効きにくくなっているようだ

 ▲逃げ馬ランキング変動▼ 芝中長距離【14位】→【9位】ランクアップ 

元10位ショウナンマグマとの直接対決で逃げ勝ったことで、その上にランクイン。そして元9位ドラゴンブーストよりも序盤持ち時計が速いため、さらにその上となる【9位】にランクアップ

 ショウナンマグマ

発馬でガクンと躓いて立ち遅れ、前を阻まれ後方に後退。かかり通しの追走になり、直線で伸びず13着でゴール

 ▲逃げ馬ランキング変動▼ 芝中長距離【10位】→【11位】ランクダウン 

躓いた時点でレースが終わってしまった。ただスタートでのミスは少ない馬なので、次走はいつも通りの先行力を見せるはず

 

――――――――――――――――――――――――――――――――

▼中山記念・レース前記事▼

「逃げ馬予想」

 逃◎ マイネルモーント 石川 7番     ◆逃げ自信度 C

基本的には先行・差しの位置取りをしているが、これまで2度逃げたことがあり[1着1回・2着1回]の成績。そしてそのどちらも今回乗り替わり騎乗の石川騎手とのコンビ

加えて今回は初ブリンカー着用。陣営の意図としても前進気勢を強める狙いが見える。他ハナを主張しそうなタイプはおらず、この馬がハナに立つチャンスが大きい

 逃〇 ショウナンマグマ 吉田 8番     ◆逃げ自信度 C

逃げ馬ランキング・芝中長距離10位。前走ディセンバーSでは押して前を狙うも内に閉じ込められた。それでも直線でしぶとく伸びて4着と健闘

今回は真ん中の枠に入り、無理にハナを主張せず、番手で折り合う選択が濃厚

 逃▲ セイウンハーデス 幸 1番     ◆逃げ自信度 C

逃げ馬ランキング・芝中長距離14位。前走ジャパンCをハイラップで大逃げして12着

1800m戦ではエプソムCを差して勝った経験があり、他馬が主張すれば無理せず控える形になりそうだ

「筆者の購入馬券

 レーベンスティール<先> ※結果1着 

絶対にハナを主張するタイプは不在。人気上位は”中団の前目”で競馬したい馬ばかりで、位置取り争いは平穏に終わりそう。極端な消耗戦にも瞬発戦にも振れない《Mペース》想定。前目につけられる実力馬を狙う

レーベンスティールは前走マイルCSを大敗しているが「関東以外の競馬場」「マイル以下」「道中7番手以下」と、これまで好走パターンから外れる条件が重なった結果。今回は「関東の競馬場」「1800m」で、あとは「前目の位置」を確保できれば、本来のパフォーマンスに戻る可能性は高い

 

 

 

 

▼2月の重賞逃げ馬回顧

『オーシャンS』ピューロマジック

◆逃げ馬 ピューロマジック (16着) ◆前3F 32.0

◇勝ち馬 ペアポルックス【追】 ◇勝ち時計 1:07.0(良

 逃げ馬展開  並んだスタートから好加速でハナに立つと、みるみる他馬を離して最大5馬身差の逃げ。直線残り200mで捕まると最後方に沈んだ

 ▼逃げ馬短評▼ 

 ピューロマジック

今回はメンバー的にハイペース濃厚で、後方で折り合う競馬を試す絶好のチャンスかと思われた。しかし発馬後、ハナに行けると見るや自己ベストを更新する序盤32.0秒のハイラップで、他を突き放す逃げを敢行。その結果、上り36.3秒と失速する結果になった

”逃げ馬好き”としては見事な逃げと散り際だったと楽しめたが、同時に「ここ1年控える競馬を教え込んだのは無駄な時間だったのか」という疑問が湧き、複雑な気持ちになった

 逃げ馬ランキング変動:芝短距離【5位】ランクアップ 

元5位インビンシブルパパを圧倒し、その上に格付けした。ただ今回の逃げが陣営の方針なのかはまだ不明で、次からまた控える可能性もある。レース後に横山和生騎手は「落ち着きがあったのは良かった」と発言しているが、どういう意味なのか判断が難しい

 インビンシブルパパ

好発を決めて押したが、外から加速したピューロマジックに置いていかれ、600m地点ではルガルと並ぶ2、3番手。直線ではルガルに付いていけず最後は15着

 逃げ馬ランキング変動:芝短距離【6位】ランクダウン 

序盤で外からかわされては、自分のリズムで走れなかった。ここまで速い逃げ馬は滅多におらず、今回は相手が悪かったと割り切るしかない。次走以降、自分の競馬さえできれば巻き返しは十分にある

 フリッカージャブ

外枠で好発決めたが内の馬たちが速く、様子を見ながら4番手につけた。直線それなりに伸びたが残り100mで脚が止まり6着

 逃げ馬ランキング変動:芝短距離【7位】ランクイン 

初OP戦で逃げられず、外を追走しての6着は大健闘と言える。このメンバーでも先行できたことと、過去の序盤3F時計からフィオライアの上【7位】に評価

 ペアポルックス

3番枠で出遅れて一旦最後方に。内ピッタリを走り続け、全馬を抜き去って追い込み勝ち

 逃げ馬ランキング変動:芝短距離【14位】ランクダウン 

序盤はいつも33秒台の定速で走る馬で、相手次第で位置取りが決まるのだが、今回は出遅れと周りの速さが重なり最後方に。もともと馬群を割ってしぶとく伸びられる馬ではあったのだが、まさかここまで状況と展開がハマるとは驚いた

今後も相手次第の位置取りをするだろうが、若干控える意識が強くなりそう

 フィオライア

大きく出遅れて最後方からの競馬。直線では大外にまわって追い込みをかけたが伸びきれず10着

 逃げ馬ランキング変動:芝短距離【8位】ランクダウン 

腹をくくって追い込むも不発。追い込み有利な展開でこれなら、次走はまた前を狙うレースをするだろう

 

――――――――――――――――――――――――――――――――

 ※レース前記事「逃げ馬予想」

 逃◎ インビンシブルパパ 佐々木 9番     ◆逃げ自信度 C

逃げ馬ランキング芝短距離5位。前走BCターフスプリントでは外枠スタートで2番手につけて6着

出脚はトップクラスの速さで、おそらく今が充実期。ここは真ん中の枠でも抜け出してくると予想

 逃〇 フリッカージャブ 松山 15番     ◆逃げ自信度 C

昨年夏から本格的に芝1200mを逃げ始めると、1勝クラスから怒涛の3連勝

初OP戦になるが、序盤持ち時計はフィオライアに勝っている。外枠スタートの分不利ではあるが、好発を決められればハナに届く可能性はある

 逃▲ フィオライア 太宰 8番     ◆逃げ自信度 C

逃げ馬ランキング芝短距離6位。前走シルクロードSではスロー展開を逃げて勝利

前走の逃げ成功でより前への意識は高まっていると考えられる。しかし予想上位馬達に比べると序盤持ち時計はもの足りない。相手に不利がない限り、逃げは難しそう

 逃△ ペアポルックス 岩田康 3番     ◆逃げ自信度 C

逃げ馬ランキング芝短距離13位。出脚の速さは一定で、相手次第で位置取りが変わるタイプ

今回の逃げメンバー、そして岩田康誠騎乗ということで、番手以下に控えると予想される

 逃× ピューロマジック 横山和 10番     ◆逃げ自信度 C

逃げ馬ランキング芝短距離8位。前走BCターフスプリントでは外枠スタートで6番手に控えるも、コーナーで外に飛ばされて10着

速さはトップクラスだが、また外目の枠に入ったこともあり、控える可能性が高い

 ※レース前記事「筆者の購入馬券

 ピューロマジック<追> ※結果16着 

逃げ候補が上記3頭で、番手が欲しい馬がペアポルックス、ウイングレイテスト、ビッグシーザーの3頭。これらが同時にポジションを狙うとなると《Hペース》になる可能性が高い

ピューロマジックは逃げ馬ランキング元1位の馬。近走は控える競馬を続けており、アイビスSDを追い込んで勝利している。速い流れになりそうな今回は、控えてもかかる危険性が少なくスムーズに走れそう。前がバテる展開になれば上位に飛び込んでくるはずだ

 

 

 

『フェブラリーS』シックスペンス

◆逃げ馬 シックスペンス (9着) ◆前3F 35.1

◇勝ち馬 コスタノヴァ【追】 ◇勝ち時計 1:35.4(良

フェブラリーステークス2026年のラップタイム表

 逃げ馬展開  シックスペンスが抑え気味の手応えのままハナに立つと、半馬身差での逃げ。最終コーナー出口で2番手ロードクロンヌに真横に並ばれ2頭で直線の攻防へ。しかし残り200mで両馬とも後続馬にかわされて馬群に沈んだ

 ▼逃げ馬短評▼ 

 シックスペンス

芝スタートの速さもあり、序盤で押し出され気味に前に出て初の単騎逃げ。道中で大きくかかっているようには見えなかったが、慣れない形で終いの持続力を欠いた

 逃げ馬ランキング変動:ランキング入りは見送り 

これまでの成績から理想は3~4番手。次走は控える意識が高くなるだろう

 ペプチドナイル

外枠から好スタート決めて押しまくったが芝コースで加速しきれず3番手まで。残り400mで僅かにハナに立ったが、残り150mで後続馬が一気に襲い掛かり6着に後退

 逃げ馬ランキング変動:ダ短距離【18位】ランクキープ 

テンの速さを見せたが、外枠と芝スタートで抜け出すことが出来ず。3番手の立ち回りは上手で、今後も「逃げられたら逃げる」のスタンスを続けるだろう

 

――――――――――――――――――――――――――――――――

 ※レース前記事「逃げ馬予想」

 逃◎ ペプチドナイル 冨田 15番     ◆逃げ自信度 C

逃げ馬ランキング・ダ短距離18位。前につけられれば好走するタイプ。久々に冨田騎手が騎乗。このコンビの方が過去よく逃げており、大舞台で腹を括ったハナ主張に出る可能性は十分

 逃〇 ナチュラルライズ 横山武 13番     ◆逃げ自信度 C

逃げ馬ランキング・ダ中長距離12位。前走東京大賞典ではナルカミと熾烈なハナ争いを演じ共倒れになった。芝スタートはデビュー2戦目カトレア賞以来。その時は出遅れてかかって追走し、直線で外からすぐに先頭に立って勝利している

前進気勢が強すぎる面があり、距離短縮はプラスに作用しそう。前に馬を置いてレースをしたい

 ※レース前記事「筆者の購入馬券

 ナチュラルライズ<先> ※結果7着 

確固たる逃げ馬はいないが、番手が理想の馬がペプチドナイルダブルハートボンドロードクロンヌで、かかって前に行きそうな馬がナチュラルライズシックスペンス。この5頭が前に押し寄せるとすると《Hペース》になる

この先行馬の中で最も折り合いに難のあるナチュラルライズはHペースが好都合。気分良く走れれば最高のパフォーマンスが期待できる

 

 

 

『小倉大賞典』ケイアイセナ

◆逃げ馬 ケイアイセナ (2着) ◆前3F 35.4

◇勝ち馬 タガノデュード【追】 ◇勝ち時計 1:45.2(良

小倉大賞典2026年のラップタイム表

 逃げ馬展開  ケイアイセナが激しく押してハナ。道中最大7馬身差をつける逃げ。3コーナーで2馬身差に縮まるも、その差をキープしたまま直線で押し切り態勢に。しかしゴール直前にタガノデュードにかわされ2着

 ▼逃げ馬短評▼ 

 ケイアイセナ

ほとんどラップを緩めず単騎の大逃げを作り、後続が追い上げてきた1000~1400m区間で加速。横に並ばせず後続の脚を削る形に持ち込み好走

 逃げ馬ランキング変動:芝中長距離【7位】ランクキープ 

マークされる1番人気という立場でも大逃げを決めて、レースをコントロールした能力の高さは高評価。番手も走れるがやはり逃げた時のパフォーマンスの方が上で、今後も積極的に前を取りに行くだろう

 

――――――――――――――――――――――――――――――――

 ※レース前記事「逃げ馬予想」

 逃◎ ケイアイセナ 藤岡佑 10番     ◆逃げ自信度 B

逃げ馬ランキング芝中距離7位。前走は1番枠スタートで抑え気味の出脚で番手に収まると、道中で内に閉じ込められて惨敗

今回は乗り替わって藤岡騎手と2度目のコンビ。前走の二の舞は避けたいところで、積極的に押していくと予想される。このメンバーであればハナに立てるだろう

 ※レース前記事「筆者の購入馬券

 ケイアイセナ<逃> ※結果2着 

脚質の分布がはバラけていて、上位人気も割れている混戦。騎手も逃げタイプがおらず《S~Mペース》になりそう

ケイアイセナは先手を取りやすい分有利。気分逃げられば、ここでも十分に通用する

 

 

 

『ダイヤモンドS』ファウストラーゼン

◆逃げ馬 ファウストラーゼン (15着) ◆前3F 37.0

◇勝ち馬 スティンガーグラス【先】 ◇勝ち時計 3:32.0(良

ダイヤモンドステークス2026年のラップタイム表

 逃げ馬展開  発馬はイマイチだったが、ファウストラーゼンが押して加速しハナを奪取。道中は2馬身差の逃げ。2周目向こう正面でスティンガーグラスが後方から進出し、前で並びかけてペースアップ。ファウストラーゼンは残り600mで競り落とされてしまい、大きくバテて後方に沈んだ

 ▼逃げ馬短評▼ 

 ファウストラーゼン

3歳春には、後方から捲って早め先頭での押し切りを得意としていた。その形を意識して今回は最初から前へ出たが、大きくバテて大敗

 逃げ馬ランキング変動:ランキング入りは見送り 

今回の内容を見る限り、今後は無理にハナを主張しないと考えられる

 

――――――――――――――――――――――――――――――――

 ※レース前記事「逃げ馬予想」

 逃◎ ミクソロジー 菅原明 4番     ◆逃げ自信度 C

前走万葉Sでは初逃げをして4着と善戦。他にハナに自信のある馬は見当たらない。この馬が流れの中でハナに立つと予想される

 逃〇 トータルクラリティ 原 3番     ◆逃げ自信度 C

去勢明け初戦の4歳馬。ここはゆったり出して、レースの流れに乗る事を優先させるはず。しかしこの馬はこれまで、1600mまでしか走ったことがない。途中で抑えが効かなくなった場合、暴走気味に先頭を走る可能性はある

 ※レース前記事「筆者の購入馬券

 ホーエリート<先> ※結果5着 

長距離の先行に自信のある馬が多く、その中でも人気馬ホーエリートが早めに動きそう。超長距離だけに中盤までは速いラップにはならないだろうが、終盤戦は早めスパート合戦になるだろう

自信を持って動けて、終盤戦をコントロールできるホーエリートが有利と考える

 

 

 

『阪急杯』アサカラキング

◆逃げ馬 アサカラキング (5着) ◆前3F 33.1

◇勝ち馬 ソンシ【先】 ◇勝ち時計 1:18.9(良

阪急杯2026年のラップタイム表

 逃げ馬展開  アサカラキングが押してハナに立ち、1馬身差の逃げ。残り220mで勝ち馬に交わされ、そのまま突き放されたが、大きくバテずに5着に入った

 ▼逃げ馬短評▼ 

 アサカラキング

自己ベストに近いテンの加速でハナを奪取。4角で早めに並ばれる苦しい展開でも5着に残ったのは立派

 逃げ馬ランキング変動:芝短距離【12位】をキープ 

逃げライバルが多かったが、ランキング上位の貫禄で逃げを達成。ブリンカー着用2度目で結果が出て、次も積極策をするだろう

 メイショウチタン

外枠で好スタートを決めるも内を何度も確認し、中団まで下げた。直線に向いて伸びず13着でゴール

 逃げ馬ランキング変動:芝短距離【17位】をキープ 

外枠ということもあり、最初から控える意図だったか。結果、期待した伸びは見られず失敗。今後また逃げるかどうか、動向に注目したい

 スリールミニョン

3番枠スタートで大きく出遅れて最後方。かかり気味に追走し、直線で外目にまわすも前に出られず16着

 逃げ馬ランキング変動:芝短距離【18位】をキープ 

今回は度外視可能だが、スタートの信頼度は下がった

 

――――――――――――――――――――――――――――――――

 ※レース前記事「逃げ馬予想」

 逃◎ アサカラキング 北村友 7番     ◆逃げ自信度 C

逃げ馬ランキング・芝短距離12位。前走タンザナイトSでは初ブリンカーで臨むも発馬で前に入られ惨敗。今回もブリンカーは継続で、何が何でも前に行きたいところ

 逃〇 メイショウチタン 松山 16番     ◆逃げ自信度 C

逃げ馬ランキング・芝短距離17位。3走連続で逃げ継続中も、今回は距離短縮で、外枠に加えて鞍上が乗り替わり。無理してハナは取りに行けない状況

 逃▲ スリールミニョン 永島 3番     ◆逃げ自信度 C

逃げ馬ランキング・芝短距離18位。内枠に入り押しまくると考えられる、しかし序盤の持ち時計では劣っているため、前に出られるかは疑問

 逃△ ディアナザール 団野 8番     ◆逃げ自信度 C

5戦4勝、近走は2連続で逃げ切り勝ち。序盤の持ち時計がもの足りず、人気を集める存在。無理してハナは狙わないだろう

 ※レース前記事「筆者の購入馬券

 カンチェンジュンガ<追> 

逃げ候補が4頭と多い。その中で抜けた馬がおらず競るかたちが考えられ《Hペース》になると予想

狙うは「1200mでも通用する速さのある追込馬」だ。該当する馬のはカンチェンジュンガ。1200m戦の実績はセントウルSの勝利で証明済み、この距離でも前崩れの展開になれば出番だ

現状G1では通用していないが、G2以下であればキッチリ力を発揮している。昨年の同レース勝ち馬である点も心強い実績

 

 

 

『京都記念』バビット

◆逃げ馬 バビット (12着) ◆前3F 37.7

◇勝ち馬 ジューンテイク【先】 ◇勝ち時計 2:12.7(良

京都記念2026年のラップタイム表

 逃げ馬展開  バビットが好スタートから押してハナ。かかったジューンテイクが近付いてきたため、800m地点で加速しハナを譲らず。その後も半馬身並んだまま進行し、最終コーナー出口でかわされると直線で失速し後退

 ▼逃げ馬短評▼ 

 バビット

序盤でスロー展開を作れたが、3F目13.2秒と緩め過ぎたことでジューンテイクの上昇を誘発してしまった。緩急の激しいラップになり、スタミナを消耗したのが大きな敗因。しかし、似た位置取りで走ったジューンテイクはそのまま勝ったため、バビットの力不足が浮き彫りになってしまった

 逃げ馬ランキング変動:芝中長距離【2位】をキープ 

自分のやるべきことをやっての力負けでの敗戦。今回がラストランと報じられており、悔いのないレースができたといえそうだ

 

――――――――――――――――――――――――――――――――

 ※レース前記事「逃げ馬予想」

 逃◎ バビット 高杉 5番     ◆逃げ自信度 B

逃げ馬ランキング芝中長距離2位。前走福島記念は8ヶ月の休養明けで、馬体重を10kg減らしての出走。元気なダッシュでハナ取るも12着に敗れた。しかし道中で12.9秒のラップを刻み、しっかりスローに落とせた事は、休み明け初戦としては及第点の内容

9歳となった今、戦法に大きな変更はないはず。鞍上高杉は3走前に乗っていることもあり、躊躇なく前を狙うと考えられる

 逃▲ エコロディノス 池添 4番     ◆逃げ自信度 C

条件戦でMペースの逃げ切りを2度経験している。さらに4番枠でバビットの内に入り、逃げの可能性が浮上

ただ7戦4勝と底を見せていない戦績で、今回の本命馬エリキングとは同期。ここでは真っ向勝負を挑みたいはず。バビットとやり合う博打は打たないだろう。まずは番手以下に控える方針で動くと予想される

 ※レース前記事「筆者の購入馬券

 バビット<逃> ※結果12着 

バビットがハナを主張、リビアングラスは番手で折り合う。エコロディノスは、明け4歳と若いためかかる可能性があるが、まずは折り合いを重視して運ぶだろう。菊花賞2着のエリキングはいつも通りの後方待機。9カ月半ぶりのヘデントールも復帰戦は折り合い重視で前には行かないはず。他の後方勢も、この2頭が動くまでは仕掛けないと見て《Sペース》になると予想

最も展開が向くのは一番前を走るバビット。上位馬と比べると力不足感は否めないが、京都記念に関して言えば2024年3着2025年4着と相性が良い。体調と展開が噛み合えば、馬券圏内へ食い込める舞台だ

 

 

 

『東京新聞杯』メイショウチタン

◆逃げ馬 メイショウチタン (14着) ◆前3F 34.7

◇勝ち馬 トロヴァトーレ【差】 ◇勝ち時計 1:32.2(良

東京新聞杯2026年のラップタイム表

 逃げ馬展開  エンペラーズソードが出脚で半馬身出たが、外からメイショウチタンが押し続けて200m地点でハナに立った。道中3馬身差で逃げ、直線残り250mで捕まると馬群に沈んだ

 ▼逃げ馬短評▼ 

 メイショウチタン

ややハナに立つまでに手間取り、かかった状態での逃げになってしまった。その分のスタミナのロスが大きな敗因だろう。その割に勝ち馬とは0.8秒差と大負けしておらず、展開ひとつでまだまだやれる力は見せた

 逃げ馬ランキング変動:芝短距離【17位】に再ランクイン 

マイル重賞を逃げて芝・短距離ランキングに再びランク入り。長期休養リフレッシュの効果もあってか9歳でもいまだに血気盛んなパドックで、道中の行きっぷりも良い。スタートダッシュさえ決まればチャンスはある。まだ見限れない

 

――――――――――――――――――――――――――――――――

 ※レース前記事「逃げ馬予想」

 逃◎ メイショウチタン 吉田豊 13番     ◆逃げ自信度 B

前走は6ヵ月の休み明けでオーロCに出走。押して3馬身の逃げをするも残400mでつかまり16着

他の出走馬にハナへ強くこだわるタイプは少なく、外枠スタートでも主導権を握れる可能性は高い

 逃〇 エンペラーズソード 原 10番     ◆逃げ自信度 C

前走で3勝Cを逃げて勝ち上がり、ここが初OP挑戦。これまで番手競馬で安定して力を発揮してきた馬で、鞍上の原騎手はテン乗りでもあり、無理にハナを主張する競馬は考えにくい

 ※レース前記事「筆者の購入馬券

 メイショウチタン<逃> 結果14着 

今回は人気馬を中心に差しタイプが多く、先行勢も本質的には中距離向きの馬が揃ったメンバー構成。ハナ争いはメイショウチタンエンペラーズソードの2頭で、うまく折り合えば「Sペース」になると予想

メイショウチタンは前走、序盤で押して前に出たことと、ブリンカー着用の効果が出過ぎたことが影響して、道中息を入れず一本調子で走る形になり、最後は完全に脚が上がってしまった。しかし今回は、すんなりハナに立てる可能性が高く、加えてブリンカーも外し、道中はリラックスして走れそう

近走の実績は振るわないが、昨年の同レースでは最低人気で3着に入る激走を見せている。今年も再びノーマークとなりそうで、逃げやすい状況。昨年以上の走りに期待したい

 

 

 

『根岸S』ウェイワードアクト

◆逃げ馬 ウェイワードアクト (7着) ◆前3F 35.5

◇勝ち馬 ロードフォンス【差】 ◇勝ち時計 1:23.3(良

 逃げ馬展開  様子見の序盤になり1番枠のウェイワードアクトが先手を取った。道中は半馬身差の中で、先頭付近に4頭が横並びになる展開。直線で1馬身半離したが、残り150mで後続馬につかまった

 ▼逃げ馬短評▼ 

 ウェイワードアクト

発馬はイマイチだったが、囲まれるのを嫌って前に出た結果、ハナに押し出される形になった。本来は番手策が理想のタイプで、今回は内枠が仇になった印象だ

 逃げ馬ランキング変動:ランキング入り見送り 

次走、よほどの内枠やメンバー構成にならない限り、積極的にハナを取りに行くことはないだろう

 サントノーレ

外枠スタートで前を狙ったが、内の馬たちには敵わず。結果的に、4頭が横に並んだ隊列の一番外を回る形となり、距離ロスを受け続けた。直線に向くと徐々に位置が下がり最後は10着で入線

外枠の不利があったとはいえ、やはり1400m戦ではダッシュ力不足が出てしまった。今後は短距離を使わないだろう。ただ今回、馬体は+12kgの550kgでの出走。一絞りできれば次走は速さの復活が見込める

 逃げ馬ランキング変動:ダ中長距離【2位 → 2位】

短距離では厳しいが、中距離に戻ればすぐ逃げられると判断

 

――――――――――――――――――――――――――――――――

 ※レース前記事「逃げ馬予想」

 逃◎ ウェイワードアクト 戸崎 1番     ◆逃げ自信度 C

前走霜月Sでは外に速い馬がいたため控えたが、序盤戦の途中まではハナに立つ勢いを見せていた

今回は人気を集める身で1番枠に入った。ブリンカーも着用しており、包まれるのを嫌って序盤から押していくと考えられる。他の出走馬に一気に前に出られる馬は見当たらず、順当に行けばこの馬がハナに立つ可能性が高い

 逃▲ サントノーレ 横山典 15番     ◆逃げ自信度 C

ダ中長・逃げ馬ランキング6位。ここ3戦船橋で逃げているが、大幅距離短縮となる今回は速さ不足の感がある

加えて外枠に入ってしまい、無理に先行して不利を被るのを避け、”出たなり”の競馬になりそうだ

 ※レース前記事「筆者の購入馬券

 チカッパ<差> ※結果8着 

これといった逃げ馬がおらず、序盤はすんなり隊列が決まりそう。しかしウェイワードアクトが前にいるようなら、他の有力馬たちは早めに動き、中盤以降は激戦になると見る。「中間ペースの落ちないM~Hペース」になると予想され、速さに対応できる差しタイプを狙う チカッパは1200mを中心に走っており、速さの対応力は証明済み。それに加えて過去に1400mもこなした実績もある。2年ぶりの東京コースは未知数だが、うまく展開ハマれば一発ある存在だ。前走+14㎏から少しでも絞れていれば、期待はさらに膨らむ

 

 

 

『シルクロードS』フィオライア

◆逃げ馬 フィオライア (1着) ◆前3F 34.5

◇勝ち馬 フィオライア【逃】 ◇勝ち時計 1:08.0(良

 逃げ馬展開  イコサンが出たところをさらに外からフィオライアがかわしてハナ。3、4コーナー中間で並んできたロードフォアエースを競り落として快勝

 ▼逃げ馬短評▼ 

 フィオライア

先行馬ビッグシーザーが出遅れ、逃げ候補イコサンが早めに控えたことで、序盤は極めて遅いラップになり、実質800m走のような展開になった。フィオライアはその“実質800m”を、最前列から44.5秒で走り切った計算になる。3走前の千直戦ルミエールAD(4着)の経験がここで活きたといえる勝利

 逃げ馬ランキング変動:芝短部門【6位 → 6位】

スロー逃げのため、ランキング変動なし。しかし、この逃げ切りで積極策への自信はさらに増したはずだ

 レイピア

このスローラップでも中段に位置取って、最後伸びて2着

 逃げ馬ランキング変動:芝短部門【14位 → ランク外】

当分は控える競馬をしそうで、逃げ馬ランキングから一旦除外する

 

――――――――――――――――――――――――――――――――

 ※レース前記事「逃げ馬予想」

 逃◎ イコサン 斎藤 8番     ◆逃げ自信度 B

これまで千直中心に使われてきた馬が、前走ルミエールADを逃げて勝利。今回が初の重賞挑戦となる

斎藤騎手は継続騎乗のため、前走に似た走りをすると見る。無理に抑えず、この馬本来の速さを発揮すれば、自然とハナに立てそうだ

 逃〇 フィオライア 太宰 14番     ◆逃げ自信度 C

芝短・逃げ馬ランキング6位。前走淀短距離Sは、逃げて6着

逃げ意識の高い馬だが、序盤の持ち時計が抜けて速いわけではない。内に速い馬が入った今回は分が悪そう。また太宰騎手はテン乗りで、無理に押しにくい状況でもある。逃げ候補としては一枚落ちる

 ※レース前記事「筆者の購入馬券

 レイピア<先> ※結果2着 

全体的に控えるタイプが多いレース。イコサンがポンと飛び出せば落ち着いた流れに、並んだハナ争いになった場合も極端に速くはならないと予想。「Mペース」を想定して馬券を検討する

レイピアは前々走みちのくSをハイラップで逃げて勝利し、前走京阪杯では内で揉まれても馬群を縫って上がって4着にきた馬。今回は17番枠に入り、距離ロスはあるもののスムーズな先行策が期待できる。明け4歳の伸び盛り、力を出し切れば十分通用するはずだ

 

 

 

 

▼1月の重賞逃げ馬回顧

『小倉牝馬S』ブラウンラチェット

◆逃げ馬 ブラウンラチェット (13着) ◆前3F 34.9

◇勝ち馬 ジョスラン【差】 ◇勝ち時計 1:58.1(良

小倉牝馬ステークス2026年のラップタイム表

 逃げ馬展開  発馬後は各馬が様子見の状態となり、2番枠ブラウンラチェットが加速を続けてハナを奪取。終始かかり気味の走りで、3/4馬身差を保った逃げとなった。第3コーナーで押してハナを守ったが残り200mで堪えられず。勝ち馬から0.5秒差の13着と着順は振るわなかったが、タイム差自体は大きくなかった

 ▼逃げ馬短評▼ 

 ブラウンラチェット

デビュー7戦目で初の逃げを敢行。しかし2F目にムキになって10.7秒の猛ラップを刻み、道中もかかり気味だったことが最後の失速に響いた。それでも勝馬と0.5秒差は健闘した内容といえる。3カ月の休み明けで+14Kgを考えれば、良い叩きになったか

 逃げ馬ランキング変動:ランキング入りは見送り

次走は無理に逃げは狙わなそう。しかし、前につける競馬は継続しそうで、遅い相手が揃った場合は逃げる可能性がある

 クリスマスパレード

14番枠スタートだったとはいえ、好発を決めてもほとんど前に行く様子なく中団のまま最後16着

 逃げ馬ランキング変動:芝中長部門【9位 → ランク外】

これで5戦連続で逃げず、次走も特に前に行くことはなさそう。一旦、逃げ馬ランキングからは除外する

 

――――――――――――――――――――――――――――――――

 ※レース前記事「逃げ馬予想」

 逃◎ インヴォーグ 松若 7番     ◆逃げ自信度 C

デビューから1600と1800mを多く走り、比較的速い流れの中を先行し続けている3勝Cの馬。ロードカナロア産駒で馬体重500㎏と牝馬としては大型、抑えが効きにくいタイプと考えられる

鞍上の松若騎手はよく逃げるタイプでもあり、ここでは逃げ候補筆頭と予想する

 逃〇 アレナリア 松本 5番     ◆逃げ自信度 C

近走ブリンカーを着けて逃げ始めて好調の3勝Cの馬。ただ経験した逃げラップは37秒1までと遅く、速さ不足の感がある。また前走はかなりキョロキョロと周りを見ながらハナに立ったことから「行きたい馬がいれば番手でも」という方針が垣間見えた

 ※レース前記事「筆者の購入馬券

 ココナッツブラウン<差> ※結果3着 

確固たる逃げ馬はいないが、逃げか番手に付けたい馬がアレナリア、インヴォーグ、タクシンイメル、エリカヴィータ、クリスマスパレード、レディーヴァリューと6頭いる。こうなると番手の取り合いで、序盤から中盤までラップが落ちない「M~Hペース」になると予想。地力が必要になる展開と考えられる

狙うのは差し・追込タイプで、重賞実績や持ち時計があり、欲を言えば小回り実績もある馬。それが今回当てはまるのがココナッツブラウンだ。現在明け6歳馬だが、4歳秋に+38㎏の馬体増をしてさらなる成長を遂げた晩成馬。人気を集めそうだがここは素直に狙う

 

 

 

『プロキオンS』マーブルロック

◆逃げ馬 マーブルロック (11着) ◆前3F 36.1

◇勝ち馬 ロードクロンヌ【先】 ◇勝ち時計 1:51.0(良

 逃げ馬展開  3番枠スタートのマーブルロックが激しく押して内を死守し、ハナを獲得。道中は1馬身差をつける逃げ。残り300mでかわされると失速し馬群に沈んだ

 ▼逃げ馬短評▼ 

 マーブルロック

1F目と2F目は自身の序盤ベストラップと同値。ギリギリの速さでハナを死守した。
その後は、結果的に上位入着馬が2番手~4番手に収まる緩い流れを作り、トータルでのラップ調整自体は成功している。ただし、逃げたマーブルロックだけは序盤の無理が響き、最後の直線で大失速してしまった

今回は過去最高馬体重の530kgでの出走だった。次走でもうひと絞りできる伸びしろがあり、楽逃げの形に持ち込めればまだチャンスはある

 逃げ馬ランキング変動:ダ中長部門【6位 → 5位】

シゲルショウグンとの直接対決で逃げ勝ったため

 シゲルショウグン

発馬してすぐ押して前に出ていったが、内外の馬が更に速いのを見て控えて8番手辺りに収まった。直線に向くとまったく伸びず13着

 逃げ馬ランキング変動:ダ中長部門【5位 → 6位】

前々走で上手くいった番手策を続け、マーブルロックにハナを譲った。次走では、多少無理をしてでも前のポジションを取りに行く可能性が高い

 

――――――――――――――――――――――――――――――――

 ※レース前記事「逃げ馬予想」

 逃◎ マーブルロック 酒井 3番     ◆逃げ自信度 B

ダ中長逃げ馬ランキング6位。最近逃げられていなかったが、前走ではタクシンイメルとの2F目10.6秒の攻防を制してハナを獲得。苦しい展開で13着に敗れたが、久々の逃げで一応のリズムは取り戻した

今回は逃げ騎手・酒井学がテン乗り。3番枠に入り、今後につなげていくためにも、連続の逃げを取りに動くと予想される

 逃〇 シゲルショウグン 武豊 12番     ◆逃げ自信度 C

ダ中長逃げ馬ランキング5位。デビューから逃げ続けていたが、前々走にハイペースを3番手に控える競馬で勝利し、前走も控える競馬をした

逃げにくい12番枠に入ったこともあり、今回も無理にハナは狙わないと予想される。ただ鞍上がよく逃げる武豊のテン乗りであるため、ポンとスタート決まった場合は一気に前に出る可能性もある

 ※レース前記事「筆者の購入馬券

 マーブルロック<逃> ※結果13着 

ダート戦にもかかわらず人気馬に差しタイプが多く、うまくいけば前はかなり楽にいける「Sペース」になりそう

上記「逃げ馬予想」からマーブルロックが逃げると仮定。そこで武豊のシゲルショウグンがプレッシャー少なく2番手に付けてくれることに期待

マーブルロックの前走はさすがに厳しい競馬だった。陣営はこれまで逃げられていなかった期間に再三「ハナに行ければ粘りが違う」と発言。今回はマイペースで行ける望みがあり、狙い目

 

 

 

『AJCC』アウスヴァール

◆逃げ馬 アウスヴァール (16着) ◆前3F 35.7

◇勝ち馬 ショウヘイ【差】 ◇勝ち時計 2:10.8(良

 逃げ馬展開  アウスヴァールが発馬から追ってハナへ。外で好発を決めたエヒトが2番手に付けて、2頭で他を離した。道中はアウスヴァール→エヒト→後続という形で、4馬身差+さらに6馬身差の位置関係となる大逃げの展開。アウスヴァールは残り300mでエヒト(結果3着)にかわされると力尽き、最下位に沈んだ

 ▼逃げ馬短評▼ 

 アウスヴァール

本来は差しに回るはずのエヒトが積極策を取ったことでつつかれてしまい、中盤11秒台連発の暴走級のハイラップを刻んで自滅してしまった

もしかしたら、初ブリンカーの効果が想定以上に出過ぎた可能性がある。これは逆にいえば、この前進気勢を制御できれば復活も有り得るということ

古川騎手とは長年コンビを組んでいるため心苦しい面があるのは分かるが、今後も逃げにこだわるのであれば、一度“逃げが得意な騎手”を試してみてほしい

 逃げ馬ランキング変動:芝中長部門【1位 → 1位】

連続の逃げは継続

 

――――――――――――――――――――――――――――――――

 ※レース前記事「逃げ馬予想」

 逃◎ アウスヴァール 古川吉洋 8番     ◆逃げ自信度 A

芝中長逃げ馬ランキング1位。5ヵ月の休養明けでリフレッシュしたことに加え、初ブリンカー着用でより前進気勢が上がっていると予想される。8歳になったが、まだまだ速さは健在だと考え、逃げ筆頭と予想

 ※レース前記事「筆者の購入馬券

 アウスヴァール<逃> ※結果16着 

アウスヴァールが逃げて、ショウヘイが離れた2番手の「Sペース」と予想 アウスヴァールはここ6戦二桁着順でおそらく今回も最低人気。だからこそマイペースで走ることはできそう。同コースで開催のオールカマー2着に入った時は序盤3F36.6秒。今回の軽視具合だともっと遅いラップでハナに立てる可能性があり、展開的には向くだろう。力不足感は否めないが、それでも展開ひとつで一発があっても不思議ではない

 

 

 

『日経新春杯』ファミリータイム

◆逃げ馬 ファミリータイム (2着) ◆前3F 35.9

◇勝ち馬 ゲルチュタール【先】 ◇勝ち時計 2:25.7(良

 逃げ馬展開  発馬後に様子見の膠着状態になりかけてファミリータイムがゆったりハナに立った。道中は3~4馬身差の逃げ。第3コーナーからゲルチュタールが動いて直線で半馬身前に出られたが、ファミリータイムは内で伸び続け、クビ差まで差し返して2着でゴール

 ▼逃げ馬短評▼ 

 ファミリータイム

前に行けば強いことを再確認させる好走を見せた。今回は序盤で他に誰も前に行こうとせず、1F目12.9と遅いラップになったのもラッキーだった

 逃げ馬ランキング変動:ランキング入りは見送り 

これまでの成績を見るに番手が理想。今回は遅いメンバーが揃ったため逃げるカタチになったが、他に逃げたい馬がいればすぐ譲りそう

 

――――――――――――――――――――――――――――――――

 ※レース前記事「逃げ馬予想」

 逃◎ ファミリータイム 松山 7番     ◆逃げ自信度 C

4走前から鞍上が松山騎手に替わると同時に先行策を取るようになり、3戦で2勝クラスからOPクラスへと勝ち上がった。しかし前走の中日新聞杯では周りのペースが速く、6番手を追走する形となり7着に敗れた

“前に行かなかったから負けた”という意識が強そうで、今回は逃げる勢いで序盤から押していくと予想される

 ※レース前記事「筆者の購入馬券

 ファミリータイム<逃> ※結果2着 

ファミリータイム、ヤマニンブークリエ、リビアングラス、ゲルチュタールが逃げ・番手候補。ハナに強くこだわる馬はおらず、スローからミドルペースで推移すると予想する。ただ、人気を集めるゲルチュタールは、早めのスパートでサバイバル戦に持ち込んでくる可能性が高い

最も強い可能性が高いのはゲルチュタールだが、実績以上に人気を集めそう。であれば、それより前で競馬ができそうな点と、上がりタイムで勝っている点に注目し、ファミリータイムを狙いたい

 

 

 

『中山金杯』ピースワンデュック

◆逃げ馬 ピースワンデュック (5着) ◆前3F 36.1

◇勝ち馬 カラマディアノス【先】 ◇勝ち時計 2:00.3(良

 逃げ馬展開  最内ケイアイセナが出かけたが、抑える素振りを見せたため、ピースワンデュックが最初のコーナーを制しハナに立った。道中1馬身差で逃げ、最終コーナーで3頭が並ぶと競り合いに。残り200mで抜け出しを許したが最後まで堪えて5着

 ▼逃げ馬短評▼ 

 ピースワンデュック

1年2か月ぶりの逃げ。無理ない形でハナに立ち、道中は不安定なラップながらも息を入れられたのが好走の要因か

 逃げ馬ランキング変動:芝中長部門【ランク外 → 6位】

ランキング元6位のケイアイセナからハナを奪った。今後も”逃げられたら逃げる”方針は変わらなそうだが、今回の走りで逃げに自信が付き、より前に行く意識は高まりそう

 ケイアイセナ

序盤、最内スタートで抑え気味の出脚を見せ”あわよくばハナで番手でも可”の動き。結果的に2、3番手に収まったが、外をブロックされ閉じ込められる形になった。終始かかった状態で進行し、3角の勝負所でケイアイセナ自身が加速して突進するのを、騎手がブレーキかけたところで、それ以降全く手応えがなくなり失速。最後12着に沈んだ

”早い流れでこその馬”が浮き彫りになったが、今回のブレーキをかけ続ける形での戦意喪失気味の負け方は、次走の走りに暗雲漂う。今後どうしても2000m以上を走りたいのなら必要な教育だったかもしれないが、これで走る気そのものを削いでしまっていないか心配

 逃げ馬ランキング変動:芝中長部門【6位 → 7位】

次走も同型がいれば控える可能性あり

 

――――――――――――――――――――――――――――――――

 ※レース前記事「逃げ馬予想」

 逃◎ ケイアイセナ 吉田隼 1番     ◆逃げ自信度 B

逃げ馬ランキング・芝中長部門【6位】 前走札幌記念では内隣のホウオウビスケッツを競り落としたが、その直後にアウスヴァールに交わされた。そんな苦しい序盤戦でも2番手で堪え、直線では一旦先頭に立って4着と大健闘

番手でもレース可能だが、今回のメンバーならハナに立った方がリズム良く走れそう。それをするだけの序盤の速さは持っている

自身は1番枠に入り、2番枠・3番枠に人気上位の先行馬に入ったことで、包まれる危険性を避けるため意識的に前に出る必要性も生まれた

 逃▲ ピースワンデュック 柴田善 5番     ◆逃げ自信度 C

三歳春に逃げて2連勝した馬で、昨年の菊花賞逃げ馬でもある。ただ近3戦は番手競馬を続けており、ここでも積極的にハナを取りに行くことはなさそう

加えて柴田善臣騎手は序盤で滅多に押さない”馬任せ派”。ケイアイセナが控えない限り、前に出ることはないだろう

 ※レース前記事「筆者の購入馬券

 ケイアイセナ<逃> ※結果12着 

逃げ候補はケイアイセナ。番手勢はピースワンデュックシリウスコルト、そして人気を集めそうなアンゴラブラックカラフィーネ。枠順がシリウスコルト以外内枠にかたまったのがこのレースのカギになりそう

この構成だと、序盤すんなり隊列が決まってS~Mペースになるものの、中盤以降に人気馬同士が同時に動いて早めスパートが起こり、実力が出るサバイバル戦になると予想される

筆者が思う最も強い馬はケイアイセナ。明け7歳馬ながら、これまで毎年勝利を挙げて成長を続けており、衰えどころか勢いを感じる。前々走巴賞をレコードタイムで勝った実績があり、実力を出し切るサバイバル展開は望むところ

 

 

 

『京都金杯』シンフォーエバー

◆逃げ馬 シンフォーエバー (16着) ◆前3F 35.3

◇勝ち馬 ブエナオンダ【差】 ◇勝ち時計 1:33.7(良

 逃げ馬展開  外枠から出ていったシンフォーエバーがハナ。道中は4馬身差をつける大逃げ。直線に向いて徐々に迫られ、残り200mでかわされると馬群に沈んだ

 ▼逃げ馬短評▼ 

 シンフォーエバー

ハナに立ってから落ち着かせようと試みたが、かかってしまいあまり速度を落とせず。3コーナーの坂の下りで再び加速してしまい、残り200mで脚が上がってしまった

 逃げ馬ランキング変動:芝短部門【17位 → 17位】

離した単騎逃げ態勢を作れただけに、かかったのはもったいなかった。あと少しリラックスして走れるようになりさえすれば、成績は上向きそうなのだが

 

――――――――――――――――――――――――――――――――

 ※レース前記事「逃げ馬予想」

 逃◎ シンフォーエバー 団野 14番     ◆逃げ自信度 B

逃げ馬ランキング・芝短部門【17位】。前走2カ月半の間隔が空き、過去最高体重506kgでまほろばSに出走。序盤で前に出かけたが、外の馬の勢いを見て2番手に控えた。道中はかかり気味の追走、直線を向くと反応せず、最下位15着に沈んだ

今回は逃げ馬ライバルだけでなく番手馬もおらず、マイペースで逃げられそう

 ※レース前記事「筆者の購入馬券

 シンフォーエバー<逃> ※結果16着 

逃げを主張しそうなのはシンフォーエバー1頭のみ。他の馬は控えたい馬ばかりで【Sペース】になると予想

シンフォーエバーは前走逃げられず大敗したが、前々走中京記念ではマイペースで逃げて2着と好走。サウジダービー2着UAEダービー4着とこのメンバーでも十分に通用する実績ある

”右回りの実績がない”という大きな不安材料はあるが、気分よく逃げて力を100%発揮できれば克服可能と考える